2008/04/30

開発予算の掛け方の功罪

ふと気が付いたので。 昔から、日本車はエンジンは良いけど足回りがダメだ。 ブレーキがダメ。 サスがダメ。 フレームにカネ掛けて無い・・ 色々と言われてきました。 それに引き換え・・ BMWは仕上げは堅実。 ドカティは足回りにお金掛けてる・・・ 色々言われて来ましたね。 確かにそう。 でも、何故だろう・・・ それが最近理解出来て来ました。 それは「開発予算の掛け方の違い」では? 4大国内メーカーどこも似たり寄ったりの組織。 おえらい方の鶴の一声で決まってしまう組織。 ブレーキ、フロントフォーク、リアサス、全部外注ですよね。 自社内製の部品ってエンジンくらいでは? そういった時に、納品金額を決めるのは当然自社優先。 下請け先には価格を叩きますよね。 (当たり前) そうなると、下請けさんは泣く泣く開発予算を削って、安い素材を使って製品を作って利益率を上げていくしかない。 車体メーカーの要求水準はそこまで厳しいと。 そうなると、エンジンにだけたっぷりコストが掛って、周辺の部品とのアンバランスが製品に現れてしまいます。 ちょっと前の日本車はこんな状況だったのでは・・ さすがに、最近はバランスが取れて来たような気もしますが、まだまだ。 ブレーキメーカーや、サスペンションメーカーには余りコストを掛けられていない雰囲気を感じます。 アンバランスなんですよね。 ようやくチタンコートになったり、2種類の減衰調整が出来たりして来ましたが、この辺のまとめ方を熟成して欲しいと。 これはもう経営の上層部の感性なんでしょう。 現場のエンジニアの方々は良く分かってるんでしょうね。 マネジメントの能力の限界点かもしれません。 後は、デザインね。 デザインにお金を掛けてるのか掛けていないのか。 誰がイニシアティブを握って開発をしているのか。 技術開発だけでバイクが売れた時代はとうに過ぎています。 (ハーレーの売れ方が象徴してますよね) 商品のブランド力、人の感性への訴え方が分かって商品開発をしているのか・・・・ この辺が国内メーカーに足りない部分だと思います。 顔が見えない・・・・ これを解決出来たら、日本車はもっと欲しくなるバイクにあふれてくるのでは無いでしょうか・・ 今年はBMW、ドカティ、アプリリア、KTM、トライアンフ・・・ 良いバイク一杯出てますもんね。 それに引き換え国産車は・・・・(涙)
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2008/04/29

シーズンイン!

今日は今シーズン初の奥多摩周遊でした。 ダム脇の駐車場では白バイ、黒バイ(何とGSF!初めて黒バイ見た。)の展示やプロテクター展示、ヒットエアー製エアバックの実演等で賑やかでした。 チェストプロテクターを装着していたので、白バイお姉さんに褒められましたw。 周遊では白バイの4機編隊と遭遇したり、黒バイの走行を目撃したり楽しかったです。 さてGSFは・・・ 今回は、特にフロントタイヤの転がりを感じながら、プロファイルに従ったリーンを心がけました。自然な感じに曲がるイメージ。 路面は良くない周遊ですが、路面温度がちょうど良いので快適に走行出来ます。 (路面温度は多分20℃から30℃程度か) コルサ3のグリップ感はすごく安心出来るので、思い切り前輪に荷重を掛けられます。 グルグル回る。そうグルグル。 立ち上がりは普通に。無理せず。 進入で舵角が良くつくので、バイクが小気味良く旋回して行きます。 軽量なプロペラ戦闘機のような機動性と表現すべきか・・・ 五式戦か?w まったく破たんの無い走りが楽しめました。 ブレーキは・・ いやー、ブレンボみたいw。 レバーの先にまるでピストンがあるかのようなフィーリング。 オイルシールのロールバック加減がレバーに伝わってくるようです。 やはり、パッドの離れが絶品でした。 掛け始めも繊細な感覚が伝わってくるので、コーナー進入に全く不安がありません。 すげー、GSF調子最高かも。 実はちょっとナイショのチューンを施したので、エンジンの回転もきわめてスムーズです。 イヤ楽しいな。 スズキ車3台でまったりツーリング。 仕上げは蕎麦屋「鳩美」でもり&かつ丼w。 往復160km程度のショートツーリングですが、最高のお天気で楽しかったです。 強いて言えば、フロントフォークの減衰かな。 やはりASHの#58を試してみたくなって来た。 気温が高い季節に#58を試して、秋冬に#40とのブレンドを試してみようか・・
2008/04/25

