前後バネレートのバランス
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先日、道志往復で一番変化があったのが、35号線沿いのマッタリ走るエリアでした。
従来は、気持ち良い回転域・・・と思いほぼ2速を多用してまして、直線が長い区間のみ3速にシフトアップしていたのです。
また、それで十分だし、気持ち良く走れてるな~と満足していたものでした。
しかし、フロントフォークのバネレートを0.80kgのシングルレートにした事で、実は3速ホールドで走れるようになったのです。
これには驚きました。
走ってる間中、接地感が抜けないのです。
今までは、3速だとRの小さいコーナーではちょっとフワ付いてしまい、フロントに若干の不安を感じた為、コーナー進入時にトラクションの掛かり易い2速を常用していたのでした。
ところが、0.80kgのシングルレートスプリングに交換してみると、マッタリ走るRの小さいコーナーでもしっとりと路面を掴んでくれます。
3速のままでクリップを回っても安心していられます。
今回の変更では、荷重の高い部分のトラクションが稼げるだろうと推測していましたが、思わぬ誤算でした。もちろん良い方の誤算なので、歓迎すべき事です。
実は今までは、フロントが動き過ぎるのが不安に思っていて、無意識にトラクションを掛ける為に2速を常用していたのか・・・とその時初めて気が付きました。
フロントがフワ付くと、接地感を感じられないので走っていて不安になりますよね。
同じスピードでも、3速でアクセルを戻す時と、2速でアクセルを戻す時では、当然2速の方がフロントを沈めます。(2速の方が高回転から急激に回転数が減少する為)
そうすると、フォークスプリングのレートの高い部分を活用出来るので、安心出来る訳です。
今まではそれが当たり前だと思っていた訳です。成程~
逆に、リアのバネレートが高ければどうなっただろう・・と思いました。
リアのバネレートが高いと、リアを軸にしてフロントがもっとピョンピョン動いてしまいそうです。
特に2段レートの場合、初期のバネレートが低いので余計その傾向が強まります。
よくリアをアフターサスに交換したら、バネレートが上がってしまい、フロントがフワフワと泳ぎだしてしまう事例は枚挙に暇がありません。
本来はリアのバネレートを下げる事でセッティングを出すべきなのですが、フロントのバネレートで調整するのが今までポピュラーでしたよね。
WPやハイパープロ、オーリンズなどのフォークスプリングは軒並みレートアップのバネレートです。
なので、フロントもリアもフルストロークしていないカスタムバイクが日本中を走り回っている・・・と言った状況になっているようです・・・・
自分もそうだったのですが、学生時代に峠を攻めていたNSRやTZRのレーサーレプリカではかなり乗りこなせていた気がしていたのに、最近乗っているビッグバイクはどうも足回りが固くて合わない気がする・・・
と思っているベテランライダーは相当数いると思います。
最近でも、CB400SFからSSに乗り替えたら、えらい乗り辛いと感じる若いライダーも多いと思います・・・
それって、実は前後のバネレートが揃っていない・・・と言う、実は極めて単純な要素だったりする訳です。
自分が乗っていたTZR250(1KT)なんて、東京~鹿児島間を往復しても全然OKの足回りを持っていました。
長距離走っても疲れないし、乗り心地も良い。
前後のバネレートが適切だった訳です。
昔乗っていたバイクをちょっと思い出してみて下さい。
今よりももっと乗り心地が良くありませんでしたか?
