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2008/11/30

スイングアームピボットと前後ホイールの整列

昨日思いついた整列確認の方法です。

最近のバイクはシャフト関係はほとんど中空なので、参考になると思います。

スイングアームピボットシャフト、前後アクスルシャフトの中にパイプやシャフトを通します。
長さはホームセンターで切り売りしている1mくらいがちょうど良いかと思います。

バイクによって内径が変わるので、実測して下さいね。

シャフトの左右で内径が違う場合は、ガムテープを巻いて中心を出します。これがキモ。
こうしないと、ちゃんと芯が出ませんので正確に測れません。
でも、テープを巻くだけと簡単なので、誰でも出来ると思います。

そうしたら・・・・
s-CIMG0568.jpg
こんな感じになります。

スイングアームピボットのパイプ長さ足りませんね。こんど1mのシャフトを買ってきます。(3mm径かな)
画像でも分かると思いますが、肉眼だと余計良く分かります。
人間の目って意外と正確です。じっくり眺めてると分かります。
コーヒー飲みながらじーっと眺めます・・・
変態かもw。

意外と前後スッキリ合ってる感じ。よかった~
s-CIMG0569.jpg
右側もこんな感じ。
これなら大丈夫かな?
パイプ自体の精度もあるので、絶対値では無いですが参考になると思います。

実測で計測すると、自分の感覚を裏付けてもらえますので「安心」です。
本当にこれが大事。
疑心暗鬼になって乗ってるより、試しに計測してみましょう。
楽しいですよ~
1000円もあれば、いろんなサイズのパイプが買えますので、コストも掛かりません。

フロント周りも再度見直し・・・
s-CIMG0571.jpg
ABSのパイプを使用してます。左側
s-CIMG0572.jpg
真中。フォークの出っ張りを基準点にして水平を出してます。
ハンドルの曲がり等も計測しましたが、OKでした。安心。
s-CIMG0573.jpg
右側。これもOK。
実際にちょっと走りましたが、調整の甲斐もあって非常にまっすぐ走りますw。
街乗りの2速、3速。せいぜい60km程度でのテストですが、十分です。
寒い時期はこんな感じでセッティング出しに勤しみます。
s-CIMG0578.jpg
愛用のスタビレーのコンビレンチでブレーキ等の取り付けを調整します。
フロントスタンドで前輪を浮かせて、一旦緩めてから組み付け。
なるべくホイールと水平に取り付けます。
ほんと、この辺は丁寧にやればやるほどスッキリ走る感じです。

ベータチタニウムの64チタンボルトとスタビレーのコンビレンチの組み合わせはピッタリで、
締め付けや緩めも凄く安心して出来ます。
やはり良い工具と良いボルトは必須ですね。
ネジと工具は奥が深いです・・・

今夜から冷え込むらしいので、お風邪には皆様お気を付け下さい~
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2008/11/30

自力整体



色々車体の正立を仕上げてきて思った。

そもそも、自分の体がまっすぐなってるのだろうか?

先日、コメント頂いた自力整体は確かに良い。

とくに肩甲骨周りが素晴らしく動く感じ。暖まる。

股関節周りもこれからやってみたいと思うが、かなり良さそう。

バイク乗る前にやると、背骨や骨盤がまっすぐになって、セッティングも出やすいかも。

と言うか、バイクのせいにしていた直安や左右のコーナリングのズレ、もしかしたら自分の体の歪みかも知れません。

いや~やって見ると面白いわ。

2008/11/30

久しぶりに・・・

004l.jpg
ちょっと久しぶりに気になるバイク。

ZRXの新型です。

元ニンジャ乗りの琴線に触れた気がします。

アッパーカウルのデザインがニンジャ的。この感じ好きですね~

後は、車体の仕上がりに期待出来そう。

この横からのスタイル、自然な感じです。

シート高とか、ハンドル位置とかもヨサゲ。

006l.jpg
国内専用の仕様とのことで、どうもコンパクトになってる気が・・・

この辺は輸出メインのバンディットとかとは違いますね。

007l.jpg
ホイールも軽そう、シート形状も悪くない。
エンジンも中低速のセッティングを考えたうえで、110PS出てるようです。
自主規制の撤廃によるものですね。十分かも。

これは、アラフォー世代のバイク乗りには受けるのではないでしょうか。

買い替えとなると、タイミングが必要だと思いますが、お勧めできる一台になりそうな気がしますね。

最近、カワサキのデザインも悪くなくなってきたな~と思って来ました。
外人さんのデザイナーがチーフだったかと思いますが、こなれてきた感がありますね。

2008/11/29

フロントの組み方・・・

最近、走るたびに車体の組み上げ方に気が入っております。

まあ、気になりだしたらきりがないのですが、趣味なので納得行くまでやってみたい。

この業者さんが凄いです。

加工の綺麗さもさることながら、フレームの歪みや組み方の参考になります。

また、パイプで精度を測りたくなってきました。

やはり、スイングアームピボットがキモだそうなので、ここを起点にして、フロントホイールやリアホイール、
ステム等の中心線を測量出来れば最高です。

パイプを使ってみたら意外と精度が測れそうな気がしました。

ちょっとアイデアがあるので、試してみたいと思います。

自分のバイクがキチンと組んであれば最高ですよね。

もし、多少歪んでいても、どの程度が分かるだけでも安心です。

この「安心」が大事。

不安なまま乗っていても楽しくない。

納得した状態で乗っていたいですよね。

明日、試してみようと思ってます。

特にフロント周りとかは、しつこいけどまた組み直しして見ようと思います。

ネジ締めて、また組むだけですので、何度でもチャレンジ出来ます。

スーッとまっすぐ走るバイクに仕上げたいと思います。
2008/11/28

公道セッティングとサーキットセッティング

CIMG0544.jpg
現在、GSFでサーキット走行の計画は無い為、純粋に公道仕様を目指してます。
しかも、中低速コース向け。

高速コーナーであれば、サスへの荷重も変わってくるのでまた違うでしょう。
伊豆スカを常用するようなライダーなら、また違うセッティングになりそうです。

たぶんですが、公道なら・・
フロントフォークスプリング0.80kg(ヤマハXJR1300純正)
リアサススプリング8.0kg(アイバッハ)
フォークオイルアッシュの#50(#40と#58のブレンド)

サーキットなら・・
フロントフォークスプリング0.90kg(オーリンズとか?レート表示あったかな)
リアサススプリング8.5kg(アイバッハとかハイパコとか)
フォークオイルアッシュの#58

ちなみにアッシュの粘度表示はこんな感じ
参考になると思います。

自分のGSFだとこんな感じになりそうです。
たぶんね。

走る場所で全然セッティングって変わってくると思うので、絶対基準はありません。

ライダーでも全然違うし。

体重50kgと80kgでは全く方向性が変わりますよね。

バイクの重量とか、体重とかいろんな要素を考えながらセッティングを詰めて行きたいと思います。

2008/11/27

そういえば・・・

CIMG0560.jpg
XJR1300のサスってどこかで見たような・・・

ありました!

