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2010/10/31

楽しい後の基本整備

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さて、先週の楽しい思いを振り返りながら、整備します。

実は今シーズンサボっていた、エアクリの清掃です。

BMCのエアフィルターも数年経ってますが、まあガーゼなので、経年劣化はしばらく問題無さそう。

これからクリーニングします。

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しかし、だんだんタンク下の構造物が増えてきた気がするなあ・・まあ結果が出ているのでOKですが。

配管や配線が大変です。

レイアウトを検討せねば。

特に強制減圧の配管を効率的にしたい。

今後の検討課題です。

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プラグ、実はエンジンOH後に初めて開けますw。
結構黒いですが、昇圧回路のおかげで電極との接点はキレイに燃えてました。

やはりアイドリング付近ではかなり濃かったのでしょう。

スロージェットは#40じゃなくても良いかも。純正の#37.5でいける気がします。

これから冬なので、このまま行きますが、来年の夏は37.5に戻してみよう。

ドン付きの原因もこの辺にあったのかも知れません。

しかし、2極プラグであるJR8Cはお勧めですよ。

ちょっと高いですが、油冷エンジンには最適だと思います。

しばらくはこのJRシリーズを愛用すると思います。

アチコチ掃除をしていたら、雨が降ってきました。。

あわてて片付けをして、終了~

ビールでも飲んでまったりしましょう・・・



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2010/10/30

目指したい方向性(JB店長さんTR1)

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先日、JB店長さんのTR1に試乗させていただき、またアチコチ眺めさせて頂いて「う~ん」と唸っていましたw。

一見は、全くのノーマルバイクで、まさかこれが前後サスが最適化されていると気がつく人は少ないのでは無いでしょうか?
派手なアルマイトや、ごつい部品を装着して喜ぶ人が多い中、この方向性は非常に素晴らしいと思います。

とても、フォークがカートリッジになってるとは思えませんw。

それ以外の、細かい部分の仕上げも純正風にこだわっておられます。

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昇圧回路のシルバーが輝いていますが、これもサイドカバーに隠されています。
減圧用のAISバルブもキレイに収まっていますね。

昇圧回路用のハーネスの取り付け方や、各部コードの取り回し等も非常に自然な仕上がりです。

自分はただのギボシで取り付けただけで、「これで良いのかなあ」思いながら適当に装着していたのを反省してます・・・w。

やはり、「神は細部に宿る」で、細かい部分の仕上げにこだわる事こそ、仕上がりの良いバイクにするための王道だと思います。

一見、何もしていないように見える無頓着を装い、実は中身は超絶変態仕様・・・と言うのが目標ですね。

JB店長さんのTR1はまさにこの仕様を具現化していると感じました。

目指したい方向性を見つけた気がしますw。
2010/10/26

まめしばGS1000&TMRでニンジャ&FCRを思い出した

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いまだ興奮冷めやらぬ感じです。
他の方々のインプレを拝見するにつけ、深い満足感を味わっております。
バイクシーズンの終盤に、一番の楽しい時期を過ごすことが出来てうれしいです。
今日は、まめしばGS1000に乗った際に感じたことを書きたいと思います。

GS1000とTMRの組み合わせは初めてだったのですが、強烈なレスポンスはさすがレーシングキャブです。
完璧にセッティングされたTMRは、どこからでも鋭い加速とトルク感を味わうことが出来ます。
しかも、トラクションを常に感じることが出来る・・・

これに乗りながら、以前自分がある意味人生を賭けてチューニングしていたニンジャを思い出していました。

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トップガンを見てから憧れて、21歳で手に入れたGPZ750R。その後、900Rを買い足し、エンジンを載せ変えたり、色々といじっていました。
結局、エンジンはオーバーヒートで3機目のエンジンを手に入れて、宮崎のウィリーにてカスタム。
オートポリスのワンツーフェスティバルで草レースに没頭していました。

転勤で関東に戻ってからは、アサカワスピードにお世話になり、引き続きレース三昧。
富士スピードウェイのクラブマンロードレースや、鈴鹿サーキットでのニンジャワンメイクに参加していました。

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おかげさまで、富士では8耐常連の国際ライダーがネイキッド(CB1000SF)で記録したレコードタイムである1分47秒の3秒落ちの1分50秒台までニンジャで詰める事が出来、当時はSSを1コーナーのブレーキングで抜き去ることが楽しみでした。

