
自分は、今まで草レースしか出場経験が無い。
MFJ主催の、いわゆる自動昇格対象のレース
と言うのは、より高いレベルを目標として、最終的
にはプロライダーを目指すライダーが、本気で
切磋琢磨する場所だと思っていたので、趣味で
走る自分には異なるフィールドだと思っていた。
でも、先日の筑波選手権を見て、ちょっと考えが
変わった。
出場ライダーの中には、若くて夢もあり、当然
プロとして食べていく事(野望)を持って必死に
走っているライダーもいるだろう。
事実、筑波育ちのプロライダーは沢山いる。
でも、ライダー達の年齢層、顔ぶれを見る限り、
10年前のサーキットとは様変わりしていると
思う。
一体選手権レースとはナンなのか?アマチュア
とプロの境界線とは何か?
プロで食っていけるライダーは果たして現在日本
には何人いるのか?
ゴルフでもそうだけど、プロで食える人は少なく、
ほとんどがレッスンプロや、副業を持ちながら
選手権に出場している。
ゴルフでは、練習場も多く、競技人口も多いので、
食べていく場もあるのだが、バイクレースだと・・・
アマチュアの選手権、プロの選手権の境界線も
甘い。
現在の全日本選手権でも、ライダー専門で生活
出来ているのは本当に少ない。
サッカーのように、プロリーグを作る事も可能性
はあるのだろうか。
スカラシップとか、若いライダーが世界に羽ばたける
体制作りをもっと沢山のメーカーが行ったり、
選手養成プログラムを専門に担当するチームが
あったり、色んな方法があると思う。
ホンダにおんぶに抱っこではなくて、強力な主催者
がリーダーシップを取って主催していくスキームが
必要だと思う。
現状では、余りにも競技団体レベルの運営能力が
低すぎる。
理想は、ライダーの教育等を専門にする機関の設置
だ。
オートレースはきちんとした学校があり、筑波には
立派な施設もある。
何故、ロードレースには無いの?
普通、スポンサーはライダーを育成する為に、
ライダーを社員として雇ったり、実業団のような
感じのチームを作るんじゃあ無いの?
なんで、バイクレースだけが普通のスポーツの
ようなシステムが構築出来ないの?
不思議だらけだ。
まあ、根本的な原因はハッキリしているので、
ここではあえて触れないけど・・・
具体的にはこの辺をいじる必要があるなあ・・・
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