珍しく買ってみたバイカーズステーション誌。08年2月号。

サスペンションセッティングの実践編です。

かなり具体的に解説されてます。

純正の0.80kgスプリングレートが弱いとのことで、1.0kgまでレートを上げてます。
オイルもかなり固めに・・・・

ただ、皆さん重そうな方々。
ペースもかなり飛ばしている感じなので、自分のコンセプトとはちょっと違うみたい。

XJRはGSFよりも20kg位重いらしいので、レートもこれ位にしないといけないのでしょうか。
車重、体重、コース設定、ペースでスプリングレートは変わるのだろうな~と思いました。

やはり、オイルとスプリングでセッティングしてみたい。
イニシャルはあくまでも応用なので、基本はスプリングレートだと思います。

画像でパーツ状態が確認出来たので、おそらくサイズ的にはGSFに可能だとメドがつきました。
たぶんですが・・

寒いので、路面温度も上がらず、余り無理は出来ませんが、ちょこちょこやってみようと思います。
2008/11/26

フォークスプリング

すいません、完全にメモです。

XJR1300、03年式
純正フォークスプリングとスペーサー(白い樹脂製、加工も楽そう)

5UX-23141-00 .スプリング,フロントフオーク 3,465 1 あり   これを2セット
5UX-23118-00 .スペーサ 378 1 あり   これを2セット

スプリングレート0.80kg

自由長276mm
スペーサー長125mm(カット可能)・・・理論上は21mmカットすればGSFに使用可能。

GSF純正スプリング長380mm(参考)

うーん、こんな感じか~


2008/11/25

冬のメンテは・・・

以前、ぴーさんとツーリング中、フロントフォークセッティングの話になりました。

以前、ハラ坊さんのブログで、XJRのシングルレートスプリングのお話があり、ちょうどレートも0.8kgとか0.75kgとか・・・(00年式が0.75kg、03年式が0.80kgだそうです)
流用出来ないかと・・・

今頃思い出して、調べてみました。

GSFで実行されてる方は見当たりませんでしたが、おそらくXJRのフォークは創輝製(ヤマハの子会社)。
でも43mmだし、画像を見てもダンパーロッドはGSFに採用されているショウワ製とそっくりです。

ココとか

ココを参考にさせて頂きました。

先人の記録に感謝です。

ハラ坊さんのブログに触発されておりますw。

減衰については、アッシュの#50辺りでちょうど狙い通りの減衰になるだろうと見当もついております。

なので、スプリングをシングルレートにすればかなり良い線行くのではないだろうかと・・・

はい、人柱ですねw。

スプリング内径がダンパーロッド外径に干渉せず、スプリング外径がインナーチューブ内径より小さければ問題無いと思います。

自由長については、XJR1300の00年式以降の自由長は276mm。
カラーは125mmとの事。
スプリング線径も細く、長さも短いので軽量化にも繋がりそうです。

GSFの純正スプリング自由長が約380mmとの事なので、カラーを少しカットすれば全長はピッタリ合います。

レートも0.80kgあればちょうど良い感じ。03年式を狙おうかな?

海外メーカーのスプリングは大抵、自分にとってはレートが高いのです。
想定体重が70kgとか80kgとかのアングロサクソンとかゲルマン系の人を対象にしてるので、別に彼らが悪い訳でもありません。
アジア人の平均体重が軽すぎるだけです。彼らにとってみれば・・・
当然リアサスもそうです。自分のクアンタムなんて8.0kgしかありません。
9.0kgとかがついてるリアサスが多いのでは?と思います・・・

自分は57kg程度なので、海外スプリングには体重が軽過ぎます。

なので、純正流用が吉かと・・・

現状、流用に対しての特段の問題点は無さそうですし、最悪合わなければヤフオクでニーズはありそうですので、そのうち進めてみようかと思ってます。

アッシュの#50化と合わせて、進めてみようかと思ってます。

さて、どうなるやら~

2008/11/25

今シーズンはほぼ終了しましたw

CIMG0554.jpg
もう光の加減が冬ですよね~

峠を楽しむ期間はほぼ終了ってことで・・

無理はしないで、のんびり走る分にはOKかな?

来シーズンも安全に、楽しく走って行きたいと思います。
冬はメンテだっ!
CIMG0550.jpg
インターネットが普及して以来、いろんな情報が飛び交っていますが、お陰でサンメカにも貴重な情報が手に入るようになってきました。
昔とは雲泥の違いです。
試行錯誤の数が少なくて済みます。

後は実践あるのみ。
色々やってみます。

やはり、構造を知ったり、仕組みを理解し、それを使いこなすと全然レベルが上がりますね。

自分も一時期プロにお任せの時期があったのですが、自分のスキルはこれでは向上しません。

自分でやってみて失敗するのも経験値を上げる事。

工夫が必要です。

一人のライダーとして、オートバイと付き合って行く為に、自分でも色々とやってみようと思います。

さて、冬のメニューはなんだろう?

じっくり考えて行こうと思います・・・
2008/11/24

ポジション考察・・・

CIMG0546.jpg
CIMG0545.jpg
今日はまた寒い・・・
雨も降るようで昨日とは打って変わった天気ですね。
もう冬か~

昨日のチェーン調整から、再度チェックしてました。

やはり左右のバランスには気を使いたいですね。

スイングアームピボットシャフトの中空穴に3mmのパイプを通して、リアアクスルにも5mmのパイプを通して距離を測ります。
左側が540mmちょい。
右側が545mm。やはり右が5mm長い。
再度チェーン調整しました。
これで乗ってみて確認です。
今日は寒いので乗る気になりません。
暖かい日を選ぼう・・・

あとどうしようかと思ってるのが、ステップの位置。

調整は効かないので、ベースプレートを造り直しになりますが、10mmほど下に下げたい。

ちょうどフレーム取り付けボルトの位置と同じくらいの場所にステップバーを持って行きたい気分。

峠やサーキットなら、現状の位置が最高なのですが、ツーリングとのバランスを考えてます。

もう少し乗りこんでみる必要がありますが、シート高、ステップ位置はまだまだ検討が必要かと。

ハンドルは現状で気に入ってるのでそのまま。

まあ、この辺は来シーズン、暖かくなってから実走で詰めて行こうと思います。

でも、本当に10mmくらいでも全然変わってきますね。

この辺は本当に工夫次第では面白く乗れるバイクに仕上がってくるのだろうな・・

2008/11/23

味わいながら走る

CIMG0552.jpg
またまた道志です。

今日は本当に暖かい一日でした。
昨日よりもさらにポカポカ。

路面が暖かくなる9時30分過ぎからスタート。
中央高速は渋滞25kmなので、20号大垂水峠経由です。

何と、またmaxフチュウさんとすれ違ったらしいです(汗)。
どこですれ違ったのでしょうか・・今日は気をつけていたんですがw・・
もはや運命でしょうか。
出動時間がほぼ同じなのですね。
お疲れ様です!