そう、草レースに没頭していた時期をまめしばGS1000&TMRは思い出させてくれました。

当時は大金を投じて、日本を代表するプロフェッショナルであるウィリーの富永さんや浅川さんにチューニングをお願いし、当然ながら相当なレベルのマシンに仕上げてもらっていました。
たぶん累計でマンション1軒買えるくらいの投資はしたと思います・・
ある意味、これほど恵まれた環境でレースが出来たのは自分のバイク人生において、2度と無いような貴重な経験です。


しかし、まめしば号含めて最近自分のバイクに感じることは、当時を軽く凌駕するレベル感です。

一体、これは何だろうか・・・

あらゆる領域を突き詰め、公道を走るためにしつこくチューニングしたバイク達は、大枚叩いた草レーサーを超えた仕上がりです。

自分自身の向上もあると思いますが、それ以上に仲間であるまめしばさん達との情報交換がここまで凄いものであるのだと、改めて衝撃を受けています。

日本を代表するプロのレベルに近い、いやそれを凌駕するレベルの仕上がりのバイクを生み出す素地とは一体なんでしょうか?

やはり、インターネットを介した緻密な情報の連携や、アイデアを創出する言わば合脳とでも言うべき、アイデアの合流。

色々な分野のノウハウを現実に共有出来る環境は今まではありませんでした。

でも、最近は、本当に大事な情報を共有することが出来ます。

これを有効に活用できることで、素晴らしい仕上がりのオートバイが増えて来ました。

非常に喜ばしいことです。





2010/10/25

昇圧回路&強制減圧インプレ

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そうそう、自分のバイクのインプレを忘れてましたw。

今回、昇圧回路装着後では、柳沢峠往復以来の走行です。

高速での快適さ、ワインディングや長距離での印象はどうでしょうか。

クランクケースの減圧によって、ケース内のポンピングロスが軽減されているのは明らかです。

クランクがスムーズに回るようになると、一体どうなるの?と思いますよね。

今回感じたのは、振動の低減やトラクションの改善です。ネガはありません。

まるで、電気モーターのようにエンジンがスムーズに回転して行きます。

とても、スズキの油冷エンジンとは思えないでしょう。

どれだけメカチューンをやっても、このレベルには到達しない気がします。

チューニングの方向性が明らかに違うと思います。

そして、昇圧回路が装着されたことにより、クランク回転と点火のロスが無くなり、必ず着火してパルスが飛びます。

そうなると、クランクにキチンと燃焼圧力が毎回伝わるんです。失火しないとはそういうことですね。

なので、低回転でもキチンとクランクにトルクが伝達されて、それがリアタイヤに伝わります。

乗りやすくならないはずがありません。

エンジンの音も、「ポンポン」と小気味良く回転します。それがアイドリングからなんですよ。

皆さんが書かれているように、走行中のストレスが激減し、疲労が少なくなります。

振動がいかに邪魔をしているかが良く理解出来ます。

安全に走るためにもメリットがありますね。

たぶん、大多数のライダーが「大げさな」と思われていると思います。

でも、試乗した方々のインプレを総合してみて下さい。

いかに、理屈に適っているチューニングであるかが、次第に明らかになってくると思います。

低回転から中回転域を劇的に改善させるツールとして、昇圧回路は間違いない製品だと思います。

色々と安全装置もついており、安心して使用できるようです。

作り手の顔が見える製品だと、安心出来ますね。

さて、次はプラグギャップを広げなきゃな。

そして、ウオタニ・・・・(よだれ)
2010/10/24

絶景&変態オヤジ集会(2日目)

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2日目は7時にモーティブさんを出発し、岡谷ICでまめしばさん、SSさん、KENさんと合流します。
このメンバー、余りにも濃すぎて、自分も濃い事を思わず忘れてしまうくらいw。
すでに麻痺しています。

キャンプ場の駐車場に集合し、JB店長さんと合流。
ついに、強制減圧&昇圧回路が施された3台が集合しました!
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交換試乗会はアチコチのブログにて解説があるでしょうが、つるりんが試乗した3台のインプレを書きます。

まめしばGS1000

TMRと昇圧回路が装着されたGSには初めて乗ります。ずっとCR仕様に試乗してましたが、このTMR仕様はずばりツボです。
どこからでも鋭いながらも開けやすいセッティングで、凄く気持ちよい。
パワフルさと扱いやすさが両立している。
前後のサスも丁度良いバランスで、隙がありません。
いやはや、ヘルメットを取るなり「参りました」とまめしばさんに降参しましたw。
まじめにTMRの導入を検討したくなる、それくらい素晴らしい仕上がり。もうお腹一杯。

