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2009/02/23

サスのストローク感

昨日の続き。

フロントフォークのストローク長を測ってみました。

77mmです。

ストローク全長130mmの内、乗車1Gで27mmを使ってるので、77mm-27mm=50mmが乗車状態からフルブレーキングのストロークの長さになります。
残ストは53mmある・・という訳です。峠で攻めればもっと沈むでしょうから、これくらい余分があれば十分だと思います。
伊豆スカあたりで残ストを測ってみたいと思います。

現状の仕様だと、街乗りの普通の状態からブレーキングすると50mm沈んだ・・という訳ですね。

片道3車線の直線で後ろを確認し、ブレーキング。かなりハードです。

気温が高かったのでフロントタイヤはちゃんとグリップしてくれます。

しかしフロントの動きのフィールが良い。

素直にバイクが沈む。挙動が穏やか・・・

前回までの仕様だと80mmでした。

3mmストロークが減ったことになります。

ほとんどの路面ではこの77mmのストロークを使って走ることになる訳です。

ここで重要なのは、ちゃんとストローク幅を使ったセッティングをするという事です。

もっと固いスプリングを使った場合ストローク幅が当然減ります。

減るとどうなるか・・・

タイヤのトラクションや接地感が減ることになります。ガラスの上を走ってるような感じ。

タイヤが路面をグリップせずに、滑りやすくなると言う事ですね。

この辺を良く理解しましょう。

強化スプリングだからグリップが上がると言う事はありません。

あくまでもストロークを使いきっているかどうかが、きわめて重要なポイントです。

レートの高いスプリング、特にリアサスのレートが高いとハネまくったり、滑りやすくなる訳です。

高荷重域を常用するライダーや体重の重いライダーなら別ですが、高いレートのスプリングを使用しているライダーのほとんどはそのストローク幅を使いこなせていませんし、そもそもストロークを測った事も無いようなライダーが沢山いると思います。

自分のバイクのサスストロークを理解している事こそが、上手なライディングを実現するための第1歩だと思います。

グリスを付けてみたり、Oリングを付けてみればすぐ実行可能ですので、是非実行してみて下さい。

あくまでも自分自身で、自分の乗る環境でテストする事が重要です。

他人の視点だとどうしても納得がいかない部分が出てくるはずです。

全く同じ体格、志向、環境のライダーってそうそういないと思いますから・・・・

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コメント

非公開コメント

そういえばバネ交換後のストロークを測ってませんでした…
来月になったら測定ツーリングかな(笑)

かねやんさん
そうですね、ストロークは伊豆スカで測ったらベストだと思います。
シリコングリスを持って行って、亀石でちょっと塗って、往復したらモノサシで測定・・・
何だか楽しそうですねw