高尾山手前の渋滞を除けば、快走でした。
いちょう祭りに巻き込まれました(汗)。
そこだけ大混雑でカオス状態でした。
お祭りのど真ん中に突っ込んではいけないですね。

でも、手前が渋滞していたお陰で大垂水峠は快走。

お昼前の暖まった路面を快走します。

35号に入っても暖かい。

どんどん走ります。

最近ノンストップで走る距離が長くなりました。

車体が仕上がって集中力が切れ難くなってる感じ。素晴らしい。

気温は12,3℃か。相模湖付近では15℃もありました。

山奥に入るとヒンヤリしますね。余り無理はせず、味わいながら走ります。

2速でほとんど。たま~に3速に入れるくらい。

本当に中低速域のツーリングです。

4速なんか全然入れません。

このくらいが気持ちいいんだな~

道坂峠では、お兄さん方がトランポで参戦してましたので、通り過ぎます。
なんか2ストばかりだったような気が・・・前がつぶれたTZR250が・・あーモッタイナイ。
あの辺は2スト250がちょうど良いのでしょうね。

路面温度もそんなに高くないので、無理せず走りました。
サスもちょっと固い感じ。やはり気温が下がると限界は低くなりますね。
5月とか10月が一番快走期間でしょうね。
夏なら早朝7時か8時位まで。
夏の日中の路面温度だとかえってグリップが落ちます。温度域を良く理解しましょう。

CIMG0547.jpg
スタバの缶コーヒー。
初めて飲んでみましたが、180円位もする感じではありませんでした。
残念。これならポッカデミタスの方が美味しいわ。
ミルク分がダマになって缶の底に沈んでおりました。良く振ったんだけどな~
これなら普通の缶コーヒーでもOKか。

CIMG0548.jpg
道志道の駅は意外とバイク少なかったです。
昨日、道志みちで死亡事故(白バイに追いかけられたバイクがダンプと正面衝突)があったようで、皆さん自粛されたのでしょうか・・・

皆さん、公道ではくれぐれも無理はしないようにしましょう。
公道で限界を試しても何にもなりません。
自分の力量の80%位で楽しみましょう。
それが一番。
限界を試したかったら遠慮なくサーキットで勝負して下さい。
公道で勝負するのは愚か者です。本当に。
家に帰るのがツーリングです。

ともあれ、ライダーのご冥福をお祈りします。

道志みちは暗い感じの道なので、自分は走りません。
35号を走り続けると思います。

CIMG0549.jpg
山はもう秋深まった感がありますね~
道の駅も暖かいです。
昨日のような風も無く、穏やかな日だまりでマッタリしました。

まだ3シーズングローブで十分大丈夫ですね。
ウィンターグローブは12月に出動でしょうか・・・

CIMG0555.jpg
丹波山系を眺めながら、気持ちの良いライディングでした。

そば秋山でのんびり。
ここ美味しいです。マッタリ出来ます。

帰りの中央高速も2時過ぎだったので、ガラガラ。

小仏トンネルを過ぎた高速コーナーを5速6000回転位でクリアしようとしていたら・・・

何と、中央分離帯側の路面にサルが!!

え~!サルがいる。サルが!赤い顔したお猿さんです。ビックリした。
思わず目が合いました!
サルも戸惑っていました。

あのサルは今どうしてるのでしょうか?
とても3車線をまたいで無事に山側に帰れるとは思いません。
道路公団に連絡しておけばよかったかも。今気が付きました。

連休中でもコースと時間帯さえ選べば、穴場的に快走ツーリングが可能ですね。

往復5、6時間あれば十分快適なツーリングが可能です。
余り休憩を取りませんでしたが、それだけ疲労が少ないセッティングになってるのでしょう。

ヘルメットも良い感じ。違和感無くフィットしてますので、頭の締め付けも無く、快適です。
装備も良いと疲れも少ない。
今日初めてピンロック仕様シールドにしましたが、全く曇り無し。素晴らしい。

後はインナーかな。ウィンドストッパーも改造モノなので、イマイチ。

冬用のウィンドストッパーを何とかしたい。

あと気になった点をいくつか。

・荷重を掛けたコーナリングの立ち上がり、特にS字の切り返しで「ズバッ」とバイクを動かすと、
フロントフォークの伸びきりが早い。
明らかに戻し減衰が足りていない。
うーん、分かってるんだけどな・・・やはりアッシュのブレンド#50を試してみようか・・・

・タイヤはホント素晴らしい。癖が無いのにグリップは抜群。接地感絶品。
思わずmaxフチュウさんにお礼に伺いました。しばらくはピレリ教に入信しますw。

・エンジン。本当に少しタペット音が気になる。まあ許容範囲なのだろうか・・・

・キャブ。今でも十分だけど、ぴーなっつさんのトルク感が気に入っていたので、試しにニードル位置を変更して見ようかと思う。
マフラーの仕様の差もあるかも知れないけど、ものは試しに。

・ポジション。だんだん体にフィットしてきた。今日は違和感無し。
特にコーナーでの体重移動が凄く自然に出来る。
高速でもポジションしっくり。
このまま様子を見てみよう。
ステップ位置はまだ試行錯誤しても良いかもしれない。
これは、来年の課題かな?

・チェーン。ちょっと緩すぎたかも。帰ってから張り直し。
おや、チェーン調整の左右がどうも変。もしかしたら自分でスイングアーム外した際にずれたかも。
再調整。これでもっとシャッキリすれば良いな。
こんど街乗りでテストしてみよう。
速度域の遅い時に快走出来るバイクが良いバイクと某サイトで表現されていた。
本当にその通りだと思う。



2008/11/22

組みの精度

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先日、スイングアームピボットを外していて、改めて思った。

新車とかでも、一度ばらして、再度組みなおした方が絶対に良く走るようになるだろうな・・・

以前、浅川さんも言われていた事。

ようやく、自分でも気が付いた。今までは、そこまで正直理解していなかったのだと思う。

乗りこんで、いじりまわして到達する理解・・・深いな~

当然、エンジンとかも組みなおしたら良くなるのは当然だな。

平均的な性能を目指してる大量生産の工業製品も、人の手に掛かれば、工芸品の域まで到達するのでは無いだろうか・・・

それを行うのも人、乗るのも人・・・

いや、深いわ本当に。

秋も深まり、思索にふける感じでしたw。

今日は、エンジンをジャッキで少し上げ、エンジン前部ハンガーを一旦緩め、再度締めなおし。
「組み直し」をしてみた。

本当はエンジン後部、2か所のボルトも緩めたいが、一人だと結構キツイ。
また今度工夫してみよう。

意外と、転倒してないフレームでも、距離を走るとエンジンとの接合が狂ってしまう事があるらしい。

大げさに言うと、エンジンを歪んだフレームが抱えて走っている状態。

これは何とかしたい。

定期的にエンジンマウントの点検をすると良いのかも。

以前、エンジンマウントダンパーを交換した後に、直進性が向上した感じがしたのだけど、それはフレームが若干歪んでいたのではないかと。
ダンパー交換時、フレームがフリーになった事で、本来のディメンションになったのでは?と・・・