いつの間にか、欧米マーケット重視の逆輸入車が主流になってしまった為に、動かない前後のサスペンションにも気が付かないライダーが大多数を占めてしまったのだろうと考えてます。
ずっとそういうバイクに乗っていると、ストロークしないのが当たり前・・・みたいに慣れてしまってるのだろうか?と思います。
自分もニンジャにオーリンズを装着して以来、それに気が付かずに7年間程乗ってしまいました。
そして、クアンタムに交換した際に、あまりの乗り易さに驚愕を覚えた次第です。
オーリンズのバネレートが高いなんて、誰も教えてくれなかった・・・
この前後のバネレートに対しては、自分のバイクライフを衝撃的に改善させた事件として、自分の記憶にそれは強烈に刻まれています。
なので、えらい長いシリーズになっている訳です。
その辺、お含みおき下さいねw。もう少々お付き合い下さいw。
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従来は、気持ち良い回転域・・・と思いほぼ2速を多用してまして、直線が長い区間のみ3速にシフトアップしていたのです。
また、それで十分だし、気持ち良く走れてるな~と満足していたものでした。
しかし、フロントフォークのバネレートを0.80kgのシングルレートにした事で、実は3速ホールドで走れるようになったのです。
これには驚きました。
走ってる間中、接地感が抜けないのです。
今までは、3速だとRの小さいコーナーではちょっとフワ付いてしまい、フロントに若干の不安を感じた為、コーナー進入時にトラクションの掛かり易い2速を常用していたのでした。
ところが、0.80kgのシングルレートスプリングに交換してみると、マッタリ走るRの小さいコーナーでもしっとりと路面を掴んでくれます。
3速のままでクリップを回っても安心していられます。
今回の変更では、荷重の高い部分のトラクションが稼げるだろうと推測していましたが、思わぬ誤算でした。もちろん良い方の誤算なので、歓迎すべき事です。
実は今までは、フロントが動き過ぎるのが不安に思っていて、無意識にトラクションを掛ける為に2速を常用していたのか・・・とその時初めて気が付きました。
フロントがフワ付くと、接地感を感じられないので走っていて不安になりますよね。
同じスピードでも、3速でアクセルを戻す時と、2速でアクセルを戻す時では、当然2速の方がフロントを沈めます。(2速の方が高回転から急激に回転数が減少する為)
そうすると、フォークスプリングのレートの高い部分を活用出来るので、安心出来る訳です。
今まではそれが当たり前だと思っていた訳です。成程~
逆に、リアのバネレートが高ければどうなっただろう・・と思いました。
リアのバネレートが高いと、リアを軸にしてフロントがもっとピョンピョン動いてしまいそうです。
特に2段レートの場合、初期のバネレートが低いので余計その傾向が強まります。
よくリアをアフターサスに交換したら、バネレートが上がってしまい、フロントがフワフワと泳ぎだしてしまう事例は枚挙に暇がありません。
本来はリアのバネレートを下げる事でセッティングを出すべきなのですが、フロントのバネレートで調整するのが今までポピュラーでしたよね。
WPやハイパープロ、オーリンズなどのフォークスプリングは軒並みレートアップのバネレートです。
なので、フロントもリアもフルストロークしていないカスタムバイクが日本中を走り回っている・・・と言った状況になっているようです・・・・
自分もそうだったのですが、学生時代に峠を攻めていたNSRやTZRのレーサーレプリカではかなり乗りこなせていた気がしていたのに、最近乗っているビッグバイクはどうも足回りが固くて合わない気がする・・・
と思っているベテランライダーは相当数いると思います。
最近でも、CB400SFからSSに乗り替えたら、えらい乗り辛いと感じる若いライダーも多いと思います・・・
それって、実は前後のバネレートが揃っていない・・・と言う、実は極めて単純な要素だったりする訳です。
自分が乗っていたTZR250(1KT)なんて、東京~鹿児島間を往復しても全然OKの足回りを持っていました。
長距離走っても疲れないし、乗り心地も良い。
前後のバネレートが適切だった訳です。
昔乗っていたバイクをちょっと思い出してみて下さい。
今よりももっと乗り心地が良くありませんでしたか?
いつの間にか、欧米マーケット重視の逆輸入車が主流になってしまった為に、動かない前後のサスペンションにも気が付かないライダーが大多数を占めてしまったのだろうと考えてます。
ずっとそういうバイクに乗っていると、ストロークしないのが当たり前・・・みたいに慣れてしまってるのだろうか?と思います。
自分もニンジャにオーリンズを装着して以来、それに気が付かずに7年間程乗ってしまいました。
そして、クアンタムに交換した際に、あまりの乗り易さに驚愕を覚えた次第です。
オーリンズのバネレートが高いなんて、誰も教えてくれなかった・・・
この前後のバネレートに対しては、自分のバイクライフを衝撃的に改善させた事件として、自分の記憶にそれは強烈に刻まれています。
なので、えらい長いシリーズになっている訳です。
その辺、お含みおき下さいねw。もう少々お付き合い下さいw。
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コメント
フロントがとてもよく動くのでタイトなコーナーでスキーの小回りのような
膝でリズムをとるような感じで走れた記憶があります。
大型にシフトしてからはあの楽しさは失せましたね~
ドカであの走りが再現できるかは?ですがリアも弱めた設定を試したいですね♪
2009-03-12 18:15 かねやん URL 編集
人気のセッティング項目であるキャブですが、多少合っていなくても右手で誤魔化すことができます。
しかし、バネレートが合っていないサスなんて、どうしようもありません。
いつも友人などには話すのですが、バネレートが合っていない20万円のオーリンズよりも、ダンパーの抜け切ったノーマルサスの方がずっとマシだってね!!