JB店長TR1

店長さんのXV(TR1)は初めてでした。
しかし、余りにも馴染みやすいセッティングで、手足のように扱えます。
さすが、強制減圧が効いて、どこからでもトルクフル&スムーズに開けていけます。
2気筒の良さはそのまま生きており、トラクションがたっぷり味わえます。
3000回転も回せば十分で、2000~4000回転程度を行き来すると、天国のような乗り味です。

エンジンもですが、前後のサスが絶品。
フロントはカートリッジフォークになっており、リアはバネレートが上がった流用サス。
これが、絶妙にバランスが取れていて、大当たりのセッティングでした。
のんびり走っていても、微妙な減衰の利き味が味わえて、非常に上品な乗り味。
サスストロークの奥にきちんとしたコシがあり、ただフワフワしたサスが多い中、節度のある挙動でした。
サスには少々ウルサイつるりんですが、この仕上がりは本当に素晴らしい。

キャブが少し薄め、アクセルが少し重い気がしましたが、これも今後改良されて行かれるのでは?と思います。
BSTキャブとかだと、ジェットも豊富なので良いのでしょうね。
来年はキャブも変態度が増している気がします。
店長さんとは初めてお会いしましたが、初対面の気がしませんでしたw。

pisan号F800

pisanさんのF800は高速やワインディングも含めてタップリ乗れました。
エンジンのフラットトルクや、車体の出来の良さが際立つ名車です。
タンクバックが大きくて、フロント荷重が掛けにくい事に気付きました。
もう少し小さいバックだと、邪魔にならずより積極的な荷重が掛けられそうです。
また、リアサスがそろそろOH時期なので、前後のバランスが少し崩れてましたが、OHやセッティングで解消しそうですね。これは楽しみです。
また、ブレーキが少し引きずっていましたが、どうもホイールとディスクの面が出ていない可能性がある気がします。
ディスクには問題なさそうなので、ホイール側の座面をチェックしてみては?と提案してみました。
しかし、総じて素晴らしい乗り味のバイクです。
皆さんからも絶賛されていました。

SSさんのFZ750にも乗れば良かった・・
これもサンダーエースの前後足回りが移植された戦闘的なマシンです。
R1000時代に愛用していたメッツェラーレーステックK1が履かれていて、スパルタンな雰囲気のバイクでした。
今後、昇圧回路を装着されるとの事で、その際には是非試乗してみたいです。

KENさんのMT01には既にレデューサーが装着されており、試乗した皆さんが「面白い!」と感嘆していました。
他には無いトルク感とスポーツさが両立した面白いバイクです。



しかし、この人たちは本当に変態です。
バイクの仕上がりレベルが生半可ではない。
自分のバイクが普通に見えてしまうw。

それくらい、ハイレベルな交換試乗が出来ました。

今シーズンの終わりに、これほど充実した交換試乗&集会が出来たのも、皆様のおかげです。ありがとうございました。

レベルの高いバイクに、ちょっと麻痺しそうで怖いですw。




2010/10/24

絶景&変態オヤジ集会(1日目)

無事に帰宅しました。
ビール1本飲んで速攻でアップします。
それほど、痛快&充実したツーリングでした。早く記録に残しておきたい!

土曜は朝4時おき。外は真っ暗&寒い。

いつも朝マック食べてから行くのですが、5時前だと朝メニューではなく、通常メニューが食べられる!
チーズバーガーセットを食べて、エネルギー充填します。

談合坂までは結構混んでる。早朝でもやはり紅葉シーズンは混みますね。

談合坂でpisanさんと合流し、淡々とビーナスラインを目指します。寒い。

でも、寒さを忘れるくらい素晴らしい景色!
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中央道八ヶ岳PAから見える八ヶ岳。澄んだ空気と朝の光で神々しい景色でした。
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南側の山もキレイに見えます。南アルプスの何岳だろう?クッキリ見えていました。

小淵沢ICで下りてエコーラインに入ると、秋の高原風景を満喫。
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もうね、ここだけでもお腹一杯になりました。
すがすがしい空気と秋の気配の高原、色づいた白樺や楓・・・
いや~気持ち良い事この上なし。
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白樺湖畔の紅葉はちょうど見頃を迎えてました。
黄色や赤の一面の景色・・・
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もうお腹一杯の後に、さらなる絶景。
車山肩のコロボックルヒュッテでコーヒー&チーズケーキ。
ここでも美しい景色を堪能しました。
ケーキも旨い。ここはお勧めです。
向こうに見えるのは浅間山です。噴煙が少したなびいてますね。

