
レースに限らないけど、温度管理は非常に重要。
路面温度、タイヤ表面温度、冷間、温間のタイヤ空気圧。
油温、水温、気圧等々、気象条件含めて色んな
データ管理が必要だ。
エンジンオイル、フォークオイル、リアショックの
ガス、オイル等々油分は当然、温度の変化によって
特性が変化する。
また、ゴム質であるタイヤ、ダンパー関係も温度に
よる変化が大きい。
そうなると、春や秋の人間に優しいコンディションで
快調に動いているバイクも、特に夏のシーズンは
厳しい環境にさらされる。
タイヤも、公道ですら路面温度が60℃近くになる
夏は性能が劣化しやすい。
サーキットでもグリップが落ちるし、タイヤの剛性が
落ちて、グニャグニャになって転倒しやすくなる。
この辺、ツーリングでも気を付けよう。
サスも、温度によって性格が変わる。暑くなると、
フォークオイルもシャバシャバになって、減衰が
弱くなるので、暑い時は少し減衰を掛けておくのが
吉だと思う。
要は、温度によってサスセッティングも変わるのだ。
だから、ライダーは自分の感性を磨き、環境の変化に
対応できるセッティング能力が必要になる。
頭から決め付けるのではなく、柔軟な自分の頭で
考える事の出来るライダーになろう。
一番良くないのは、自分を信じないで「誰かがこう
言っていた」とか、「雑誌にこう書いてあった」とか
決め付けるタイプの人。
感性が鈍っているので、わけも分からず転倒したり、
それを自分のせいにせず、バイクや他人のせいに
してしまう。
そうでは無くて、まず自分の感性を磨き、感覚的に
良い、悪いが判断できるようトレーニングして行こう。
画像はマリンエキスプレスフェリーでオートポリス遠征中のヒトコマ。
もう2年前になるのか・・・
また、オートポリス走りたいなあ・・・
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