気になれば切りがないし、そこまでしなくても快適に走れるのは当たり前。

でも、少しづつでも精度を上げて行けば、その積み重ねでバイクはもっと良く走るのではないだろうか。

フロント周りもそうだけど、組みの精度は本当に重要。

素人整備だけど、時間はたっぷり確保出来るので、慎重かつ地道に精度を出して行きたい。

この辺は、いくら時間を掛けてもコストも掛からないし、納得行くまでやり直せるので、オーナー整備の醍醐味では無いだろうか。

エンジン以外は、本当に良くなった我がGSF。

改めてお気に入りです。

CIMG0544.jpg

手塩に掛ける甲斐があるというもの。
2008/11/21

デッドエアを溜める

CIMG0511.jpg
これから寒くなると、防寒に工夫が必要ですね。

とにかく体温で暖まった空気の層を逃がさないようにいかに工夫するかが勝負だと思います。

皮膚に近いインナーで1層、ミッドレイヤーで2層、ウィンドストッパーで3層、最後にアウターで4層が自分の標準です。

これを、インナー2層、ミッドレイヤー薄め、ウィンドストッパー、アウター辺りで運用してみようかと思ってます。
インナーで空気を保持したい気分です。

ウィンドストッパーも現在はいろんな種類が出ていて選びやすいですね。

ここ数年で大分快適に走れる環境が整った気がします。

冬でも革ジャケットを着たいので、ちょっと我慢が必要ですが。

本当は最新のウィンタージャケットが暖かいのは良く理解してますが、モコモコが駄目なんです~

しばらくはやせ我慢が続きそうです。

いつかは諦めてヌクヌクしたジャケットをゲットしてしまいそうですがw。
2008/11/20

寒いと固くなる・・・

一気に寒くなりましたね~

クルマですが、エンジン掛けても一発目は中々動き難くなってきました。

電動パワステも、やはり固いです。暖まると大丈夫だけど。

これからは、タイヤやオイル、オイルシール等々のゴム関係はカチカチですね。

気を付けましょう。

気温差って意外と性能に直結してますよね。

サスセッティングも冬と夏では変わると思いますし。

オイル漏れも、冬になるとシールがカチカチになって漏れやすくなるのだろうか・・

人間も気温が低くなると、アチコチガタが出てくる気もするので、気を付けましょうw。

自分は、やはり「歩く」事ですかね。ストレッチもちょこちょこやります。

コンディションを整えて行きたいですね。

2008/11/19

リスペクトしながら、避ける

最近、明らかにシルバー世代の方々のドライビングが目につきます。

自分がバイクに乗り出した時代では、壮年と呼ばれていた方々。

日本の人口の中でも、すごい厚みのある世代です。

そろそろ、その厚みのある世代の方々もシルバー層に。

やはり、気をつける必要があります。

ただ、リスペクトしながら。

ルームミラー越しの状況、ヘッドレスト越しの頭の状況、動き・・・

色々確認しながら、避けます。

やはり、バイクは挙動の違うクルマからは離れるべきです。

これは重要。

並走したりするのはお互いに危険。

アクティブセイフティーだと思います。

ちょっと挙動の違うクルマとは、距離を取りましょう。

それがリスペクトだと思います。

ただ、ここ数年でオヤッと思われる運転が目につくようになりました。

気をつけたいものですね。

いつかは自分もその道を歩くはずですので、キチンと基本を守りたいと思います。


2008/11/18

細かいけど・・・

冬場に向けてのメンテメニューをつらつらと・・・・

・プラグ交換・・現在はただのDR8ESなので、純正のJR8Cかイリジウムに変更予定

・オイル滲み対処・・シリンダーヘッドとシリンダーの1番気筒辺りからうっすらと滲みあり。
            これは、一度シリンダーヘッドの固定ボルトを緩めて、再度締め付けると治るらしい。
            長年使用してると、ヘッドが歪むらしい、成程。トルクレンチがいるな。
            セルモーターとエンジン接合部のOリングから滲み。
            これも持病っぽい。Oリングの交換で治りそう。パーツ手配予定。

・タペット調整・・OHCエンジンは暖まるとタペット音が出やすいらしい。クリアランスが熱で広がるのだろうか。
          タペット調整は冬の楽しみにしておこう。かじったカムを眺めるのもまた良し?
          カムやロッカーアームの手配は来年かな。じっくり考えよう。

・フォークオイル交換・・定例の正月メンテメニュー。これで3年連続正月にフォークオイル交換か。
              アッシュの#40と#58のブレンドで#50を目指す。
              油面は100mm程度から始めてみるつもり。

・キャブ周り・・ニードルの位置を下げてみようか。少し濃い目に振ってみたい。またダイナモ掛けるかも。
         前回も下は大分薄かったので・・

・圧縮の確認・・4気筒の圧縮の状況を知りたい。激しく知りたい。
          圧縮計を買ってしまうかもしれないし、バイク屋に頼むかも。健康診断かな。
          エンジンの中を見てみたい気もうっすらしますが・・・さてどうなる事やら。

車体、サスペンション周りはほぼ気に入った状態になったので、長く乗る為のメンテをして行きたい。

まだまだ40,000km程度なので、楽しめる期間は長い。

じっくりやって行こう。
2008/11/17

シート完成と今後の課題

CIMG0542.jpg
いや~今日は暖かかったですね。
無理くり行ってきました道志。

いや、最近結構大変なのですが、天気予報みて、今日はもしかしたら今年最後に暖かい日では無いだろうかと思案しばらく・・・、やっぱ行くか!と出発しました。

人生色々あるのですが、頑張ってますw。

今日は本当に暖かく、10時ですでに18℃。
一応インナー等着込んで来ましたが、いらないくらい。特異日ですね。

シートの具合を確かめつつ走ります。

以前のシートよりも若干座面が上がってますが、さほど気にならず、平坦さが良いです。
ステップとの加減も良い。
やはりステップとシート高の関係は微妙ですね。

街中を走ってると、ステップも下げてもう少しシート高を下げたい気もしましたが・・
峠ではまたどうだろうか?

