安全は誰が担保するのか?
さらに思うことあるので・・
一般的に日本人は安全を他者に依存している。
ようは、国とか警察とか、会社とか、社会とか・・
確かに、欧米でもそうだけど、もっと身近な
安全確保(交通、子供、レジャー)等の安全は
自分で確保する文化がある。
ニュージーランドでも高校の送り迎えに親がクルマ
で来るのは普通だし、スクールバスも安全確保の
為に普通に使用されている。
バイク乗りも、気の効いた人はオレンジの蛍光
ベストしている人も多い。(工事現場のヤツね)
レジャーでも自分で保険に入ったり、安全を
自分で担保しようとしている人が多い。
翻って日本人はどうか。
何か事件があると、監督責任を取る事にばかり
熱中し、肝心の当事者の責任についてはアヤフヤに
なる事が多い。
それは、普段安全を他者に担保させている為に、
自分での意識が低い事に他ならない。
そういう文化の人々に公道レースの文化を理解
してもらえるのかどうかだろう。
自分の危険は自分で担保するのがレース。
当然、環境整備して、バイクも整備し、装具も
きちんとして出来るだけのパッシブセイフティに
注力した上で、危険なスポーツに挑む。
まるで、エベレスト登頂の登山家と同じ程度の
生命の危険を賭してまでも、公道レースに臨む
のだ。
その意気込みが参加者にあるのか?
主催者にあるのか?
それをきちんと周知徹底し、危険を管理する事を
マネジメント出来るのかどうか?
その辺の議論が必要だと思う。
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