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2006/03/02

フレームについて


DSC05127.JPG今月のRR誌で特集されていたので、改めて考え中。 フレームは上手くしなるのが一番曲がると考えて いたので、ヤマハのM1がそんな風に開発されている のは嬉しい。 でも、剛性バランスを取るにはクロモリの方が一日の 長があるような気がする。 F1なんかだとカーボンになってるので、この辺での 剛性の取り方も面白いかも。 日本メーカーがアルミフレームにこだわる理由が分からん。 生産性の追及だけでは、ユーザーの支持を得られるとは 限らない。 (マーケットときちんと分析していないと思う) バイクは「乗り味」だ。 アルミが悪いとは思わないけど、もっと色んな可能性 をメーカーが探るべきで、似たような車両ばかりの 日本車には欲しいものが余り無い。 思考方向が同一になりがちな日本人の特性なのだろうが・・・ ニンジャで散々探ってきたフレームだけど、GSFは 17インチ仕様なので、それほど大変では無いだろう。 でも、ステム周りの剛性は上げてみたい。 富士の1コーナー突っ込みは確かに効果あったし。 ヤマハの人も言ってたが、ポイントは「縦方向」の 剛性は強く、「横方向」の剛性は多少しなる方向で、 というのは非常に実感出来た。 ステム周り、スイングアームピボット周りの剛性バランス がキモだと思う。 GSFの鉄フレームの可能性をどこまで探れるのかが、 目下の楽しみ・・・ 筑波シェイクダウンは3月9日の予定。 現状街乗り仕様のままのGSFでどんなフィーリング になるかが楽しみだ。
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コメント

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車体剛性の話ですと、
「パフォーマンスダンパー」なる、
興味深いものもでましたね。
確かこれもヤマハの原案開発で、
スバルインプレッサの限定車に採用されてます。
曰く、
「どんな固く作っても変形はするのだから、
何百分の一mm単位であろうともその変形する過程に
ダンパーをつけて減衰かけたらどうだろう?」
って発想のようです。
実はバイクにすごく応用が利くんじゃないかと
思ってしまいました。:-)

もさん>
良いですね、フレーム用のダンパーって思想が
良い。
素材のしなりや、特性を理解して、それをバイク
の操縦性に活かすのって、本当に面白いカスタム
だと思ってます。
メーカーから提案された乗り方を鵜呑みにしないで、
常に自分の視点でモノを考えてみたいです。
とりあえずノーマルでどこまで楽しめるかを
テストしてみたいと思ってます。

追伸
パフォーマンスダンパー、良さそうですね。
コレ、トルネオにつけたいと思ってたユーロR用
のスタビライザーに意味は似てるのでしょうか?
スタビの付け根はゴムかな?
ヤマハ製の奴は、多分特殊なゴムか何かを
使って応力を吸収させてるんでしょうね。
バイクにも応用利きそうです。
妄想してみますw。

http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/technical/presentation/
ココのNO.33の論文がヤマハの解説ですね。
ガスダンパーとは凄い。
しかし、2002年には出来てたのか・・
クラウンなんかにつけてる場合じゃないですね。
コレを欲しがる人はクラウン買わないだろうしw。
アフターで出さないのはヤマハらしいというか。
創輝製のようですね。
創輝と言い、ショーワと言い、OEMメーカーは
アフターパーツ業界に入ってこないですね。
マーケティングが出来ないのでしょうねえ・・・
もったいない話です。