しかし、これ以降、これでもか・・と言うくらい凄い景色に圧倒されます。

ビーナスラインは、意外と空いていて、快走に継ぐ快走・・・
あっという間に美ヶ原に到達しました。

そこではこんな絶景が・・・

まあ、何度も来てますがここまでの素晴らしい景色には初めてお目に掛かれました。
もう、pisanさんと小一時間感動しておりました。
標高2000mの空気感だけでも心地よいのに、さらにこの風景。
もうお腹一杯。帰ろうかw。

ここで丁度お昼。美ヶ原の鐘が鳴り響きます・・なんと凄いツーリングなんだろうか。
まだ序盤なのに、もうクライマックス級の走り&景色。
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激走の後に、霧が峰からも八ヶ岳がきれいに見える。この日は風も無く、異常なくらい遠くまで見渡せました。
当然富士山もきれいな遠景。

もう、満足しまくりでお昼はいつもの柊の蕎麦。
その後、いつもの石遊の湯・・・
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モーティブさんには4時過ぎには到着し、ビール&ワインで〆。
自分は8時過ぎにはダウン。
もう、お腹一杯過ぎます。

さて、2日目に続きますが、これもまたお腹一杯。
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なんと、変態オヤジのパラダイスが出現してしまったのでしたw。(2日目に続く)
2010/10/18

蓼科は3℃!

モーティブさんの掲示板を見たら、朝の最低気温は3℃!

これは防寒対策をしっかりせねば。

関東との気温差対策が必要。

脱ぎやすいインナーを工夫しないと。

しかし、気温差が20℃くらいありそう・・・・
2010/10/17

来週はロッジモーティブ&変態集会?

来週は土曜からロッジモーティブさんに行ってきます。

モーティブ掲示板の景色を見るだけで、ウズウズして来ますね。

もう秋も深まっている信州を満喫してくる予定。寒そうなので、防寒対策はしっかりと。

東京の12月程度の装備が必要だそうです。

上下防寒インナー(ヒートテック等)、フリースインナー、ゴアウィンドストッパーのジャケット。

これくらいは要るかな。

シールドも曇らないシールドに交換して行きます。

そして、日曜は変態集会があると聞きつけました。楽しみ。

何と、日本に数台しかない強制減圧&昇圧回路がセッティングされたマシンが勢ぞろいするらしい・・・

一体どこに集合するんだろうか?自分もまだ知りませんw。

いや~楽しみだな~


そうそう、今朝クルマの空気圧を測ったら、なんと1.5kgしかありませんでした。

9月中旬に測定した際は、2.0kgあったのに。

確かにあの時は32℃くらいあったな~

今朝は18℃・・・・

14℃気温が下がると、空気圧って相当さがるって事です。

皆さま、タイヤの空気圧はこの時期まめにチェックしましょう。

空気が抜けるんじゃ無いんですね。

空気圧の気圧の変化・・・・温度変化なんですね。

ようやく最近この辺が理解出来て来ました。
2010/10/16

エンジンが良く燃えているということ

いまだに先週の余韻に浸っております。

アイドリングからアクセルを少し開けていく時のフィーリング・・・あれは何だろうか?
良く出来た4輪のエンジンのようでした。

我が家のトルネオ(SOHC、V-TEC)もそうですが、最近の4輪はエンジンのツキがウルトラスムーズですよね。
当たり前過ぎて誰もすごいと思いませんが・・

大体オートバイのエンジン性能は、トルクの出方とか最高回転数域の性能とか、トルクピークがどこか・・とかで語られることが多くて、日常域での性能はせいぜい燃費くらい?しか語られません。

自分が以前レースで使用していたR1000K2も、思い切り突っ込んだ後の開け初めでは明らかなドン付きが発生し、非常に乗りにくく感じていたものでした。(あの時減圧システムを知っていたら・・・・)

今のGSFだと、全く迷うことなくコーナーに進入し、アクセルを開けることが出来ます。

ここまで、アクセルの開けやすいオートバイに乗ったことはありません。

これなら筑波の1コーナー立ち上がりや、1ヘア、2ヘアの立ち上がりもガンガン行けそうですね。

安全にも繋がると思います。

トラクションが手に取るように分かるので、路面が悪いときでも安心して走ることが出来そう。

これは強制減圧時も感じていたのですが、昇圧回路があることでよりリニアにトラクションが伝わる気がします。

路面と自分の体がシンクロした感じ・・とでも申しましょうか。

ホント、思わず笑ってしまうくらい気持ちの良いフィーリングです。

2010/10/11

究極のエンジンマネジメント

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いや~、なんと表現しましょうか・・・

表現に苦しみますが、すばらしいエンジンマネジメントです。
高級乗用車に乗った気分。
バイクのエンジンって低回転ではガサツな回り方をするのが当たり前だと思っていたけど・・

