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2005/12/14

冬場のエンジン始動

気温が5℃を切る位の状況になると、エンジン始動 にも気を使う。 まず、バイクは直立させる。 並列4気筒エンジンだと、サイドスタンドで傾いた エンジンにはオイルが偏って浸っているので、 バランスが悪い。 最悪油膜切れのリスクあり。 サイドスタンドを掛けっ放しで暖気する人も いるが、あれはちょっと止めた方がイイと思う。 直立させてからエンジン始動。 タクマイン「匠」オイルは低温下でのフリクション も少なく、一発始動する。 以前は冬場のエンジン始動に若干コツが必要 だったが、「匠」オイルに変えてからはクランキング 自体も軽い感じがして、始動性は良い。 これはすばらしい。 恐らく、エステル自体の特性によるものだろう。 (エステルは油膜が金属に吸着する機能がある らしく、油膜切れが起き難いらしい。) チョークを最初だけ曳いて、後は1500~2000 回転で暖気を少々。 低回転での暖気はカムに良くないそうだ。 ある程度の回転を維持。 ご近所にはちょっと迷惑かも。 理想は油温40℃程度までの暖気が必要だが、 サーキットでは無いので、ちょっと乗りながら 段々暖める。 くれぐれもイキナリ全開はしないで欲しい。 少なくとも10分程度はアチコチを暖めて 走ろう。 フォークや、リアサス、リンクのベアリング周り も冷たいと固い。 オイルやグリスがどうしても温度依存性があるので、 冷たいと固くなる。 これはある程度しょうがないと思う。 後は、ライダーがその特性をよく理解して使いこなす事が必要。 完璧な商品など無い。 10分ほど走っていると、段々バイクのアチコチ が良く動くようになって来る。 こうなれば、後はエンジンの快適な性能を味わい ながら流す。 タイヤも固いので、余り無理はしない。 いくらシリカ等のコンパウンドが入っていても 路面温度が低ければグリップ性能は低下する。 冬場の楽しみは、コーナリングよりもエンジンの フィーリング(良く回る)のを味わいながら クルージングするのがイイと思う。 来週、西伊豆ツーリング決行したい。 楽しみ。
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