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2009/03/22

理想のバイク

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料理の世界でも、舌が肥える為には(美味しい料理を作る為には)、その世界の最高峰を味わう必要があると言う。

そういう意味では、自分はとっても恵まれている。

ウィリーのワンオフパーツをふんだんにテスト出来る機会も多くあったり、アサカワスピードでの経験値も相当なものだ。

なかでも、04年に1年間回ってきた全日本選手権への参戦は一番だったと思う。

ちょうど、R1000を仕上げている最中でもあったので、浅川さんのGSXR600を参考にしながら少しずつ仕上げて行った・・・

一度、600をお借りして乗った事があったんだけど、とにかくフリクションが少ない事に驚いた。

あらゆる可動部が軽く動く。

ホイール、ステアリング、アクセル、リアのリンク回り・・・・

名メカニックが自分の為に、丁寧に仕上げたセッティングだ。

このフィーリングが自分のベンチマークになっている。

そういう意味では、ちょっと辛口になってしまう部分もあるかもしれない。

何もそこまで・・と思うかもしれない。

でも。

ハイエンドの世界と言うのは、本当にスゴイ世界なんです。

その世界も、丁寧な整備とセッティング、工夫さえあれば近づく事が出来る。

そんなに夢物語でも無い。

ただ、地道に仕上げて行けば、いつかは仕上がるものです。

GSFについても、はや6年程いじくってますが、最近ようやく「このレベル」に近づいてきた感じがします。

押しても、取りまわしても軽いバイク。

フリクションの少なさに驚かれるバイク。

乗って、路面のギャップも丁寧にいなしながら走ってくれるバイク・・・・

そういうバイクが理想です。

ASの600に乗った時、余りの乗り易さに「!!」と目からウロコが落ちっぱなしでした。

プロのレーサーはこんなに乗り易いバイクに乗ってるんだ!と驚きました。
スパルタンな印象は全くありません。

どこまでも、奥が深いと言うか、限界が奥にあると言うか・・・

得も知れない深い世界を垣間見た気がしました。

いつか、このレベルに自分のバイクを仕上げたい・・・・

ただ、それだけの気持ちで色々やっています。

最近のR1000レーサーも相当乗り易そうですし、興味ありますね。

ツナギや、装備もそろそろ準備して行こうかと妄想してます。

「軽く感じる」バイクは本当にスゴイですよ!
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コメント

非公開コメント

私、つるりんさんほどの経験はありませんが、遙か遠い昔、某バイクショップでアルバイトをしていたころ、前年WGPでチャンピオンになったフランコウンチーニのRGΓが展示で回ってきました。
まず、取り回し時の異次元の軽さに驚き・・・
深夜、みんなで坂のあるところに持って行って惰性走行?したときのフィーリングは衝撃的でした。
あんなフィーリングに仕上げてみたいと思うのです。

まめしばさん
やはりその世界のトップレベルを知っておくと言うのは本当に重要だと思います。
原体験とも言えるのでしょうね。
いつかは・・と言う目標にもなるので、励みにもなります。