まめしばGS1000&TMRでニンジャ&FCRを思い出した

いまだ興奮冷めやらぬ感じです。
他の方々のインプレを拝見するにつけ、深い満足感を味わっております。
バイクシーズンの終盤に、一番の楽しい時期を過ごすことが出来てうれしいです。
今日は、まめしばGS1000に乗った際に感じたことを書きたいと思います。
GS1000とTMRの組み合わせは初めてだったのですが、強烈なレスポンスはさすがレーシングキャブです。
完璧にセッティングされたTMRは、どこからでも鋭い加速とトルク感を味わうことが出来ます。
しかも、トラクションを常に感じることが出来る・・・
これに乗りながら、以前自分がある意味人生を賭けてチューニングしていたニンジャを思い出していました。

トップガンを見てから憧れて、21歳で手に入れたGPZ750R。その後、900Rを買い足し、エンジンを載せ変えたり、色々といじっていました。
結局、エンジンはオーバーヒートで3機目のエンジンを手に入れて、宮崎のウィリーにてカスタム。
オートポリスのワンツーフェスティバルで草レースに没頭していました。
転勤で関東に戻ってからは、アサカワスピードにお世話になり、引き続きレース三昧。
富士スピードウェイのクラブマンロードレースや、鈴鹿サーキットでのニンジャワンメイクに参加していました。

おかげさまで、富士では8耐常連の国際ライダーがネイキッド(CB1000SF)で記録したレコードタイムである1分47秒の3秒落ちの1分50秒台までニンジャで詰める事が出来、当時はSSを1コーナーのブレーキングで抜き去ることが楽しみでした。
そう、草レースに没頭していた時期をまめしばGS1000&TMRは思い出させてくれました。
当時は大金を投じて、日本を代表するプロフェッショナルであるウィリーの富永さんや浅川さんにチューニングをお願いし、当然ながら相当なレベルのマシンに仕上げてもらっていました。
たぶん累計でマンション1軒買えるくらいの投資はしたと思います・・
ある意味、これほど恵まれた環境でレースが出来たのは自分のバイク人生において、2度と無いような貴重な経験です。
しかし、まめしば号含めて最近自分のバイクに感じることは、当時を軽く凌駕するレベル感です。
一体、これは何だろうか・・・
あらゆる領域を突き詰め、公道を走るためにしつこくチューニングしたバイク達は、大枚叩いた草レーサーを超えた仕上がりです。
自分自身の向上もあると思いますが、それ以上に仲間であるまめしばさん達との情報交換がここまで凄いものであるのだと、改めて衝撃を受けています。
日本を代表するプロのレベルに近い、いやそれを凌駕するレベルの仕上がりのバイクを生み出す素地とは一体なんでしょうか?
やはり、インターネットを介した緻密な情報の連携や、アイデアを創出する言わば合脳とでも言うべき、アイデアの合流。
色々な分野のノウハウを現実に共有出来る環境は今まではありませんでした。
でも、最近は、本当に大事な情報を共有することが出来ます。
これを有効に活用できることで、素晴らしい仕上がりのオートバイが増えて来ました。
非常に喜ばしいことです。
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