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2008/11/22

組みの精度

CIMG0425.jpg
先日、スイングアームピボットを外していて、改めて思った。

新車とかでも、一度ばらして、再度組みなおした方が絶対に良く走るようになるだろうな・・・

以前、浅川さんも言われていた事。

ようやく、自分でも気が付いた。今までは、そこまで正直理解していなかったのだと思う。

乗りこんで、いじりまわして到達する理解・・・深いな~

当然、エンジンとかも組みなおしたら良くなるのは当然だな。

平均的な性能を目指してる大量生産の工業製品も、人の手に掛かれば、工芸品の域まで到達するのでは無いだろうか・・・

それを行うのも人、乗るのも人・・・

いや、深いわ本当に。

秋も深まり、思索にふける感じでしたw。

今日は、エンジンをジャッキで少し上げ、エンジン前部ハンガーを一旦緩め、再度締めなおし。
「組み直し」をしてみた。

本当はエンジン後部、2か所のボルトも緩めたいが、一人だと結構キツイ。
また今度工夫してみよう。

意外と、転倒してないフレームでも、距離を走るとエンジンとの接合が狂ってしまう事があるらしい。

大げさに言うと、エンジンを歪んだフレームが抱えて走っている状態。

これは何とかしたい。

定期的にエンジンマウントの点検をすると良いのかも。

以前、エンジンマウントダンパーを交換した後に、直進性が向上した感じがしたのだけど、それはフレームが若干歪んでいたのではないかと。
ダンパー交換時、フレームがフリーになった事で、本来のディメンションになったのでは?と・・・

気になれば切りがないし、そこまでしなくても快適に走れるのは当たり前。

でも、少しづつでも精度を上げて行けば、その積み重ねでバイクはもっと良く走るのではないだろうか。

フロント周りもそうだけど、組みの精度は本当に重要。

素人整備だけど、時間はたっぷり確保出来るので、慎重かつ地道に精度を出して行きたい。

この辺は、いくら時間を掛けてもコストも掛からないし、納得行くまでやり直せるので、オーナー整備の醍醐味では無いだろうか。

エンジン以外は、本当に良くなった我がGSF。

改めてお気に入りです。

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手塩に掛ける甲斐があるというもの。
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コメント

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匿名さん
コメント有難うございます。
このお店こだわってますね!
マウント位置とか、エンジンの組みも素晴らしいです。
参考にさせて頂きます。有難うございました。
今後もごひいきにお願い致します。

バイク便時代の話です。

当時CB400SFで走り回ってたんですが、なんか不安定というか、落ち着かないというか、とにかくなんかオカシイ!と思って、彼方此方見てたら、スイングアームのピボット近くのエンジンマウントのナットがどこかに旅立ち、シャフトが抜けかかってました。。。

それだけであんなに変わるんだ!と思ったのと同時に距離走ると考えられないトラブルも出てくるんだな!と痛感しました。

それ以来ある程度走ったら各ボルトのチェックをするようになりましたね。

タキオンさん
天下のホンダでもエンジンマウント緩むんですね。
走行距離が半端じゃないってことでしょうか?
自分もこの冬はエンジン回りを見直してみたいと思います。
キャブセッティング、ゴム製品関係、タペット・・・
やる事は沢山あります・・