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2009/02/28

KTMの体重別スプリングの設定

1190_rc8_r_big.jpg
やはり気になっているKTMのロードモデル。
以前、スーパーデュークに逝きそうになりましたが、踏み止まりましたw。

RC8も引き続きツボに入るバイクです。
RC8Rになって、よりヨサゲなバイクに進化しているようです。
草レース出るなら、これが良いな~

このフレームワーク、何とも言えず好きなんですね。
KTM、エンジンも良いと思いますが、何と言ってもコンセプトが好きです。

実は、サススプリングを体重別に用意されているショップがありました。

KTMディーラーのインパラさんでは、3種類の体重を設定して、前後のバネを用意されているようです。

KTMの純正仕様では、体重75kg~85kgのライダーを前提にしているそうです。

なので、日本だと合わない人が多過ぎる。

インパラさんでは、55kg~65kg、65kg~75kgとあと2種類の前後バネを設定して、交換して頂けるそうです。

ウェブサイトには、標準仕様のバネだと1Gが取れないので、高速時の安定性が保証出来ないとの記載もありました。
素晴らしい、ちゃんと固いバネのリスクを開示されている!

日本メーカーはここまでやっているでしょうか?
ハヤブサとか、R1000とか、足回りの固いバイクは沢山ありますが、これほどの情報開示は見た事がありません。

そうそう、このサービスですよ!

やはり、ゲルマンやアングロサクソンの巨体を支えるサスと、アジア人を支えるサスは違っていて当たり前。

それを日本仕様にすればいいだけの話だと思うのです。

これ、日本メーカーにもやって欲しい。

ハヤブサの国内仕様スプリングセットとか、体重軽いライダー用のセットとか出して本来当たり前だと思うのです。

ダエグが評判良いのは、ある意味当たり前であるバネレートを日本仕様にしただけに過ぎません。だから足回りが良くなっていると評判なんです。

自転車なんか、体格別にフレームまでサイズ分けしているのですから、言わんやバイクをや。

送り手の意思を感じる、非常に素晴らしい情報を発見して嬉しくなっている所です。

バイク屋さんでも、体重別サスキットとかを売り出せば、評判になると思います。

スポーツサスとか、オーダーメイドばかりでは無くて、本来のチューニング(調律)とは、ライダーに合わせたバイクを仕上げる事のはず。

レース屋さんには無い視点なのかも知れないですね。

バイクは速く走るだけの為のものでも無く、ライダーに合わせて仕上げるべきものだと思うんです。

これ、相当な基本的な事だと思います。

日本メーカーを扱ってるバイク屋さんとか、ドカ屋さんとかは、インパラさんの爪の垢でも煎じて飲んで欲しいと思います。

知らないのはライダーばかりなり・・・って事が多過ぎると思います!

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コメント

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某雑誌でサスのセッティング講座関連のアーティクルがありますが、連載スタートした当初は国内モデルで「~85kg位までなら65kgと同じセッティングでいけるのかもしれない」とか書かれていました。「まさか~と」か思いながらも「自分の感覚・スキルが絶対的に足りてない…」と…一時期はバイクを降りることまで考えていたこともあります。が、最近は海外モデルとかの調整で「85kg位を基準にしてるので足が動かず分かりづらい」と……。

とはいえ、調整機構自体が当たり前のように普及したのもこの10年…。バネも15年前と比較にならないほど各種レートが手に入りやすい環境になっていることもあるかと思います。

ただ、取説レベルでも最低限バネレートやら基準体重の開示位はして欲しいですね。

私も同感です。
体重が軽いユーザーも重いユーザーもいるわけですから、マニュアルで設定基準と方法を示すべきですね。
ディーラーからメーカーに、体重別設定の情報入手できるか聞いてもらいます。

すばらしい!