タマシイを込める

最近、バイクを触る際に感じることです。 機械も人間の作ったものだから、人間の手を掛ければ掛けるほど、応えてくれるんだなーと・・・ 子供の頃から工作や機械いじり、メカメカしいものが大好きでズーットその路線の趣味ばかりでしたが、この路線は恐らく一生続くのだろうなーと最近思って来ましたw。 オリジナルでモノを作った事はほとんどないのですが、出来合いの製品でもいろいろと工夫すればより良くなる・・と言う事も学びました。 でもですね・・・ かなり良い年になって来てもまだうずいてるのが、「創作活動」なんですね。 クリエイティブに対する憧れとでも言いますか。 一応高校とか美術部だったりしてるのもあるんですが、何か生み出したいんですね。 何か。 製品なのか、作品なのか、カスタムなのか・・ 何か分かりませんが、生み出してみたい。 自分が今乗っているGSFが次第に自分流のバイクに仕上がっていくと同時に、こういったモチベーションがジワジワ溢れてきています。 こんなオートバイを楽しむには恵まれている日本で、バイクを楽しんで来た20年間。 何か、形にしたいんですね。 何かしたいと思ってます。ワクワク。
2008/04/19

ニッシンキャリパーアルミピストン化!


SN3B0048.jpgさて、先日からテストしていたキャリパーチューン。 答えはアルミピストンです。 ニッシン90mmピッチのキャリパーで可能でした。 純正の鉄製メッキ仕上げ?のピストンでは、シールとの抵抗が強く、揉み出し等でもかなり固いです。 ブレンボとかだと、アルミピストンなので軽くもみ出しが出来ます。 と言う事は、ピストンのロールバックがスムーズになるという事でしょう。 やはり、この推測は当たっていました。 雑誌の記事等では余り触れられていませんが、ブレンボの秘訣ってこの辺にあるのでは? キャリパーの軽量化にも大きく貢献してますね。 これだけ効果の高いチューニングは久しぶりだったので、達成感を味わいました。 純正の鉄製ピストンの表面処理等でこれに迫る事が出来るのかどうか分りませんが、ピストンとオイルシールの摩擦低減効果があれば、相当効果ありそうです。 アルミだとアルマイト?カシマコート?等々の表面摩擦軽減が出来ますね。 自分のピストンにはアルマイト?が掛ってます。 ブレンボと同等だと思います。 いやー深いですね・・・・
2008/04/19

リアのブレンボマスター


SN3B0047.jpgえー、リアステップ(アサカワスピードオリジナル)にはブレンボのリアマスターが装着されてます。 リザーバータンクとマスターを繋ぐホースの付け根からオイル漏れしているみたい。 ここのパッキンとかってあるのかな? Oリングでついてるような簡単な構造だと良いのだけれど。 一度ばらしてみようか・・・ ついでにスイングアーム外して、ベアリングのグリスアップとか・・・ 連休中辺りの作業メニューでしょうか。
2008/04/16

シートも消耗品

GSFのシート。 4年前にサゴウ工芸にて加工済み。 しかしそろそろヘタリ気味。 そう、シートってスポンジの塊なんですよね。 ヘタって当たり前。 それをそのまま放置するのって、メンテ管理上どうかと。 思案中です。 日本人は椅子の文化で無いのも手伝って、シート関係には無頓着な人が多いですよね。 クルマのシートもあんまり良くないし・・ レカロが良いのは当たり前。 純正のシートを良くする方法はあるはず。 その方がコストも安いし、安心。 人間がバイクと触れる部分、ハンドルグリップ、シート、ステップバー等のインターフェイスにもっと気を使ってもいいと思う。 経年劣化がどこに出てくるのかを見極めましょう。 自宅の椅子とか、ソファーとかも消耗品です。 クッション材がと言う事ですよ。 張り替えとか、メンテしましょう。 そうすると新品よりもすわり心地が良くなると思います。
2008/04/15

