
今日は5時出発で奥多摩を目指します。
路面もドライだし、空気もカラッとしていてとても気持ちが良い。
早朝朝マックしながら、コーヒーも美味い。こう言う時は良い感じな一日になりそう。
青梅街道は空いてます。昨日調整したGSFは絶好調。快走します。
パイロットスクリューが新品になり、アクセルの極低開度のツキが最高です。
しっとりと、且つダイレクトに吹け上がります。
4速でも十分巡航可能。これは低開度のツキが改善された事によります。
キャブ車で距離を走っている車両は、是非一度パイロットスクリューを新品に交換して見て下さい。
特にご自分で色々いじっているライダー程、テーパー部が傷んでいる可能性がありますね。
自分もそうでした。力を入れて締めすぎていたんでしょうね・・・
さて、待ち合わせの大麦代駐車場は大賑わい。
早朝7時前から沢山のバイクでにぎわってます。

くまさんも登場し、ハイパコの素晴らしさについて語り合っていたら、飛び込みでkenkichiさん登場。
お子さんのイベントの隙を突いての朝走りです。数時間でも今日は乗れて良かったですね。
それ位良いコンディションでしたね。
ASPCAさん御一行も到着。
R1000が4台!K7以降が3台にK6が1台。スズキSS軍団ですね。

挨拶もソコソコに1台のオレンジK7の調子を見て欲しいと・・・
どうもハンドリングがおかしいらしい。
足回りのセットを取りあえず柔らか目にして乗ってもらいます。
取りあえず、奥多摩湖脇を快走しながら丹波山の道の駅まで走ります。
コンディションは最高です。GSFのセッティングもバッチリ。
何も不満がありません。
道の駅でK7に乗せて頂きます。
どうもUターン時からおかしい。
ハンドルが切れない。
峠でも非常に動きがヘン。
折角のR1000ですが、セルフステアが死んでます。
これはアブナイ。
早速、道端で改善を試みようと思いましたが、工具やオイル(ステアリング潤滑)が無い為断念しました。
しかし、明らかに原因がハッキリした為、オーナーさんには喜んで頂きました。
やはり基本整備は大切ですね。
年式が新しいバイクと言えども長期放置や青空駐車があった車両は見えないベアリングが錆びている可能性があります。
これほどハンドリングがおかしい車両に乗ったのは初めてでしたので、コーナーでは恐怖すら感じました。
劇的に改善する気がしますので、自分も楽しみです。
ホイールベアリング、リンクベアリング、スイングアームピボットベアリング、ステムベアリングについては、新車だろうと中古だろうと一度ばらしてグリスアップをして頂いた方が良いと思います。
これは自分も同じ経験がありますので、どんな車両でもそうだと思います・・・


その後、やまちゃんさんのホワイトK7にも乗せて頂き、峠の頂上まで快走。
先ほどのR1000とは全然違う普通の乗り味でしたので、楽しんで走れました。
やはりSSは速いし軽い。
こう言う場所を走るなら最高ですね。
昔自分が乗っていたK1R1000を思い出しました。
柳沢峠の頂上は18℃位で気持ち良いです。
富士山も見え隠れして、眺めも良い。


台数が多かったので、余りペースは上がらなかったのですが、それでも結構タイヤを使えました。
Z6インタラクトは予想通りの仕上がりでした。
直線時には若干硬いフィーリング。でも、サイドは柔らかいし、バンクしていってもフィーリングはごく自然です。
倒し込みからバンクにも不安はありません。
しっかりグリップして来ます。
もっと攻めた走りもしたかったのですが、これはまた次の機会に。
今日はマッタリテストデーにしました。
しかし、気分良く走れますね。

パイロットスクリューやZ6インタラクトへの交換を差し置いて、今日一番驚いたのがハイパコです。
これ、尋常ではありませんよ。
まるで、オーリンズからクアンタムに変更した際の驚きが再び感じられました。
高速でも直線が楽しくって・・・・
ソリッドな乗り味なのにシッカリダンピングが効いている。
路面をバネがちゃんと押し戻してくれる。
フワフワさが皆無です。
とても同じ8.0kgのバネとは思えませんが、ストロークはかなりしてますので、やはりレートは同じ。
初期の動きが違うのは間違いない。
走行1Gと言う表現があるのならば、その時点でのバネの動きが非常にシッカリしてます。
正確に動いている感じ。
アイバッハでも十分な性能なのですが、ハイパコはその一枚上をいってます。
くまさんも同様の意見でしたので、GSFだけでは無いようです。
やはりサスの肝はバネですね。
間違い無いです。
今日は帰りの中央高速が楽しくて溜まりませんでした。
談合坂SAでお開きになったのですが、その後相模湖付近のワインディングが最高で・・・・
なんて楽しいんだろう。
バネって大切だと思いました、これは本当にそう思います。
しつこいかもしれませんが、それ位の衝撃でした・・・・・