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2009/03/11

ダブルレートとシングルレート

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すっかりバネレートネタに占拠されている我がブログ。
まだまだ行きますよ~

さて、フォークスプリングの違いを味わう事が出来、改めてサスペンションへの理解が深まりました。

一体、市場に出回っているバイクはどのようなセッティングなのでしょうか・・・流用の可能性も含めて大変興味あります。
リアサスとは違い、リンク比に左右されないので、より明快にメーカーの意図を理解する事が出来るからですね。

のぐりんさんから頂いたバネレートのデータです。

'04 XJR1300 k=0.8kgf/mm・・・・つるりん使用中
'07 XJR1300 k=0.9kgf/mm・・・・バイカーズステーションにて指摘されたので変更したのであろうか?
'09 XJR1300 恐らく'04と'07の中間ぐらいの硬さかと(現在調査中)

各々FZ6、FZS1000に比べて倍の値段なので材料・処理が違う感じも受けます・・との事です。

FZ6 k1=0.75kgf/mm k2=1.2kgf/mm
FZS1000 k1=0.83kgf/mm k2=1.2kgf/mm

FZシリーズもダブルレートなのですが、レート後半は1.2kgなのですね。
成程、欧州のツアラーはレート後半はかなりしっかりとした荷重を受け止めるセッティングになっているようです。
(ちなみにGSF純正は0.76kg~1.00kgのダブルレート)

昨今のSSはほとんど0.90kg前後のシングルレートである事を考えると、やはり欧州市場メインのバイクほど、ダブルレート、しかもレート後半の立ち上がりがきつい設定になっているようですね。

これは、恐らくハイパープロやWPのプログレッシブスプリングの性格と同じ印象を持ちました。

やはりタンデム、高速連続走行、急激なリアへの荷重(高速でのバンプ対策)等を総合的に考えて、バリアブルレートに仕上げているのでしょう。

ハイパープロも一時期検討しましたが、やはりレートの立ち上がりはツアラーに向いている気がします。
スポーツライディングにはやはりシングルレートか・・・
オーリンズのシングルレートもレートが低めであれば非常にお勧めなのですが、ラインナップを見ているとサーキット向けのようなレートの高いスプリングが並んでいます。
これも、速度域の高い、体重の重い欧米人用のセッティングなのでしょうね。

まあ、当たり前ですね。メーカーとしてのオーリンズが悪い訳では無く、あくまでも彼らのメインマーケット向けの製品なのですから、レートが平均的日本人に合わなくてある意味当然だと言えます。
(何ら明確な説明が無い代理店には責任があると思いますが・・)

ダブルレート、シングルレート、どちらが優劣があると言う事は無く、あくまでも仕様環境に応じた使い分けがベストだと言う事ですね。

自分なら、ツアラーにはハイパープロのコンスタントレートのスプリングを勧めたいと思います。やはり乗り心地を重視すれば、低荷重でのレートの低さは乗り心地を快適にしますので。
でも、峠を攻めたり、サーキット走行には向かないレートの立ち上がり方だと思います。

これもまた、適材適所だと言う事ですね。

GSFのスプリング径がヤマハスポーツツアラー系やXJRと共通だと言う事は、かなりの流用が効きそうですね。
0.90kgだとサーキット向けだと思います。これも将来は・・・

GSFならフロント0.90kgだとリアも9.0kg前後がバランス取れそうです。

あくまでも、バネレートも前後のバランスが肝心です。

どちらか高くても、低くても絶対にバランスが取れません。

前後のバネレートのバランスが全てです。
自分は、別に低いバネレートを推奨している訳でもありません。
あくまでも、走る環境、体重、想定スピードに合ったセッティングをしましょう・・と言う事なのです。

その内に、前後お勧めバネレートセットとかを記事にしたいと思います。

しかし、バネは奥が深いですね。

まだまだ、探求は続きそうです・・・・
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コメント

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Φ43は遊べますね♪
XJRやFZSなんかはGSFと車重もそう違わないので結構遊べるのではないでしょうか。恐らくアフターマーケットの外製ものは製品が優秀なのだと思いますが値段がかなり高いのでレートを試してみるなら是非YAMAHA純正をお使いください(笑)。1/3位の値段で済みます。今年中か来年初頭にはFZSのスプリングがオークションにお目見えするかもしれません(笑)。

XJR系とFZ系との値段差で処理のことが出ましたが…ちょっと脇道に逸れて情報をば…某味噌カツ丼がうまいところにある○HKに知り合いがいるのですがバネ製造最終段階でわざと鋼球を打ちつけ表面を梨地に加工しているようです。というのもこの世の材料全ての表面に応力が存在しておりそれを内側に追い込むことでバネとしてへたり難くするのが目的のよう…。最近ショップ等で鏡面仕上げをわざわざするところがありますが理解が出来ないとのことです。摺動抵抗にしても鏡面仕上げにすれば接触面積は増えるはず&油の保持のバランスで意味があるのか…と、ちょっと頭をひねってました。それともとんでもなく表面を平滑にして秘密の熱処理をかけるとメーカーですら知らない何かが起こっているのでしょうか?案外ヨーロッパ製のスプリングは製造コストがかかっているのかもしれません。

のぐりんさん
応力分散ですか!
成程。
たしかに梨地加工をしている金属部品、結構多いですね。
ショットピーニングですね。
http://www.accurate.jp/technology/sp43.pdf
たしか、銃器類でもかなりやってる様な記憶があります。
金属の加工は奥が深いですね~
鍛造とかもえらい奥が深い世界の様ですしね!

ええ…それで磨いてしまいますと表面に…。ネジ一本でも純正品は偉大です。

のぐりんさん
確かに純正部品はよく練られていますよね。
工業製品として、当たり前のことをちゃんとしている。
もっと評価されてしかるべきでしょうね。