fc2ブログ
2009/02/16

舵角で曲がる

ブログランキング始めてみました。
ぜひ、1日1回応援クリックお願いします!
人気ブログランキングへ

昨日改めて感じたのが、最近のスポーツタイヤは寝かせなくても曲がると言う事。

フルバンク!と思ってもタイヤの縁までいきません。

これって、タイヤの構造の変化ではないだろうかと思います。

ちょっと以前までは、タイヤの縁を潰して乗るのが王道とされていました。

恐らく現在のレース用ハイグリップもそうだと思います。

同じペースで峠を走った場合、レース用ハイグリップだとタイヤの縁まで使っているけど、ロッソやM3のようなスポーツタイヤだと縁まで使っていない・・

どうも舵角の付き方が違うようです。

ロッソだと、ちょっとバンクさせて行くとドンドンハンドルに舵角がついていきます。

そうすると、寝かせなくてもクルッと向きが変わります。

レーステック等のハイグリップだと、余り舵角がつかない代わりに、どんどん深いバンク角までバイクが寝て行きます。

やはりハイグリップタイヤはサーキット向きだと思います。

バイクの寝方にも変化がある訳です。

公道ならスポーツタイヤのように、バンクせずともクルクル廻ってくれた方が安全だし楽しい。

無理に寝かせようとする乗り方は危険ですらあります。

ところがハイグリップだと寝かせた方が曲がる。と言うか勝手に寝て行く。

路面状態の良いサーキットであれば、このようなタイヤの設定もOKですが、公道でこの仕様だとバンク依存の乗り方になってしまい、ヘタクソになってしまいます。

サーキットでもバンク依存でセルフステアが上手く使えないライダーは転倒が非常に多い傾向があります。
自分で転ぶ方向にバイクを持って行ってしまうんですね。危険です。

このタイヤの構造の違い、開発の思想の違いに気が付いてるライダー、どの位いるのでしょうか・・・

ハイグリップタイヤでタイヤの縁が減って喜んでいても、それは仕様なので別に乗れてる訳でもありませんし、スポーツタイヤでタイヤの縁が減らないのも仕様です。

スポーツタイヤで無理に寝かせようとすると、ハンドリングを邪魔してしまい危険です。

ハイグリップでセルフステアを自分で殺して危険な状態でフルバンクさせて喜んでいるライダーも大変多いので、気をつけましょう。

たいていイン側のハンドルを無意識で押していて、セルフステアを殺してます。
一番危ない乗り方です。

タイヤが縁まで減っていて、フルバンクで乗れていても、ヘタクソは沢山いる訳です。

後ろからライディングを見れば良く分かります。あ~曲がってないな~って感じ。

逆にそんなに寝てないのに向きが変わってクルクル曲がるライダー、侮れないと思います。
実質的にかなり速いです。何故かコーナー毎に離されたりします。
尊敬します。

ブログランキング始めてみました。
ぜひ、1日1回応援クリックお願いします!
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

以前仲間内で『同じ速度でいかにバンクを少なく走るか?』なんて事を言ってた事がありました。

公道である以上フルバンクばかりにこだわって走るのは危険ですね。

タイヤの特性を理解して、それに合った走りをしたいもんです。

どんな速度のどんなコーナーでも自在にセルフステアを操れるライディングが出来るライダーになりたいと思います。



セルフステア、バンク角、タイヤのダンピング…
どうもこういった要素を実感しながらのライディングが出来てないんですよね~

春になったらマメに峠に通って言葉(知識)と実際をリンクできるように考えて走ってみます(笑)

KATUさん
いまだに膝スリとかってもはや時代遅れだと思ってます。
昔のタイヤならともかく・・
セルフステア、タイヤとサスの動き次第で本当に良く曲がるバイクになるので、追いかけて行きたいですよね。
自分も伊豆スカを走ったら、やはり少しだけ減衰を固くしたくなりました。
本当に微妙なラインです。終わりが無いですね~

かねやんさん
セルフステア、舵角ってフォークがちゃんと沈んでる事が大前提なんです。
W650の方が今まではちゃんとフォークが沈んで乗りやすかったかと思います。
ドカでもちゃんとフォークが沈み出して、舵角が付き出すようになったと思いますのでこれからだと思いますよ。
フォークが沈まないと舵角も付かないし、タイヤの接地感も無いので危ないし曲がりません。