1200ccの乗用車に乗っているイメージですね。

振動が無いし、トルクもスムーズに立ち上がる。
アクセルをチョイ開けでもトルクがたっぷり。
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柳沢峠も快晴。
ちょっとクルマは多めでしたが、快走できました。

往復200kmですが、全く疲労感が無い。

どんどん楽チンなバイクになっていきますね。

ハンドルも曲がりが無くなって非常に乗りやすい。

アルミからスチールに変化したので、乗り味もいい感じです。アルミよりもハンドルならスチールかな。

帰宅後、一応ハンドルウェイトは装着しました。
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アクティブ製のハンドルウェイト、インナータイプです。
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こんな感じで19パイのスチールハンドル内部にゴムとネジで固定します。
工夫されていて外すのも楽そうでした。
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バーエンドは一番安いプラ製。これで十分な気がしています。
これで乗ってみて、振動がどうなっているか興味シンシンです。
でも、すでにエンジンから発生する振動自体が相当軽減されているのですが・・・

昇圧回路ですが、やはり安定化電源・・といった表現が合う気がします。

通常であれば、5000回転とか回すと発生する電圧(大体15ボルトくらいまで上がるのかな?)を、アイドルから発生させて混合気を良く燃やす訳です。

ダイナモ&レギュレーターだけでは不安定な電圧を16ボルト程度で安定させる為に昇圧回路がある・・・と言う訳ですね。

やはり、低回転(アクセル低開度)からのレスポンスに注目されて開発されたパーツだといえます。

もうねー、帰りの高速で5速3000回転くらいで走っていると、まるで氷の上を滑っているような気持ちよさです。
なんだろうか、これは。

どこまでも走っていきたくなるような気持ちよさでした。

23日に信州に行くかも知れないので、これは楽しみです。

2010/10/11

なにこれ


談合坂まで戻って来ました。
柳沢峠経由勝沼からグルっと。
なにこれ、凄すぎる。

ヘルメットの中で笑いがとまりません。

どこから開けてもまるでパワーバンドが何処にでもあるかのように弾けて回ります。
今まで経験した事のない、弾むようなエンジンフィールです。

いやはや参った。
2010/10/10

タクマイン「匠10w-50」に交換

ようやく涼しくなって、今日は昼から晴れて来ました。

明日の奥多摩に備えて整備です。

オイルはここ2~3年ずっと使っているタクマインの匠10w-50です。

今年3月にエンジンOH後に効果した後、半年ちょい使用。3000kmは走って無いかな。
でも、今年の夏は非常に暑かったのでオイルにも大変な環境だったでしょう。

サクサク交換。(画像すら無いw)

抜いたオイルは、とろとろのままですが、エンジン内のカーボン成分を洗い取り、黒くなっています。
主に未燃焼ガス、及び吹き抜けて来た燃焼ガスがオイルに混ざり黒くなるのでしょう。

新油は3.3L入り、丁度良い感じ。

オイルレベルもそれほど下がっておらず、さすがOH後のエンジンです。
やはりピストンリングやステムシールが劣化すると、そこから微小なオイルが抜けてしまうんでしょうね。

これでOK。明日が楽しみです。

また、タイヤの空気圧もチェック。

実は8月末の富士山以来、どこも走っていない(チョイノリのみ)ので、サボってました。

そしたら、前後2.0kgくらいしかない。

そうか、気温の低下だ。

8月末はまだ35℃ありましたから、現在の気温22℃と比べて実に13℃も下がっている!!

なので、空気圧も0.3kg程度下がってもおかしく無い。

皆さん、この季節は空気圧の低下に注意しましょう。

タイヤから空気が抜けるのではなく、気温の変化で空気圧が変化する訳です。

暑い夏から涼しい秋、冬に向けて急激にタイヤの空気圧が下がって行きます。

こまめにチェックをして、コンディションを整えましょう。
2010/10/10

明日は奥多摩へ(予定)

なんか、晴れて来ましたね。

午後からは雨も上がりそう。
今日は、オイル交換をやろうかな。

プラグは来週交換&エアクリ清掃を予定しましょう。24日変態オヤジ集会が楽しみですw。

明日は、早朝奥多摩を実行する予定。

多分ですが、朝8時頃には奥多摩湖付近にいると思います。

ちょっとバイクのレベルが変わった気がするので、非常に楽しみにしています。
2010/10/09

リアキャリパーが歪んでいる?

