意外と見逃しがちなチョークのトラブル

先日、キャブを眺めていたらちょっと気になる点が・・
チョークレバーからワイヤーを通じて、キャブのチョークを動かす部分・・・
真鍮のノブを通じて、プラ製のパーツにてチョークを効かせています。
この部分がキャブ本体と絡んでいる爪が緩んでました。
恐らく、プラの張力が減少、経年劣化によって爪が噛まなくなったようです。
こうなると、チョークが常に効き気味になる恐れがあります。
ワイヤーが通じる箇所は手で押し込んで修正しましたが、他の3気筒分はどうなんだろうか・・
長年BSTキャブを使用されているライダーはチェックされた方が良いかもしれません。
どうやってもセッティングが濃いめだ・・とか、4気筒の焼けが揃わない・・とかは、もしかしたらこの部分のトラブルの可能性があります。
自分も同調、パイロットスクリューの回転数を合わせているのにプラグの焼け具合が4気筒バラバラだったのが以前から不思議でした。
もしかしたら、これが原因かもしれないと思います。
純正部品で治るので、この辺をキチンと整備して快適な中低速のツキを回復したいと思います。
しかし、キャブの構造やサスの構造を理解しながら整備、セッティングをするととても面白いですね。
日々、勉強になります。
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