ところで、某変態掲示板で盛り上がっている4月11日の変態集会ですが、ご都合がよろしければ関東代表の変態としてご一緒にいかがですか?
2009-03-12 20:45 まめしば URL 編集
いつも興味心身で読ませて頂いております。
福島県のGSF乗りです。
SSの足は硬い、ストロークを多く使えた方が乗りやすいと
常々思ってました。
自分は、リアの車高による変化(スイングアームの垂れ角によるアンチスクワット、前後重量配分、キャスター、トレール)など、つるりんさんとは、また違ったアプローチで気持ち良くGSFを走らすように考えていました。
が・・・、
去年の夏~暮れにかけて、かなり使用変更したんですよ。
Rサスは、豆にチェックしてたんですが、プリしか調整出来ない
Fサスはすっかり見落としてました・・・。
そう言えば!と思い乗車1Gを計ったら40mm・・・汗
フロントカウル付けて、R車高上げたらそりゃなりますよ・・・。
と言う事で、自分は、スペアのFフォークスプリングを利用して
ピッチが細かい方6巻き半カットで1.00キロのバネを試して見たい
と思っています。
因みに、Rサスは、FGで8.5キロです。
初書き込みで、長文失礼いたしました。
今後とも宜しくお願いします。
2009-03-12 21:48 ikko URL 編集
250とか400付近の足の動きやすさって魅力ですよね。
自分はGSFでそれを実現出来ないだろうか・・と思っています。
サスで言うと、走行5,000kmで買って、30,000km位乗ったTZR250が一番でした。あのイメージがずっと頭に残ってます。
進入ですっとフロントが沈んで、アクセルオンでリアにトラクションが掛かって行く・・ヤマハハンドリングの真骨頂でしたね~
748のリア、市村バネさん辺りで6.5kg位にされると、SVのイメージが復活するかも知れませんよ??
2009-03-13 08:12 つるりん URL 編集
本当にそう思います。
今回バネレートを少しだけ変更してみて、改めてバネが路面を押す力が大切だと感じました。
これは減衰ではなし得ない部分ですよね。
交換当初は、別に・・といった感じでしたが峠では完全に脱帽状態でした。
超お気に入りですw。
4月11日の京都ですよね!
いや、非常に興味はあるのですが、予定が付くかどうか未定でございます。
実は車検も控えておりまして、タイミング的に微妙なのです。
もしかしたら直前にお声掛けさせて頂くかも知れません。
その切は改めてご連絡させて頂きます。よろしくお願いいたします。
2009-03-13 08:18 つるりん URL 編集
コメントありがとうございます!
以前、純正キャブセッティングを調べていて拝見させて頂いた事がありました。
今後もよろしくお願いします。
自分はGSXR1000K2で筑波を走っていたのですが、師匠のセッティングがかなりハイペース(1秒台)を想定しており、カナリ大変でした。
結局3秒台どまりだったのですが、出来れば若干レートを落として走っていれば、2秒台イケたかな~と今頃考えてます。
フロントのバネは、ヤマハ系流用が効く事が確認出来ましたので、機会ありましたら是非お試しください。純正はお買い得ですw
ジムカーナとか、エクストリーム系のライディングなら1.0kgでも全然いけると思います。
サーキットでも、筑波セッティングなら1.0kg位かな~とも思ってます。
突っ込むコースだとフロントのしっかり感は大切ですよね。
0.90kgもXJR用であるようですので、いろいろ選べそうです。
最近GSFでもサーキット走ってみたくなっております・・
2009-03-13 08:36 つるりん URL 編集
2009-03-13 10:53 まめしば URL 編集
ここの人たちはみなさん濃いです(笑)
6.5のバネ…面白そうです、やっちゃおうかな♪
2009-03-13 17:24 かねやん URL 編集
お誘い有難うございます。
何とか調整してみます。
2009-03-13 18:12 つるりん URL 編集
単価も10,000円しないようですし是非。
塗装は液体ゴムのコーティングや、熱収縮チューブと言う手もありますので、コスト面もお得だと思います。
ザックスのスプリング径が判明すれば、市販のバネでもOKかも知れません。
大体10,000円前後で販売されています。
2009-03-13 18:13 つるりん URL 編集