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今年の春にリアキャリパーを純正からR1000K1用純正に変更しました。

その前から、リアのブレーキを深く踏み込むと「キキー」とブレーキが鳴いてました。

余り気にせずに乗っていたのですが、キャリパーを交換しても症状が同じです・・・

以前はキャリパー面が開いてるんかな?と推測していましたが、どうも問題はキャリパーサポートにあるような気がして来ました。

純正のままなんですが、アルミの鋳物で如何にも剛性が無さそうな形状をしています。

歪んでいるのか、ブレーキを掛けると応力で変形してしまうのか?

純正をもう一個買ってみて、新品なら直るかな。

もしくは7075とかでシッカリしたサポートを作成してもらうか・・

なんとなく歪んでいる気がするので、その内新品の純正品を買ってみようと思います。

鳴きが治れば良いなあ~
2010/10/05

トラクションの向上は数値化出来ているのか?

昇圧回路&強制減圧の衝撃を受けてから、色々と考えています。

表題の「トラクションの向上は数値化出来ているのか?」が今のテーマ。

トルク、馬力でトラクションは表現出来るのでしょうか?

2気筒や4気筒で同じ数値でも、体感するトラクションは異なるんでしょうね。

同じ理屈で、4気筒エンジンでも、同じトルク、馬力の数値でも体感出来るトラクションは異なる場合もあるんでは?と考えています。

同爆エンジンとかもそうですよね。

路面をタイヤが捉えるフィーリング・・・

どうも、昇圧回路や強制減圧はこの辺のフィーリングを劇的に改善する効果があると思います。

とにかく、タイヤが路面を捉える機能が向上しているとしか表現出来ません。

パワーアップでも無く、トルクアップでも無い。

もちろん、微妙に上記の数値は改善しているのでしょうが、ポイントはそこにはありません。

数値化出来ていないフィーリング部分に秘密がありそうです。

そう、まるで同爆エンジンのヤマハR1のようなトラクション(乗った事無いけどw)を感じているような気がします。

アクセルとクランク軸が同調している・・・・とpisanさんにも表現して頂きました。

まさに、そういう点ですね。

昇圧回路を付けてから、余計その傾向が増した気がします。

良い意味でモーターのようなリニアリティがあります。

好みもあるんでしょうが、気持ち良く走ると言う点では追随を許さないレベルだと思います。

トラクションの向上って、数値で表現出来ているんでしょうか?

よく考えてみると、2気筒と4気筒のフィーリングの違いも数値では表現出来ていない気がしますね。

う~ん、どう表現するのが一番良いのだろうか?

秋も深まり、思索も深まりますw。
2010/10/04

ちゃんと燃焼している・・

昇圧回路の効果の原理は簡単です。

「ちゃんと燃焼している」

それ以上でも、それ以下でもありません。

エンジンの原理である、良い火花によって、良い混合気を良い圧縮で燃焼しているだけです。

ただ、それだけの事ですが、アクセル低開度の世界ではそれが軽視されていたのでは無いでしょうか?