ART OF TUNE


SN3B0048.jpgアート、オブ、チューン。 アサカワスピードのフレーズ。 チューニングの芸術・・・ 理想だなー 調律(チューニング)をクリエイティブに、芸術的に。 エッセンスをどうくみ取り、理解するのか。 昔「禅とオートバイ修理技術」と言う本があったけど、恐らくそれに通じる世界観。 料理とか、音楽とか、限りなく右脳の世界観。 バイクも限りなく実は右脳の世界の乗り物。 ブレーキだけでここまで変わるのか・・・ たったこれだけの事。 大したことでは無いのかも知れない。 ラップタイムが上がるような話では無いと思う。 でも、確かにフィーリングが変わる。 自分で組み上げたバイクの素晴らしさ。 うーん、いじり甲斐あるぜ。 ふと、「アートオブチューン」と言う言葉が浮かんだので書いてみました。
2008/04/13

キャリパー組み付け


SN3B0046.jpg今日は雨の合間をぬってキャリパーの組み付け&エア抜き。 ブリッジボルトをフォークに取り付けた状態で本締め。 銅ワッシャーを新品にしてキャリパーとブレーキホースを組み込む。 この辺、トルク管理に注意しながら・・・ 余りキツク締めるとボルトが折れます。 ガスケットはそんなにきついトルクで無くても大丈夫。 キャリパー合わせ面のトルクもそんなにきつく無い。(規定トルク) でもしっかり締め込む。良し。 タンクにフルードを満たしてエア抜き。 シャンプーボトルのポンプを用意しておけば良かった。 エア抜きにえらい時間掛る。 次回への反省。 ようやくキャリパーにフルードが回り、タッチが出る。 良し。 今回はキャリパー合わせ面、ブレーキホースとの接合面をばらしたので、その辺のチェックを。 数日間ほっといて、再度チェック&エア抜きをする予定。 そうすると、確認と細かい気泡を抜けるみたい。 押し歩きすると明らかにタッチが良い。 これは試乗が楽しみ。 再度チェックの後、街乗り程度でテスト走行を実施予定。 いきなり攻めると危ないからね。 ブレーキ周りをチェックしていたら、リアのリザーバタンク付近からフルードが滲んでる。 どうやら、純正のタンクとブレンボのマスターのパイプ内径が違う為、その接合部から漏れている様子。 これは、抜本的な対策が必要かと。 なので、リアのリザーバタンクもブレンボにして内径を合わせる予定。 これで、フルード滲みからも解放されるか。 いやー押し歩きでもブレーキが良い感じ。 色々やってみるもんだなー。 でも湿気があるので、フルードには悪い環境。 乾燥してる時に、再度エア抜きしましょう。
2008/04/13

GSF快適化計画その1


SN3B0045.jpg06年の秋にOHしたキャリパー。 初めて自分で分解、清掃しました。 かなり良い感じ。 出来ればマウントボルトとブリッジボルトをベータチタニウム製に交換してみたい。 剛性、タッチが向上するらしい。 実は今回秘密のチューンを実施したのです。 秘密は画像にヒントがあります・・ キャリパー割ってシールをチェックしてみたけど、シール類はまだまだ大丈夫。 ピストンの清掃が効いてるみたいで、汚れも意外なほど少なかったです。 やはり清掃は重要。 ブリッジボルトも意外と簡単に外れました。 これなら自分でもメンテ出来そう。 丁寧に汚れを落としていくと、新品のようにピカピカになりました。嬉しいw。 さて、秘密を入れてみると・・・・ メタルラバーを少量スプレーして組み込む。 おーっ、このスムーズさは!! 純正と全然違うスムーズさ。 表面の抵抗がまったく違う。 メッキとは明らかに違う抵抗の低さ。 もしかしたらブレンボ並みなタッチが実現出来るかも。 純正フォークに無理やりなキャリパーアダプターを付けずに軽量なキャリパーを組む。 この理想が実現した可能性大。 常々、ブレーキの良さはシールとピストンの摩擦抵抗の加減によって左右されると思ってました。 要はピストン側面とシール類が当たる面の動きって事。 シールのロールバックがブレンボは最高です。 何故か?・・・ ひとつの仮説はブレンボのピストンの表面処理です。 オイルシール、ダストシールについては日本製(NOK?)のシールは最高のハズ。 では何故、ブレンボの評判が良いのか・・・ ココなんです。 皆、ブレンボは良いと言う。レースでもブレンボ。 確かにそう思う。自分も使ってて最高でした。 でも、なぜなのか? 理由がハッキリしない。 理由や理屈が分かって気持ち良く走れるのがベスト。 もしかしたら・・と考えていた理由の一つがこれでハッキリするかも知れません。 当然キャリパーの剛性が大事です。 「開かない」キャリパー。最高です。 でも、タッチが良ければ多少効かない(普通の)キャリパーでも最高になるはず。 レースじゃないからね。 レバーをリリースした際のパッドの「離れ」が思う通りにコントロールできること。 これが理想です。 さてさて、これに近づけるのかどうか・・・・ 楽しみです!
2008/04/10