用意されているバネがそのまますべての人にどんぴしゃって訳にも
いかないかもしれないけど、まったく検討違いでもないでしょうから、
その後の走り方の違いでのリセッティングがずいぶん楽になりそうですね。
可能であれば自分の乗っているバイクの開発テストライダーの本音を
聞いてみたいもんです。どっかで間違って友達になれたらいいのに(^^)

のぐりんさん
雑誌だとメーカーやサスの代理店某○ボカロとかに遠慮してるのだろうと思いますし、主観的な表現が多過ぎますよね。
体重や身長も明記しないで、イニシャル量や戻し、縮み減衰のノッチ数だけを書いても意味は無いと思います。
広告収入が出版業界の生命線である以上、メディアの限界も理解しておかねばなりません。
そのうえでユーザーは必要な情報を得る為に努力する・・のが限界なのでしょう。
書き手にもレベルの差があり過ぎたりして、一体誰の書いている記事を信じたら良いのか・・と思う事も多いですよね。
客観的な記事が書かれる事を期待しています・・・

サンダーヒロさん
ビューエル等にはマニュアルに記載があるようです。
アメリカ人らしく、幅が体重100kgとか120kgクラスまであるようですがw
逆に50kg未満の数値とか無いんですよ。
ビューエルには日本人の小柄な女性とかは合わないと言う事なのでしょうか・・・
スズキの逆車を扱ってるディーラーがどこまで把握してるか興味あります。
こんなもんですよ・・と言う回答では無い事を祈っております・・

KATUさん
メーカーのテストライダーは良く分かってるはずです。
輸出仕様のバイクでは固いと言う事を・・・
ダエグの開発で、開発の方々が偉い日本国内専用で作りこめたと言う表現を多用されてました。
それだけ、今までのビッグバイクでは日本人を軽視せざるを得なかった訳です。
その制約が無いダエグは素晴らしい挙動を示すと思います。
試乗して見たいですね~
バンディットもリアのスプリングレート等の再検討でずいぶん変わるかも知れません。
油冷最終型や、水冷バンはリアのリンク周りとか変更されてるんでしょうかね?
興味アリです。

体重設定

体重設定はスプリングの基本ですね バンデットはどうも ヨーロッパでよく売れてるらしく あちらの方のしかも2人乗りに基準を合わせている感じです スプリングを変える方向ですが 現在付いているスプリングのデータを取るのにショップに持ち込んでばらしてもらう必要があるので 二の足を踏んでいます

クマガスさん
恐らくリアは固めだと思います。
フロントは現状でもOKかな?と言うレベルかと・・
リンクが変わっていないのであれば、通常だと8.0kgから8.5kg、飛ばす人で0.9kgが無難なラインではと思います。
現状付いているスプリング、純正で13kgなのでしょうか?
ちょっと興味ありますね~

体重別設定の情報入手の件
08隼のリアのイニシャルプリロードセッティングに関して、ディーラーからスズキに確認してもらったコメントは、
体重別セッティングをするための基準となる情報はないとの事でした。
そして、標準体重55kgの人が、二人乗りを想定しているとの回答でした。
耳を疑い、聞きなおしました。

参考になればと思いましたが、余り役には立ちませんでした。

サンダーヒロさん
成程、まあ想定通りと言うか・・・ですねw
メーカーはPL法の縛りが非常に強く、余り思い切った事が出来ないのもあるのだろうと思います。
やはりユーザー側で対応するしか無いのでしょうね・・
しかも日本人男性の平均体重は65kg前後ですし・・
55kgと言う基準は適当に答えてるんでは無いでしょうか?
極めて根拠が不透明ですよね・・
ディーラーも、メーカー営業も苦しい回答・・と言った所でしょうか・・
残念ですね。

55kgは車検で規定されている搭乗者の体重と一致しているのでがっかりした次第です。
その根拠は知りませんが、察するに立法当時の日本人標準体重でしょうか。

サンダーヒロさん
成程、車検証の搭乗者重量がベース・・ってまさにお役所的対応ですねw

立法当時の日本人平均体重、確かに55kg程度かも。
しかし、開発サイドと販売、マネジメントサイドの意思の疎通がキチンと管理されているのか極めて疑問ですね。

2輪の場合、メーカーの意図や意思が、ユーザーに伝わりにくい構造が慢性化しているような気がします。

これは主に流通や、メディアの責任だと思いますね。
もちろん、自分の頭で考えないで、他者の意見を鵜呑みにしがちなユーザーの自己責任でもあるのですが・・・

この辺は言いだすとキリが無いので止めときますw。