エンジン性能を我々が見る際に、従来はどうしてもピークパワー、ピークトルクの状況を気にしていて、そこに至るまでの過渡特性は数値的には軽視されていた気がします。

もちろん、メーカーの開発者はその辺も理解した上で開発しているので、常用域に不満は出ないようにしていると思いますが。

ただ、アクセルを開け始めて、中開度程度までの特性については、あまり重要視されてこなかった歴史があると思います。

そこに焦点を当てて開発されたパーツ群・・・

ケース内減圧も、昇圧回路もそうですね。

過渡特性を如何に気持ち良く乗る事が出来るか・・

サーキットのような、常に全開、高回転前提の世界ではあり得ないアプローチです。

別にサーキットでのパーツ開発を否定はしていません。

公道と、サーキットでは開発される過程が異なり過ぎている事を指摘しているだけです。

この辺をごっちゃにして来ました。我々は。

でも、次第に公道にフォーカスする事によって理解出来る世界が見えて来たように思います。

アプローチ方法をきちんと理解しつつ、開発して行く事。

何事にも通じる事だと思います。

公道を気持ち良く走る為の改造やチューニングが、次第に手段であるはずのパワーアップや高性能部品の装着が目的になり、木を見て森を見ない改造がまかり通ってしまう・・・

よく陥りがちな迷宮ですが、俯瞰してモノを見るように気を付ければ、おのずと大切なものは浮かび上がってくるような気がしますね。

オートバイが良く走る基本を大事にしながら、乗り続けて行きたいと思います。
2010/10/03

高回転・高出力時代の終焉・・

さて、昇圧回路と強制減圧システムの衝撃から数時間・・・

以前から温めていたエントリーを・・・

古来、オートバイの歴史は言わば馬力競争に終始して来ました。

現在でもモトGPや全日本選手権等のガチレースではそうです。8耐でも馬力があれば勝ちです。

峠でも速い方がエライ、そういう時代が続いていました。

ヒザを擦ったり、衝撃的な速さのライダーが伝説になったり・・・

でも、時代は過ぎ、大多数のライダーが高齢化しつつあります。

日本社会の高齢化と足並みは同じですね。もうすぐ人口の30%が70歳以上の超高齢化社会が出現します。

右を向いても、左を向いても老人ばかり。自分たちもそのなかに入って行きます。


そうなって行く中で、ライダーの嗜好も当然に変化して行きます。

俺たちのサーキット(俺サ)や、バリバリマシンに投稿していたお兄ちゃん達も立派なオジサンです。

最新のSSを乗りついでも満たされない思いが募ります・・・

「俺は何のためにバイクに乗ってるんだろう・・・」

そう言う時に、ふと常用域の楽しさに目覚める訳です。

日本の峠なんて、せいぜい2速から3速、4速に入れば良い方です。

その状態ではアクセル開度はパーシャルから中開度程度で十分走れてしまいます。

ニンジャやXJR、ビッグワンにZRX1200・・・

排気量の大きなスポーツバイクは高回転を使わずとも楽しめるのです。

そうなると、高回転高出力指向から外れて行きます。

常用域で如何に気持ち良く、楽しく走れるか。

アクセルを開けただけの加速、トラクションを如何に引き出す事が出来るか。

そういう点に皆の興味が変化して来ました。

今時、革ツナギで公道を必死に走るのはカッコ悪いし、何より危ない。お前らそういう事はサーキットでやれよ。

と言う風に、昔はブイブイ言わせていたオジサンが思いだした訳です。

そう、昔ゼファーが出た時代も同じような事がありましたよね。

余りにも峠で死ぬライダーが続出し、行政の規制が厳しくなっていた時に出たカワサキゼファー・・・

20年振りに、同じような傾向が出現し、増殖しつつあるような気がします。

しかも、この傾向は変わらなさそう。何故なら、皆オジサンになって行くから。

決して悪い事は無いです。楽しい時代の到来です。

ホントに楽しい事は何だろう?とようやく大勢のライダーが考え出した事が嬉しいです。

雑誌等に踊らされずに、自分の楽しい事にフォーカスしたら何が良いのか。

今の自分のオートバイを如何に乗り易く、長く楽しく乗り続けるか。

新製品を買わせるようなメディアの誘惑にも乗らず、マイペースを維持しながら我が道を行く。

インターネットの力で、ようやく皆さんが本質の情報に接する事が出来るようになり、より本来のバイクの楽しさに目覚めて行くようなシチュエーションを見て来ました。

非常に好ましい時代になったと思います。

誰かが、ビジネスライクに引いて来た高回転、高出力の魔力が融けて、本当に楽しいオートバイをオジサンたちは求め始めました。

素晴らしい事です。
2010/10/03

昇圧回路テスト走行

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無事に昇圧回路も装着し、ワクワクしてセルを押すも・・・ウンともスンとも言わない・・
何故?

小一時間、あれこれやっていました。配線図も問題無く、キルスイッチやセルスイッチも大丈夫。

昼飯をはさんで、あれこれチェックしていたら!