まずは走ってみましょう。

いつもの35号です。

紅葉もかなり進んで来ました。
落ち葉もあり、多少ウェットな感じなので無理はしません。

丁寧に走りこみます。

お~リア周りの挙動も良い。グリスアップ効果てきめんです。自然な感じで動くわ。

シートも峠なら最高です。やはり座面が上がってるのでトラクションが掛かり易い。

絶妙だな~これで良いんだろうな~って感じ。

まあ、この辺は来年に掛けてまた走りこもう。

ステッププレートを新造して、ステップ位置を下げる事も視野に入れてます。

微妙だけど、一番大切な所だと思うな。

シートが固いので、路面の凹凸も良く分かる。安心して走れます。

一気に道志往復したら、結構疲れました。
やはり座面が固いと腰にもダイレクトに来るな。
まあ、これはしょうがない。慣れるしかないだろう。

帰りは久しぶりに中央高速で。

高速では、リア周りがピタッとして最高です。
ステム周りもグリスアップの効果で、高速スタビリティ最高。まったく振れません。
良いな~バッチリ仕上がった感じ。

しかし、風圧でミラーが曲がる曲がる。
このミラー、そろそろ寿命かも。調節効かないし・・・交換か・・サビサビだし・・

石川PAで休憩後、エンジン掛けたら意外とタペット音がデカイ。
チンチン鳴ってます。
「あれ~こんなに大きかったっけ・・・」

自分のエンジンは思いきりカムがかじってるので、だんだん音が大きくなってるのかも。
タペット調整だけでは駄目かも知れないけど・・・
自分で一回やってみようかな。
タペットドライバーとシクネスゲージを用意しようか。
ガスケット周りを用意した方が良いのだろうか?

うーん、やはり走れば走るほど課題は出てくるようです。
まあ、でもそれが面白いんだけどね。

CIMG0544.jpg
ようやく仕上がった横姿。
なかなか気に入ってます。
外観はもうこのままで良いや、色は塗りたいけど・・

今後の課題としては、ホイール位かな、後は・・・
さて、来年の目標にして頑張るとするか~
2008/11/16

とりあえずテスト走行

009.jpg
カールズバッドさんから、修正済みのシートが返ってきました!

これは具合が良さそう。
イメージ通りです。

前回と比べて、全体的に1cm程度座面を下げてもらいました。
且つ、前端部の盛り上がりは少なめに・・・

CIMG0540.jpg
装着!

非常にスッキリしました。
自然な感じ。

先週整備した、リア周りのボルトを再度チェック。
これが大事。
緩めた全てのボルトをもう一度締めてみます。
ほとんど大丈夫でしたが、リアキャリパーのボルトが緩かった。
やはり、再チェックは必要です。

雨もやんだので、多少ウェットな路面を慎重に走りだす。

今日も近所のドトール併設スタンドまで。

ガソリン入れた後にコーヒータイムでマッタリ。

CIMG0541.jpg
おー、この自然なフィーリング。
やっとイメージ通りに仕上がりました!

以前のシートよりは多少座面が上がってますが、本当に自然な高さ。
且つ、シート表面の硬度が上がっているので、ダイレクト感が増しています。

自分の理想とする「良く動くサスペンションと固めのシート」が実現です!

これは、4輪のサスセッティングでも同じでは無いでしょうか?
みんなレカロとかにするのも、このようなセッティングが乗ってて楽しいからだと思います。

左右に車体を振っても良い感じ。

これは早く峠でテストしてみたいな~

あとリア周りのグリスアップの具合もかなり良い。

今までチタンスプレーで潤滑していたので、油膜はちゃんと効いていたのですが、やはり劣化したグリスが動きを邪魔していたようで。
特に低荷重域の挙動が全然違います。
良く動く~

乗り心地も良くなりました。

後はやはりメーカー出荷時のエアレンチによるガチガチ締めのお陰で、フリクションが増してるのでは?
と思いました。

きちんと組んであげると、当たり前のように車体の持つ性能が引き出されます。

新車からでも、納車整備時にステムやスイングアームをばらして、グリスアップする必要があると思いますね。

それぐらい、動きがスムーズになりました。

ぜひぜひ、試してみてください。



2008/11/13

リスクコントロール

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オートポリス育ちなので、高速サーキット好きです。

筑波も面白かったけど、やはりサーキットなら3速、4速全開でガンガン行ける所が良いな~

オートポリスだと、3コーナー手前とか、2ヘア手前とか好きです。
開け開けで行くコーナー。

富士(旧コース)だと、100R立ち上がりとか、最終入り口からとか・・・
2コーナー立ち上がりも大好き。

ミニサーキットは性分に合わないようで、ご縁がありません・・
筑波が限界かな?

サーキットって、アブナイ方が楽しいと思う。
なぜならリスクコントロールの限界で遊べるから。

「ここで転んだら死ぬ!」と思いながらアクセルを全開にしていくエクスタシー。

冬山に登る登山家のような倒錯した楽しさです。

これはミニサーキットでは絶対に味わえない領域。

ビックバイクの性能を極限まで引き出す事の恐ろしさとその克服、達成感。

これが好きなんだな~

当然、事前の準備、体調管理万全にて望む事が重要。
冬山登山に二日酔いで挑む人はいませんよね。

サーキットの死亡率と冬山の死亡率って結構近いと思う。

両方とも日本では一番死亡率の高いアクティビティでは無いだろうか。

だからこそのリスクコントロール。

だからこそチャレンジし甲斐のあるスポーツ。
2008/11/12

バイクライディングに応用できる「体幹」ランニング

レースをやってた時は、イチローも愛用してる「初動負荷トレーニング」のジムに通ってました。

ストレッチのお化けみたいなマシンを使って、ひたすら関節、特に股関節と肩甲骨を動かしました。

これが、タイム短縮のカギとなり筑波で表彰台に乗れたりしてました。

最近は、機械よりも自分のカラダを使ってトレーニングしたいと思います。

ウォーキングはしてますが、この体幹ランニングは興味深い。

骨盤の向き、重心の置き方、前傾姿勢等々、バイクライディングにそのまま応用可能な点があります。

やはり重心移動をスムーズにするには骨盤の向きや重心が重要です。

あと股関節、肩甲骨の動きも。

人間は元4つ足動物なので、ライディングの際にも4つ足を使いきる事がキモです。

足だけじゃもったいない。

肩甲骨も使い切る。

そうすると、驚くほどスムーズなライディングが可能になると思います。

肩甲骨を使うって、普段中々体験しにくいですが、リンクから色々たどってみると面白いですよ。

筋肉トレーニングよりも、体を痛めないので本当にお勧めです。
無理せず、体を動かすスピードが上がると思います。
2008/11/11

防寒装備

いや~寒い毎日ですね~

防寒装備は如何ですか?

