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2010/10/26

まめしばGS1000&TMRでニンジャ&FCRを思い出した

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いまだ興奮冷めやらぬ感じです。
他の方々のインプレを拝見するにつけ、深い満足感を味わっております。
バイクシーズンの終盤に、一番の楽しい時期を過ごすことが出来てうれしいです。
今日は、まめしばGS1000に乗った際に感じたことを書きたいと思います。

GS1000とTMRの組み合わせは初めてだったのですが、強烈なレスポンスはさすがレーシングキャブです。
完璧にセッティングされたTMRは、どこからでも鋭い加速とトルク感を味わうことが出来ます。
しかも、トラクションを常に感じることが出来る・・・

これに乗りながら、以前自分がある意味人生を賭けてチューニングしていたニンジャを思い出していました。

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トップガンを見てから憧れて、21歳で手に入れたGPZ750R。その後、900Rを買い足し、エンジンを載せ変えたり、色々といじっていました。
結局、エンジンはオーバーヒートで3機目のエンジンを手に入れて、宮崎のウィリーにてカスタム。
オートポリスのワンツーフェスティバルで草レースに没頭していました。

転勤で関東に戻ってからは、アサカワスピードにお世話になり、引き続きレース三昧。
富士スピードウェイのクラブマンロードレースや、鈴鹿サーキットでのニンジャワンメイクに参加していました。

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おかげさまで、富士では8耐常連の国際ライダーがネイキッド(CB1000SF)で記録したレコードタイムである1分47秒の3秒落ちの1分50秒台までニンジャで詰める事が出来、当時はSSを1コーナーのブレーキングで抜き去ることが楽しみでした。

そう、草レースに没頭していた時期をまめしばGS1000&TMRは思い出させてくれました。

当時は大金を投じて、日本を代表するプロフェッショナルであるウィリーの富永さんや浅川さんにチューニングをお願いし、当然ながら相当なレベルのマシンに仕上げてもらっていました。
たぶん累計でマンション1軒買えるくらいの投資はしたと思います・・
ある意味、これほど恵まれた環境でレースが出来たのは自分のバイク人生において、2度と無いような貴重な経験です。


しかし、まめしば号含めて最近自分のバイクに感じることは、当時を軽く凌駕するレベル感です。

一体、これは何だろうか・・・

あらゆる領域を突き詰め、公道を走るためにしつこくチューニングしたバイク達は、大枚叩いた草レーサーを超えた仕上がりです。

自分自身の向上もあると思いますが、それ以上に仲間であるまめしばさん達との情報交換がここまで凄いものであるのだと、改めて衝撃を受けています。

日本を代表するプロのレベルに近い、いやそれを凌駕するレベルの仕上がりのバイクを生み出す素地とは一体なんでしょうか?

やはり、インターネットを介した緻密な情報の連携や、アイデアを創出する言わば合脳とでも言うべき、アイデアの合流。

色々な分野のノウハウを現実に共有出来る環境は今まではありませんでした。

でも、最近は、本当に大事な情報を共有することが出来ます。

これを有効に活用できることで、素晴らしい仕上がりのオートバイが増えて来ました。

非常に喜ばしいことです。





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2009/03/14

フロント16インチの良さ

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懐かしい一枚が出て来ました。

96年頃、まだウィリーにお世話になる直前の一枚です。
鹿児島の錦江湾、向こうに見えるのは桜島ですw
当時はトップガンカラーだったんですよ。
もちろん、トップガンの影響ですw。
しかもMA1、A2ジャケット持ってましたw。
影響され易い性格ですw。

この頃は、フロント16インチ、リアは、ZRX400のリアホイールを流用して150のラジアルが履けるようにしていました。

タイヤはミシェランTX11、15。当時のハイグリップラジアルですね。
これ以上はスリックしか無いと言われていました。

キャブはミクニのTM38。重いスロットルに泣かされながらも、アチコチツーリングしたものです。

お約束のツキギアレーテデクスター、アルミのサブフレーム(装飾用w)、当時気に入っていたロッキードの対向2ポットです。
フロントブレーキのマスターは勿論RC30用。ド定番ですねw。