昨日ハンドルを交換した際に、クラッチレバーの安全装置用のコネクターが外れてましたorz。

点火だけでなく、セルが回らないので、安全装置系(キルスイッチ、サイドスタンドスイッチ、クラッチスイッチ)だと推測していたのですが、何となく見逃してしまいました。不覚~

接続後は快調に始動。アイドリングからも良い感じです。

そうなれば、後は強制減圧システムを組んで、テスト走行だ。

クラッチスイッチは端子を買って来て、変な接続から直結にしました。
なぜこんな組み方をしたんだろうか・・
まあ、ライコランドだしな・・
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これでスッキリ接続。余計な端子が減ったので、耐久性も期待出来ます。こういう場所でも、エンジンは掛からない訳ですね。
注意しないと・・・
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AISバルブも内部の部品を無事に外せました。これで負圧の流れがスムーズになりそう。
ステンレス製のリードバルブ押さえに穴を開けようとしましたが、ステンなのでドリルの食いつきが悪く、一旦は諦めました。
これは、ドリルで無くて、ボール盤で加工しないと大変そう。
その内に検討します~

さて、組み上がったGSFを走らせます。
今日は雨予報でしたが、一日天気が持ちそう。良かった~

アイドリングから、力強いエンジン回転が感じられます。これは実走が楽しみです。

街乗りですが、2車線道路を走って見ます。

エンジンが暖まるのも早い気が。やはり火花が飛んでいるのが体感出来ますね。


さて、低回転からもかなり乗り味が良い!

アクセル低開度からのレスポンスが・・何だこりゃ?ってくらいスムーズ。

火花がエンジンの燃焼工程ごとにキチンと着火しているのが良く分かる・・

今までは失火していたような低回転の部分でも、工程ごとに燃えているんですね。

これは・・・・

5000回転も回せば、今までにない立ち上がり加速を味わえます。

いや、今までも十分に良い仕上がりだと自負していましたが、まだまだ上があるとは・・・

今日は・・・が多いですがw、それくらい感じるものがありますね。

2速や3速での街乗りがこんなにエキサイティングになるとは思いませんでいた。

ちょっとツーリングで試してみたい!

来週は3連休か。どこかで走りに行こう。楽しみだな~


後は、ついに交換したハンドル、やはり以前のハンドルが曲がっていました。
交換後は当たり前ですが、真っ直ぐ乗れている感じ。
早く交換すれば良かった。やはりタチゴケでも曲がるんだな。

POSHのスチールハンドルは2000円台なので、今後はタチゴケでも交換しよう。

これも非常に体感上は嬉しい改善点でした。

しかし、昇圧回路、誰にでもお勧め出来る逸品ですね。

どなたかが「安定化電源」と言う表現をされていましたが、まさにそれ。

どんな回転数でも電圧が安定しており、安定した着火、安定した回転を生み出すんですね。

これには色々と思う所あるので、改めてエントリーを書きたいと思います。

2010/10/03

昇圧回路装着

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光り輝く昇圧回路を装着しています。

黒い線はバッテリーのマイナス端子に繋げてアースに。
リミッターカット(モトイージー)、昇圧回路、イグナイターの順に並べて装着しています。

リアフェンダーの裏なので、シートとの隙間にちょうど入ります。少し高さが高いけどシートとは干渉していないようでひと安心。走りながらクリアランス等確認してみます。
まあ、この部分は振動も熱も大したことは無さそうなので、大丈夫だと思います。

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エーモンで調達した端子類。

0.75のサイズのコードで統一しています。1.25でも・・と思いましたが、0.75で行けそうです。

端子はイグニションコイルのプラス側に分岐させて装着。分岐出来る端子が売っていました。
コード同士の接続も現状ギボシで繋げていますが。その内圧着したい、出来ればハンダ付けも。

耐久性を考えて付けて行きたいですが、当面はこの仕様で走って見ます。

メインハーネスから出ているプラス側のコードの1本はテープで塞いでいます。

夕方にはテスト走行出来るかな~
2010/10/02

強制減圧システムのチェック

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AISバルブの2次エア導入口が外れません・・・どなたか良いお知恵があれば教えて下さいませ・・
どうもカシメてあるようで、引っ張ったり、ひねったりしてもビクともしません。
皆さまどのように外されたんでしょう?
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さて、久しぶりにタンクを外して、昇圧回路取り付け準備、強制減圧システムのメンテ、ハンドルの交換を始めています。
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パイプハンドルはアルミからスチールに。同じポッシュのスーパーローです。
はずしたアルミハンドルをチェックしたら、やはり微妙に歪んでいるような気が・・
交換して、スッキリしたいです。
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以前から気になっていた錆び。。
負圧取り出しから冷えた排気が結露して思いきり錆びているようです。
一部本体にも悪影響を及ぼしており、リードバルブが締まり切っていませんでした。
この辺は要対策ですね。
塗装で良いのか、何らかの表面処理が必要なのか・・・

取りあえず、清掃して装着しようと思いますが、根本的に対策しないとボロボロになりそう。
困ったな~