
今回、タクマインさんの匠オイルの試作品をテストさせて頂く機会を得た。
今回は、油冷スペシャルのバージョンⅢ。
いつの間にか進化してる!
ラベルもその通りの表示。
特筆すべきは粘度。
ついに10w-50のワイドレンジになった。
これは、これからの季節にとっては重要。
夏場の油温が上がる時期には、50程度は欲しかった。
でも、フリクションは低い方がうれしい。
この我儘な要求水準を満たしてくれるだろうか・・

今日はとても暖かい一日。
近所のドラスタにてドレンガスケットとオイルフィルター
をゲット。
往復でエンジンが暖まり、オイルはすぐ抜けた。

ガムテとボール紙で養生してからフィルターを外す。
外すこと自体は楽だが、フィルターレンチを外さないと
エキパイが邪魔して外れず、焦った。
でも、フィルターレンチを外せばギリでOK。
ホッとした。
さて、抜いた10w-40と油冷スペシャルの
ブレンドオイルは1000km程度の走行だった
ので、汚れも無く、まだ行けそう。
でも、10w-50に比べるとやはりシャバシャバ
していた。
これがフリクションの低さの秘密なのだろう。
10w-50は納豆のような感じ。
でも、サラサラ感は十分にあると行った非常に
微妙なセッティングがしてありそう。
油冷スペシャル自体、かなり粘っこいので、配合
の影響だろう。
フィルターを交換したので、3.5L程度で
オイルゲージの中間から少し下のラインに合わせる。
少しエンジンを暖機してから、しばらく置いてオイルを下げてからチェックすると良い。
時間が無いので、近所を少しだけテスト。
エンジン音がアイドリングから明らかに静か。
やはり若干の粘度向上により、音が静かに
なったのだろう。
ゆっくりスタート。
うん、これならOK。
フリクションの増加については、ほとんど気に
ならない。
むしろ、トラクションがしっかり掛かった状態
で加速して行く。
3速程度での走行だけど、結構ジェントルに
走れる。
シフトタッチは今までで一番良い。
これは粘度が上がればある意味当たり前。
自分はシフトタッチでオイルの良し悪しを
判断したくないので。
(ただのシフトフォークの摩擦だけなので。
大事なのはピストン周り、カム周りの潤滑だと
思う。何事も優先順位を考えたい)
これから気温が上がってくるので、街乗りでも
この粘度なら安心出来るか。
後は高速、ワインディングでのフィーリングだな。
特に高速での加速時のフィーリングをテスト
してみたい。
来週も前半はお天気が良いので、試してみよう。
徐々に精度が上がってきている油冷スペシャル。
これ、油冷に限らずビッグバイク乗りにはオススメ
出来るのでは?と思う。
ちょっと提案してみたいと思います。
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コメント
僕も大型の発熱量だと粘度が重要と思いカストロールの10w-50入れてます。
巷じゃあんまり人気無いカストロールですが油冷GSX-Rで自分でエンジンOHしながら筑波を1'03"で走る知人のお勧めだったので安心して使ってます。
ところで、つるりんさんに触発されて5年振り位に三式戦のプラ模作り始めましたw
2007-05-14 13:16 ささき URL 編集
そうですね、ワイドレンジも必要かと思います。
技術の進歩によって、ワイドレンジと寿命の
両立が達成出来ると良いですね。
三式戦ですか?
今、机の上に作りかけの五式戦が・・・w
2007-05-14 21:34 つるりん URL 編集