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2008/01/23

モトGPに見るクロモリフレームの優位性


01.jpgさて、最近のバイカーズステーション誌が面白かった。 ドカやホンダ、カワサキのモトGPマシンの試乗、テイストで優勝したオリジナルフレームのZとか、サスペンションセッティングの記事とか・・・ 数年振りにバイク雑誌を買って読みましたw。 そこで、しみじみ感じたこと。 素材の違いでフレームの剛性や固有振動数に影響されて、ハンドリングに際立った違いがある・・と言う事。 自分の経験でもあるけど、アルミフレームとスチールフレームでは明らかに乗り味が違う。 そして、それが乗り易さ(曲がり易さ)に繋がるという事。 数値だけで判断しがちな日本メーカーのエンジニアには理解し辛い、感性の部分・・・ そうした場所に、ドカがチャンピオンを取った一部の原因もある気がする。 自転車に乗る人の間では、クロモリフレームが疲れないフレームで評判。 何故か・・・ 振動吸収性や、応力に対する振動が影響している気がする。 であれば、バイクでもクロモリやスチールの優位性があると思う。 何故かアルミフレームが多いスーパースポーツ・・・ 開発思想を改めて見直してみる機会でもあるのでは?と考えてしまう。 毎年新型を出さざるを得ない日本メーカーに対して、優秀なスチールフレームの改良で戦えるドカティ。 長い目で見た際にどちらが良いのか、またどちらのバイクが欲しくなるか、所有したくなるか、明らかでは無いのだろうか・・・ 最近、R1000を自分が売ってしまった理由が理解出来た気がしますw。
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