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2014/07/27

素材の話

昨日走りながらつらつら考えていました。

やはり「素材」って大事。

見た目は同じ部品でも、どのように作られて来たか、素材は何か・・で性能が決まる。
バネとか、ネジとか、タイヤとか、いろんな素材って本当に大切ですよね。
その素材のストーリーにひとつずつ意味があって、それをこだわって供給している人達がいる。

最近話題のマクドナルド中国産鳥肉事件では無いですが、見えない、分からないから手を抜く事とか、
コストの関係から安い素材を使う事とか、その限界が見えてしまうとどうしようも無いですよね。

純正がダメとも言わないし、限られたコストでパフォーマンス出すには一定の制限があるのは当たり前です。

でも別にコストの上限を決めなくても構わない素人ならば、色々な素材を使ってみても良いのでは?と思います。

食べ物にも通じる事でもありますが、ある意味自分のリスクで良い素材を使ってみて色々試してみる。
最近料理も作るのが好きなんですが、凝って作るとやっぱり美味しい。
ラーメンのスープとか、自分で作ると本当に美味いです。
麺も手作りしたくなるくらいw。

素材の良さをどれだけ引き出せるかは自分次第なんですが、いじったり乗ったりするのも自分次第なので、
それが楽しいのか、合っているのか、全て自分で決める必要があります。

それを体感出来るまで、ひたすら乗り込んだり、いじったり、試行錯誤を繰り返したり・・・
一体、何年続ければ答えが見付かるのか、そもそも答えなどない問いなのでしょうか・・・

終わりは無いですが、これが人生みたいなもんだよな〜と思いながら走っていました。

クーラーの効いた部屋でビール飲みながら、つらつらと考えています・・・
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2014/07/26

サスペンションの基本はスプリングである

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猛暑日の今日、早朝4時半に起きて奥多摩に行って来ました。
相変わらずの柳沢峠コースですが、今日はヘルメットがZ−7に、フォークスプリングがスクーデリアオクムラ製のバネに変わっています。
まずはインプレをバネの方から・・・

公道でのオートバイの動きは様々な路面のギャップやアンジュレーションに左右されます。
今までもかなり水準の高いセッティングだと自負していたのですが・・・
バネが変わっただけでもこれほど変化があるとは。

いわゆるバネ感がタップリあって、リニアな動きをフォークがしているのが手に取る様に分かります。
フロントタイヤの接地感が全然違う。

う〜ん、もっと早く換えておけば良かった。

正直、バネレートさえ合っていればバネの質なんてそんなに変わらないだろうとタカをくくっていました。
リアのハイパコの良さを感じていたのに、フロントフォークはすっかり忘れていた・・・

純正のバネと何でこんなに違うのか。

バネって不思議ですね。

ハイパコのウェブサイトにも紹介されているような、リニアな立ち上がりが感じられるのでしょうね。

特に沈み始めのレート特性が段違いなのが、恐らくオクムラバネの特性でもあるのだと思います。

純正バネだとフワフワした感じが、オクムラバネだとシャキッとした動きになりました。

バネ、恐るべしです。

今回はトイレ休憩以外、本当にノンストップで200km一気に走ってしまいました。
止まるのが勿体ないくらい気持ち良いツーリング。

朝10時前には帰宅出来たので、熱中症も問題無し。

いや、まだまだやる事ありますねw





2014/07/21

スクーデリアオクムラ製フロントフォークスプリング

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かれこれ、2万キロくらいは使用したXJR1300用の純正フォークスプリング(0.8kg)のリプレイスとして、スクーデリアオクムラ製の同じバネレートのフォークスプリングを入れました。
ある意味、純正バネと高品質なバネの違いが果たして体感出来るのか?と言う実験です。
恐らく、世の中ではハイパコやアイバッハのバネは良いよね!と言われている理由と同じ事が、フォークスプリングにも言えるのだろうか?と言う疑問から。
実際に交換してみて走ってみないと何とも言えないので交換します。
純正バネも長さは新品時と変わらず、問題は無さそうですが・・・
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乗ってみると、明らかに違いが分かります。
バイクはフロントサスとリアサスの上で船を漕いでいるようなものだと思いますが、改めてそれを感じました。
フロントのバネ感もちゃんと体感出来ます!
サスストロークも微妙に違うような感じ。
何と言うか、バネの動きにリニアリティがあって安心して走る事が出来ます。
レート同じとは言っても、何かが違うのだと思います。
普通はレートを上げてスプリング交換をする人が殆どだと思いますが、敢えて同じレートでインプレを取ってみるのも面白い。
街乗りでも、路面のアンジュレーションを感じ取る事が従来よりもリニアに可能になっている気がしますね。
50kmで街乗りしていても楽しい。
これは峠に行かないと〜
今週は梅雨明けしそうなので、そろそろ梅雨明け10日の間にツーリングに行きたいな〜