自分は余り充実していないんだけど、工夫しております。

ツナギ用のRSタイチ製ウィンドストッパーインナーを上下分解してみたり・・・

今年はインナーを工夫して見ようと思います。

最近色々見てますが、バイク用で無くても機能性の高い防寒下着ってすごく多いんですね。

ユニクロのヒートテックは有名です。

あと、大手スーパーとかも繊維メーカーと共同開発して、お得な機能性下着を販売してますね。

野球用のインナーシャツとかも良い感じ。

アウトドア用ももちろん高機能。

モンベル、ミズノブレスサーモ、ノースフィエス、何でもありますね~

この辺は余りバイク用にこだわる必要は無いと思います。

もちろん、グラブとかアウターはバイク用でしょうね。
風を受ける機能は全然違います。(普通のアウトドア用よりも重装備かと)

冬は特に近場しか走らないので、余り重装備はしませんが、快適に冬を過ごしたいですね!
2008/11/10

公道セッティング

「公道セッティングじゃやっぱいけねえ!」byキリンのモヒさん@CB1100R・・早朝の246にて

「こちら側」へようこそ・・てかずーっとコチラ側におりますね~
もう初代キリンの年齢を過ぎてしまいました・・まだバイクに乗ってるとは・・

このネタ分かった人、結構古いですねw。

さて、モヒさんでは無いですが、公道でのセッティングとサーキットのセッティングは違うと思います。

どれだけ頑張っても、両立は難しい。

サーキットと公道の違い。

公道をサーキットのように走る事はしないので、いかに快適に公道を楽しむのかがポイントです。
全開全開が好きな人はサーキットで走れば良い。ただそれだけ。

前後のサスのストロークを使いきる程度のスプリングレート。

乗り心地を犠牲にせず、且つ適度なダンピング性能を確保したダンパー。

快適性とスポーツ性を両立させるポジション。

上記を考えると、おのずとセッティングの方向性は定まってきます。

サーキットを走るかも知れないから・・・と固いスプリングのサスを入れると、公道で疲れます。

どこかで割り切りが必要ですね。

自分も一時期、公道用にGSF、サーキット用にR1000を所有してました。



2台を乗りわけるのは本当に難しかったです。

機械は動かさないとあっという間に劣化します。

R1000はちょっと気を抜くと、1,2カ月不動車になってしまいます。

これは余りにもモッタイナイ。

思案の末に、R1000を手放しました。

GSFの乗り易さ、公道での楽しさが勝った感じですね。

今は公道大好きです。

また、サーキットに復活する時もあるでしょう。

その時は09のR1000だったら最高です。(09のR1000は良さそうです!)
たぶんGSFではサーキットは走らないと思います。(両立が難しい)

でも、2台持っちゃうとどうしても愛着が湧かないんだよな~

まあ、しばらくは公道仕様のGSFを乗り倒しますので、よろしくお願いします。(?)


2008/11/09

スイングアームピボット、リンク周りグリスアップ

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いや~寒くなりましたね!
肩がこりそうなくらい寒いですが、今のうちに整備しておかないと、これ以上寒くなったら面倒になるだろうな~と気合入れて整備です。

懸案のスイングアーム行きます!

リンク周りは2年前にばらしてグリスアップしておりましたが、スイングアームは初めて。
新車時からグリスアップされていないはずなので、さてどうなのだろうと興味しんしんです。

メンテとしては、レスポのチタンスプレーを可動部にスプレーして潤滑していました。
それが吉と出るか凶と出るか・・・・

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タイダウンでスイングアームを吊るしておくのがコツ。
こすれば、リンクやリアサスが外れてもスイングアームがゴツンと地面にヒットしません。

あちこちの挙動を確かめながらばらしていきます。

特に緩んでいたボルト等も無く、2007年1月に整備した自分を褒めておきましたw。
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作業上、特に問題はありませんが、唯一気をつけないといけないのは、リアブレーキホースがリベット留めのホルダーでスイングアームに固定されてます。
なので、これはドリルで揉んであげて、外しておく必要があります。
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ここが・・・・
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こんな感じ。
リベットの残骸はとりあえずスイングアームの中に落としますが、水抜き用の穴がスイングアーム後方下部に空いてるので、そこから「カラン」と出てきますのでご安心ください。

またリベット留めは面倒なので、整備性を考えてM4のタップを切って、M4サイズのネジで留めるように仕様変更しました。
こういった所をいじくるのは、とっても面白いです。大好き。
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さて、ぼっこりとスイングアームを外します。
新車時からの汚れもあり、非常にキチャナイ。

さて、これをシコシコと拭いて油汚れを落とします。
灯油が大活躍。
我が家はボイラー給湯なので、灯油は無尽蔵wにあります。
歯ブラシを使ったり、ウェスを使って徹底的に綺麗にします。

これは大変~
とくにチェーンガード(ゴム製品)辺りはスゴイ。
歯ブラシが真っ黒になりましたが、おかげで新品のように綺麗になりました。

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さて、懸案のスイングアームピボットシャフトはどうなってるでしょうか?
お~何か綺麗です。
と言うか、グリス分はどっか行ってしまってますが(新車時からほとんど付いてない?)、自分がスプレーしていたチタンスプレーがちゃんと浸透しており、シャフト全体に油膜がべったりついてます。
これは良い!さすがチタンスプレー!感動した!

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ブッシュにも綺麗に油膜が付いてます。
スイングアームのニードルベアリングとかみ合う部分なので、これは重要です。

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さて、ベアリングは・・・
うひゃ~錆びとアブラの混じった汚れがすごいです。
でも油膜はチタンスプレーで確保されており、潤滑はOK。
素晴らしい。

おそらく、新車時のグリスはほとんど無く、錆びていたところにチタンスプレーが浸透して潤滑していたような感じ。

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親の敵のように、思いきりパーツクリーナーを吹き付けて洗浄します。
錆びとグリスの劣化したゴミみたいなのがたくさん出てきます。
洗浄しがいがありますね。
ご覧の通り、ピカピカになるまでしつこく洗浄とフキフキを繰り返します。
あーしんど。

お昼をはさんで3時間くらいでしょうか。

頑張ります。

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なんと小雨がぱらつき出し、涙目になりながら続行します。

パークリを乾かしたら、後はアサカワスピード特製のEPLグリスをたっぷり浸透させます。
これも親の敵のように、ベタベタとてんこ盛りにします。

気温が低いので多少粘度が固い感じがします。

モリモリにしたら、組み付け開始。

丁寧に組み付けていきます。

本締めは最後にしますが、まずは手で締まる程度にアチコチを締めて行きます。

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リアサス、リンク周りも洗浄&グリスアップ。

2年ぶりのグリスアップでしたが、リンクベアリング関係も十分潤滑出来ていました。
グリス&チタンスプレーがちゃんと浸透しています。
これは良い。
やはり足回りが良く動くな~と思ってましたが、潤滑が出来ていたんですね。良かった~