オイル交換のタイミング

そろそろオイル交換の季節。 冬場もチョイ乗り中心で距離は走っていたので、そろそろ。 特に冬は気温差による結露がクランクケース内に発生しやすいそう。 オイルに一番良くない水分混入。 オイルに良くないのは、高温による劣化と水分による劣化。 大まかにこの二つなのだろう。 なので春に交換すると良い感じ。 夏を超えて、高温環境にさらされたオイルをまた秋に交換。 これで年2回。 自分は年間6,000km程度の走行距離を毎年コンスタントに刻んでいるので、ちょうど良い感じ。 もっと走る人、サーキット走る人は当然もっと。 高回転を多用すれば、劣化するのは当たり前。 使用環境、距離、気温、さまざまな条件でオイル管理は変わって当たり前。 これだ、と言う事は言えないと思う。 自分のバイクライフに合わせたオイル管理をすれば、長く楽しめると思う。 今回もタクマインさんの匠10w-50で行きます。 これなら夏、冬通年で行けるかな? ロングタームインプレして行きますね。
2008/04/08

整備のキモって・・・

多分書きだしたらキリが無いかも知れないけど・・ 特に回転する所、動くところがメイン。 フロントブレーキキャリパーピストンの洗浄。 揉み出しが理想だけど、実は中性洗剤でピストン周りを歯ブラシゴシゴシだけでもタッチが良くなる。 ある意味シールにも優しかったりして。 CCIメタルラバー等をスプレー、浸透させておくとピストンの動きも良くなる。 ステムベアリング周り。 グリスアップ。 面倒な場合はチタンスプレーを隙間からプシュ。 それだけでもずいぶん効果あり。 でもグリスが流れるような潤滑剤は駄目。(チタンスプレーは流れない) アクセルグリップ、ブレーキ、クラッチレバーピボット周りの潤滑。 外して洗浄、グリスアップ。 これもチタンスプレー大活躍。流れ出さないのが◎。 チェーン洗浄、(灯油でフキフキ)リンク周り、スイングアームピボット周り洗浄グリスアップ。これも定期的にチタンスプレーを吹くことで作動がスムーズに。 要は動くところの洗浄と潤滑。これにつきます。 こうすると、ノーマルのバイクでもまるでワークスマシンのようにスムーズに動く。 とくに取り回し状態でのスムーズさは絶品。 押し周しで軽いバイクは走ったらもっと軽い。 ブレーキの引きずり、ベアリングの潤滑不足は致命的です。 本当に基本なのだけど、意外と盲点。 自分のバイクを押し歩きしてみたり、左右に取り回して見て下さい。 それでスムーズならOK。 多分、気になるところがひとつかふたつあるはず。 そこを気にして上げましょう。 もっと良くなると思いますよw。
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2008/04/07

バイクにはプロテクターキャンペーン

昨年からヒットエアーのチェストプロテクターを装備してます。 警視庁も大きなキャンペーンを始めているようです。 これなら全面的に賛同出来ますね。 バイクの場合、街乗りでの事故では圧倒的に胸部へのダメージが多いとの事。(もちろん一位は頭です。ヘルメットは当たり前) サーキットでもかなりの確率で肋骨へのダメージがあるのでは無いでしょうか。 知人もろっ骨が折れて肺に刺さり命を落としました・・・ノリックもそうかも知れないですね。 白バイでは全員着用だそうです。 あの青いジャケットの内側にベスト状で装着されているらしい。
04.jpg 自分はコレです。 インナージャケットの内側にベルクロを縫い付けて装着してます。 脊椎パッドはSPIDIのベルト状の奴を愛用してます。 これだけしてると安心です。 しかも運動性には影響無し。 足や手が折れても死にませんが、胴体や首、頭だと致命的です。 最近の米軍も、ヘルメットだけでなく上半身はほとんどボディアーマーで保護してます。 画像のアメリカ兵は胸、脇、背中、肩までをカバーしているアーマーを装着してます。
2006056109714219787_rs.jpg アングロサクソンはこの辺抜かりが無いです。 イスラエルとか、米軍の装備には「抜かり無さ」がありますね。参考になります。 安全・・・たまには真面目に考えたいですね。 交通安全週間だしw。