2014/07/20

ショウエイ Z−7 インプレ

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いつの間にか、6年以上も使っていたショウエイX−11から、最新モデルのZ−7にシフトしました!
いつもお世話になっている「も」さんからゲット。
アメリカでも頑張って下さい〜
さて、持った瞬間軽い!と感じる軽さに驚かされます。
X−12のようなレース用の機能もサーキットなら必要ですが、公道でのバランスを突き詰めて仕上げてある印象。
なんでもレース用が良い訳ではなくて、適材適所、TPOを踏まえて商品開発をしていると言う事でしょうね。
なんでもレーシングパーツが最高!と言う事では無いということ。
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帽体も小さめで、コンパクト。
ちょっと街乗りでのインプレになりますが、非常に扱いやすいです。
重心が低めなので、グラグラしないし、軽いのは正義!って感じで全く不自由を感じません。
視界も広がった感じで、シールド面積が拡大されているのかも?
シールドも、射出成型のシールドの精度も良く視界良好。
ピンロックも広めなので視界を妨げません。
いや、ヘルメットの進化も相当なもの。
これは買いですね!

色々整ったので、そろそろツーリングに行きたい気分。
梅雨明け10日を狙ってどこかに行きたいな〜
関東は来週梅雨明けらしいので、来週末あたりが狙い目かも?
2014/07/06

レンタルバイクでの北海道ツーリング!

昨年は飛行機にGSFを載せて北海道ツーリングに行きましたが、あいにくのお天気・・
今年はどうしよう・・
ちょうど帯広に滞在する予定もあり、今回はレンタルバイクで行く事にしました。
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キズキグループと言う全国チェーンのレンタルバイクチェーンがあり、帯広ではハーレーやホンダを扱っているバイク屋さんにて借りる事が出来ます。
ちょうど、ばんえい競馬場のすぐそばです。
ホテルからタクシーで行けるので、ネットで予約して1日だけ借りる事にしました。
バイクは事前にネットで選べるので、色々考えた末にホンダのNC750Sを借りました。
何と2014年式で走行距離1000kmちょいの新車です!
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このバイクの事を余り知らずに借りたのですが、何とメットイン!
今回はバイク用装備ではなくて、靴はスニーカー、普通のジーンズに街着のジャケットと言う軽装だったのですが、普段使いのカバンがメットインに入る・・・超便利。まるでスクーターかと。
ヘルメットまでレンタル出来るので、完全なお気軽ツーリングとしてスタートしました。
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土曜一日なのですが、朝から天気は曇りベース・・・
気温も15℃と低い状態ですが、カッパを着てしのぎました。
最初はジーンズにジャケットだけで走り出しましたが、途中あまりにも寒いのでセイコーマートでカッパ装着&珈琲タイム。
セイコーマートはどこにでもあって超便利。
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1年振りの十勝はやはり道は広いし、ものすごく走りやすい。
ホンダエンジンも相当こなれているようで、マジで乗りやすいです。
4速か5速に入れておけばオートマのように走れます。
昨年700ccから750ccにボアUPされたエンジンは本当にクルマみたい。
フィットを運転しているような気になりました。

とにかく飛ばさない限り、このバイクはかなり快適です。
足回りも意外としっかりしていて、ツーリングペースなら全く破綻しません。
ポジションやシートも良く練られています。
ハンドルが広がり気味なのがちょっと気になりましたが、ワールドワイドで売るのであればこれくらいなのかも。
体格の小さなライダーはハンドルを短めのものに換えた方がフィットするかもと思いました。

さて、目指すは昨年天候の関係で行く事が出来なかった三国峠!!
今回も曇りベースなので、どうしよう・・・と思いながらひた走ります。
そうすると糠平湖の辺りから日が差し出しました!

これはあの風景が見れるかも〜とワクワクしながら高原ツーリングを楽しみます。
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キターーーーーーーー!!
この風景です。
ロッジモーティブのモリタさんが北海道三景の一つとして上げられる見渡す限りの原生林と橋の風景。
23年前にはニンジャ750でダートを100kmでぶっ飛ばしながら駆け抜けた三国峠・・・・
若かりし頃の記憶が蘇ります。
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いや〜昨年の美幌峠も良かったですが、ここも凄い。
むしろ高所感や地の果て感が半端無い。

まさに北海道ツーリングの醍醐味です。

自分は山岳コースが非常に好みなので、北海道らしい直線道路や雄大な平原よりもこちらの方が好き。

ここまで帯広市街地から2時間程度で来る事が出来ますが、本当にワープ感満点です。
つい昨日まで東京にいたのが信じられない・・飛行機ってすごいw。

快走につぐ快走を続けながら、もう思い残す事は無い・・と感慨にふけっておりました。

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唯一残念だったのがナイタイ高原牧場の景色が昨年に続いて拝めなかった事。
霧で全く何も見えず・・・

これは来年も来いと言われているような気がしましたw。

実は、この記事はまだ帯広のホテルロビーから飛行機待ちの間に書いています。

Wi-Fiもあるし、ノートPCも持ち込めるし、レンタルバイクでの旅は最高に便利でした。

来年も同じバイクを借りて道東を回ってみようかと思案しております。
新しい時代の新しいツーリング方法を感心しながら味わってみました。