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どうっすか。
丁寧に組んでますが、本締めは雨の為、後日に繰越ました。
焦ってもしょうがないので。
また天気の良い、暖かい日に本締め&チェックを行います。

おそらく、通常のグリススプレーでなく、浸透力と納豆のような粘りが身上のチタンスプレーのお陰でこれだけ良い状態だったのでしょう。
いや~レスポ良いです。

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これですね。


2008/11/07

ST600の星、中山しんたろう選手


とにかく熱い「中山しんたろう」選手。

石川でお会いした際にも、非常に熱いお話をさせて頂いた。

この厳しい環境の中、たくさんの応援を得てフル参戦しているプライベーターです。

「しんたろう炎の日記」是非ご覧ください。

さて、しんたろうさんの動画を見て欲しいのだけど、オートポリスで全日本レベルの選手がどの様なフォームで走ってるかに注目してほしい。

昔のような無理ヒザハングオンは皆無だと思う。

非常にコンパクト、且つ綺麗なフォームのライダーが多い。

無駄なアクションをせずに、バイクのセルフステアを十分活かしている。

フロントタイヤからのコーナリングも動画なら分かり易いかも。

しんたろうさん、お借りしました。

来シーズンも是非パドックに登場して下さい!

2008/11/06

フロントタイヤのセルフステア

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セルフステアと書くと「リアタイヤを倒して、フロントから自然に倒れこむのを利用する」風に書かれている事が多い。

でも。

最新のラジアルタイヤなら、積極的にフロントタイヤのセルフステアを活用出来る。

簡単に言うと、「ステムヘッドに荷重する」だと思う。

ハンドルに荷重を掛けるイメージだと、ハンドルが切れるのを邪魔してしまう。

無理ヒザや、ハングオンを一生懸命やろうとするライダーが良く陥るワナ。

一生懸命膝すって、バンクさせても曲がらない。なぜならハンドルにしがみついてるから。
曲がらないのでリアからこける。
これは、セルフステアを邪魔してるから。
腰をオフセットしすぎたり、下半身で上体をホールド出来ないので、ハンドルにしがみついてしまう。
(もちろん無意識で)
公道で無理ヒザしてるライダーのほとんどはコレ。
膝がすれてるのは、自分がセルフステアを殺して無駄にバンク角を深くしてるせいだ。
これは本当に意味ないし、自分で限界を低くしてるとしか思えない。
「膝をする」優先順位の為に、自分で限界を低くしている。
だから、バンク角が深くてもステアが切れないので曲がらない。悪循環だ。

リアステアオンリーでも危険。

現代の17インチラジアルは、フロントの積極活用前提で設計されてるので、リアの限界が先に来てしまう。
筑波なんかでも、リアから転倒するライダーは、リアタイヤから寝かせてる人が多い。
速いライダーは思いきりフロント(ステム付近)に荷重し、フロントタイヤのセルフステアを活用してる。

フォームを見ればすぐ分かる。
背筋が車体の垂直線に対して、斜め過ぎてるとリア側に荷重が掛かってる感じ。
表現難しいな~
お尻から肩甲骨中心のラインが車体に綺麗に沿ってる感じが良いと思う。

全日本レベルでも両者が混在してるのが面白い。

転倒の多いライダーは大体リアから曲げようとして、リアの限界が先に来て転んでる。

転ばない安定感のあるライダーはフロントとリアを両方活用している。

この違いが非常に重要。

何故現在のモトGPではフロント依存なのか、最近のタイヤの設計はどうなってるのか、
どういう方向性で乗って欲しいとメーカーが思ってるのか、テストライダーが考えてるのか。

それをくみ取って行くのが面白い。

こういう風に乗ってほしいから、こういう風に作ってるんだな~と感心しながら乗るのってとても楽しい。

まるで、シェフの作ったおいしい料理を対話しながら味わうかのごとく、濃密な楽しみがある。

出来あいの料理を黙ってムシャクシャ食べて、不満顔でお店を出て行くよりもよほど楽しいし、充実している。

味わう方のライダーの感性を磨きたいものだ。

2008/11/05

タイヤサイズで乗り方も変わる

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最近、ポジションやら乗り方やら好き勝手色々書いておりますが、あくまでも現代の17インチオンロード車での話です。

前後17インチ、フロント120/70/17、リア180/55/17,190/55/17ラジアルタイヤでの世界観です。
(敢えて190/50/17は外したい。乗った事無いので)

これが、ハーレーやオフ車、18インチや19インチでも全然変わってきます。

当然細い長いタイヤなら、リアでのハンドリングが決まりますね。
あと、速度域が低い場合。
白バイやジムカーナ、安全講習会、ライスク系のテクも低速なのであんな感じだと思います。
(Rの小さいコーナー向けの技術)

雑誌で良く出るライテクって大抵低速域のテクですね。
やってる場所がそうだし、ライダーの背景がジム系だからでしょうか。
街乗りでは使えると思うのですが、峠はまた違うし・・・

低速テクと、サーキットテクの間を埋めるものが余りない気がしますね。
ライダーが「どっちが正しいんだよ!」と迷いを誘発してしまいそうな気が・・・・

一番使われる可能性の高いゾーンのはずなのに・・・

よくリアステアと言われるものが、前後18インチやオフ車、低速域でのコーナリングに当てはまると思いますし、タイヤでも変わると思います。

なぜか、ひとつのアプローチが万能な技術だと思わせたいような記事が目につきます。

走る場所、走るバイク、タイヤのサイズ、ライダーの体格、体重。
全て異なる要素が組み合わさって気持ちの良いライディングが生まれると思います。

絶対的な基準もライテクも無いと思うのです。

それは、ライダー自身が見つけだすこと。気が付く事。

真贋(しんがん)を見抜く心眼(しんがん)を持てと言うことでしょうか。
おあとがよろしいようで。
(最近宮本武蔵の五輪書を読んでるので、影響されまくりですw)

とりあえず自分がいま目指してるのは、スポーツコンフォート系です。

4輪で言うと、パイロットプレマシーとか、050とかの世界観。
BMWにピレリとか?M3とかアルピナとか・・・
まあ、GSFがBMWだとは思いませんが・・
でも、サスセットの方向性とか、仕上がり感はそっち系を目指してます。
GTRに011とかの組み合わせでは無いです。
そういう風に仕上げたいイメージを持つと分かりやすいかも。
クルマはすみ分けが出来てますが、バイクはまだまだですよね~

2008/11/04

乗る事と整備すること

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バイクの趣味って、乗ったりいじったりすることだと思ってます。

人によって、乗るよりも整備とか、整備よりも乗りたいとかいるのでしょうね。

僕はその両方が大事だと思いました。

でも、こう思ったのはここ数年かな。

やはりある程度の経験は必要なのでしょうね。

勉強はあまり好きでないので、ライディングスクールみたいなのはちょっと腰が引けます。

楽しみながら「気が付く」のが一番かな、と。

自分で気が付いて、試してみて納得するのが一番学習効果が高いのではと思います。

上から教える目線で言われると、無駄に反発してしまったりしますしね。
人間難しいと思います。

でもそういう体験って、良い場所が無いですよね。

バイクって、一子相伝みたいなところもあるし。

流派?みたいなのもあって面倒くさいし。

これだけ大勢のライダーがいるのに、ライディング技術や整備の技術を学ぶ機会なんてほとんど無い。

バイク屋の常連になって、頑張って経験を積むくらいだろうか。

おそらく数十万人クラスでライディングを向上させたいライダーはいると思うのですが、その場所は少ないですよね。

メディアだけの情報、ネット上の雑多な情報から真実を見極めるのは大変。

そういったニーズを捉えられないものだろうか・・・

消費者が踊らされているのも、バイクだけでは無いと思いますが、何か出来ないかな~と思います。
2008/11/03

ポジションいまむかし

80amasb.jpg
タイヤや足回りの進化の度合いを説明するのに、画像で見るのが一番かと思います。

超リスペクトのローソン。
ニンジャでは、ローソンのフォームを目指してました。
上体はタンクの横ですね。
リアタイア荷重です。
あくまでもフロントタイヤは従輪でしかありません。
リア乗りとも言いますね。
これだと、リアをスライドさせてドリドリさせる訳です。
カッコイイと思います。
でも、17インチのラジアルタイヤのニンジャで、このフォームを真似するのは結局はタイヤのグリップを無駄にしていた部分があったと思います。

20081026motogp.jpg
時代は過ぎ、現代のモトGP。
スペシャルなタイヤと、スペシャルな足回り。
前の画像とは雲泥の差です。

こんな違いが、30年くらいの間に起きてます。

この違いを理解しましょう。

最新のラジアルフロントタイヤ、良く出来たフロントフォーク、素晴らしいブレーキシステム。
これを生かす乗り方をすればより楽しいライディングが出来ます。

特に昔から乗っているベテランほど、いまだにローソンのようなフォームで最新のラジアルタイヤに乗ってます。

これって、余りにもモッタイナイ。

素晴らしいフロントタイヤの良さを殺してます。

画像が一番嘘を言わないと思います。

いまのライディングのキモは「フロントタイヤを上手く使う」だと思います。

2008/11/03

ポジションの重要性

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昨日のツーリングで、ぴーなっつさんとシートを交換してみました。
ぴーさん号は低いシート。自分のは高いシート。
低いと安定感が増しますが、運動性は若干低下します。
逆に高いと安定感が低下しますが、運動性は上昇します。

要は、バイクの上に数十キロの肉体が乗っているので、それが振り子の重りのような作用をするのですね。

重心から近いと動きにくいが、遠いとフラフラする。

この安定とフラフラの境目が重要です。

ライダーの好みもあるし、方向性の違いもあるので、絶対基準はありません。
ひたすらこの位置を調整して、ベストを探ります。

以前は、ベストポジションと言うのがバイク毎にあるのではと思っていました。

違いますね。

ライダー毎にベストポジションが存在します。

それを探るのも楽しみ。

現状自分のシートだと、運動性向上に振り過ぎてしまい、挙動が不安定です。
やぐらの上に乗ってる感じ。
コーナーで高荷重を掛けてる時は最高なので、レース仕様ならベスト。
以前のニンジャもこれくらい上げてましたので。
富士のような高速コースでは最高でした。

でも。このバイクは公道用。しかも中低速コーナー仕様w。

だから合いません。

理由があるんですね。

もう少し座面を下げて、合わせて行きます。
もしかしたら1回の手直しではベストにならないかも知れません。
それでも、試行錯誤して行こうと思います。

それくらい、ポジションって重要だと思います。

ぴーさんと乗り比べて、ぴーさんのステップの位置も良いなーと思いました。

乗り比べてみて初めて分かる、ポジションの違い。

工夫したり、工作したり、しばらく試行錯誤が続きそうです。

ステッププレート造ったりしてw。
2008/11/02

爽快ツーリング

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今日は道志です。

朝は大垂水峠で6℃。もう冬ですね~寒かった。
ぴーなっつさんと待ち合わせです。今回も2台。

朝日が出て来るまで缶コーヒーで暖まります。

8時位になると、大分お日様が出てきて暖かい。

ぴーなっつさんのポジション改善や、自分のシートを試したり・・・

途中35号を走ってる間に、大分気温が上がりました。15℃くらいかな?

白い犬が突然コーナーの途中に現れ、ひえ~と思いながらブレーキング&回避。
やはり公道は何が起きるか分かりません。
第6感も働かせながら走る必要があります。
注意と、かも知れない運転が必要ですね。

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ぴーなっつ号です。
Kファクのマフラーとキャブセッティングがバッチリで、非常に中低速からトルクが出ます。
こういった峠を走ると、3速オートマでも快走。
やはりマフラーの特性で乗り味も変わります。
これはこれで、非常に興味を惹かれました。
ヨシムラもちょっと集合部が前で、高回転型なのですが、あと5cm位後ろに集合部があれば、トルク
仕様になるかな~と思いつつ。

フロントフォークのセッティングも前回からさらに煮詰められ、非常にダンピングがしっとりします。
真似させて頂きたいと思いますw。

道坂峠を越える頃には日なたは暖かく、快走。
爽快ツーリングです。

お日様を浴びながら走るのはとても気持ち良い。

ぴーなっつさんも今日は最高に調子が良いとのこと。
セッティングが出たバイク、乗り方の工夫で爽快ツーリングですね。

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やはり座面が上がってる為、膝の角度が前回と変わってますね。
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ぴーさんにも乗ってもらったりしながらフィーリングを確かめ、おそらくあと1cm座面を下げる方向で検討中です。
とにかく実走で考えます。
路上がすべて。

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木漏れ日の中、カフェシュウでオヤジ2人がマッタリとランチです。
垣間見えるバイクを見ながらバイク談義。
この時間がたまりません。楽し~

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2台並べてあーでもない、こーでもないといつまでも続くオタク談義。
でも、朝が早かったので、これでもまだ2時位。

20号経由で下道使用、帰宅は3時過ぎでした。
良かった。

帰宅後、ささっとチェーンを洗い、注油。
ゴールドグリッターでスプレーしフキフキ。
さらっとGSFを綺麗にしてガレージにしまう。

このひと時が何とも言えません。
無事これ名馬。
なんだかんだ言って無事に帰宅する事が優先順位NO1です。
レースじゃないので、限界を試すようなことはありません。
あくまでも、「爽快に」走る事が楽しい。
腹8分目位がちょうどよいと思います。