バックステップもツキギ用だったかと思います。ツキギが好きだったんですね、すっかり忘れていました・・・・

フォークスプリングはWPのプログレッシブ、オイルもWPの10番でした。
リアはオーリンズの18インチ用。
まあ、当時はこんなもんです。情報も無かったし・・・

この、フロント16、リア18インチ仕様のニンジャが公道では一番楽しかった記憶があります。

この後、キャブをFCRに変更し、国内用900Rのエンジンに換装した後は、とっても良くなりました。

ウィリーの冨永さんに教わりながら、少しずつ修正を加えながら走り込んで行きました。

しかし、ある日オートポリスを走ってからが運の尽き、一気に前後17インチラジアル、サーキット仕様に変貌を遂げて行きますw。

宮崎から日南海岸を南下し、鹿児島の内之浦辺りまで3台で行ったツーリング、今でも覚えてます。
CB750FとTRX850が一緒でした。あの頃は楽しかったな~
おにぎりを持って行って皆で食べたのが良い思い出です。

今、もしニンジャに乗るなら、フロントはともかく、リアは間違いなく18インチですね。
150サイズ位のタイヤが一番公道では扱い易いと思います。

現在のロードスポーツでは前後17インチがデフォルトになってしまっていますが、まだまだ18インチタイヤの良さが見直されても良いと思います。

サイズさえあれば、フロント16インチのニンジャ、また乗って見たいですね~
2009/01/20

懐かしい1枚

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自宅のPCに入っていた懐かしい1枚。
2002年の夏、鈴鹿東コースですね。
ルーツザレースのニンジャワンメイクです。

逆バンクへの進入です。
当時は、まだまだローソン乗りを目指していたのでこんな感じですw。
頭がステムの上ですよね~
フロントが外を向いてる感じ。アンダーステア状態ですねw。
カントがついてないのでこんな感じになります。
本当はもっとフロントに頭を持って行けばフロントタイヤに荷重が掛かって良いんですが・・
当時はそこまで知識が無く・・・

この当時のニンジャは最高の仕上がりでして、本当に乗れていた感じを味わってました。
R1000よりも全然仕上がりが良かったな~

左右の切り返しとか、重いニンジャをエイッと倒しこむフィーリングがたまりません。

いつかまた乗ってみたい1台ですね・・・・
2008/05/23

ニンジャ人気・・・なのか?

昨日だけで、ニンジャ系でアクセスされた方が20名・・・ とっくにニンジャ系のコンテンツは過去のものだと思ってましたがとんでもない。 まだまだ大人気なんですねー ニンジャも20年選手だし、これからレジェンドになって行くのでしょうか・・ 自分的には、フロント17インチ、リア18インチ辺りの細いタイヤでスタイル良く走ってみたいです。 昔、フロント16インチ、リア18インチ(4Jのホイール)の走りが一番鋭かった記憶があります。 前後17インチだと、体重移動しないと曲がらないバイクになってしまいました。 まあ、レーサーでしたからそれで良かったのですが・・ あの長いホイールベースだと18インチがスッキリして良さそう。 Z系もそうですが、自分的には今乗るなら18インチですね。 特にリアは。 150/70/18くらいが一番良さげ。 フロントは120/70/17でも良いと思う。 やはりバイクはバランスです。
2005/09/21

ニンジャ


20050921cfb5099d.JPGしかし、検索でこのサイトを訪問する方の非常に 多くが、「ニンジャ」系だ。 未だに圧倒的な人気があるのね。 イジリ甲斐があるのは最高だと思うし。 そんなわけで、一枚。
2005/09/09

アクセス増感謝!


200509092fbb9122.JPGなんと毎日のアクセス数270を突破! いつも見て頂いて有難うございます。 検索のキーワードではニンジャ系が圧倒的。 やはり人気あるのね・・・ ニンジャ系のチューニングならちょっと詳しいので、 今後もツラツラ書いて行こうと思う。 でも、現在は手元に無いので残念。 宮崎のウィリーが今度出す、スイングアームピボット 周りを変更したフルカスタムバイクが楽しみ。 アレは、色々と縁があって・・・(この後オフレコ) ニンジャのキモは、スイングアーム周りの剛性だ。 自分も散々考えたが、ウィリーが今度作ったフレーム が理想だと思う。 ピボット位置を17インチ用に変更しているので、 乗り味は最高だろう。 ノーマルのピボット位置では、富士の100Rの 様な荷重の掛かるコーナーだと、サスが途中で 突っ張ってしまうが、恐らくウィリーのフレーム ではそれが解消していると思う。 素晴らしい構造だ。 一度、試乗してみたいなあ。 多分、その機会があると思うので、このブログでも 紹介してみたいと思う。 うーん、楽しみ楽しみ・・・・
2005/08/27

ニンジャのフレーム性能


2005082761327d94.jpg富士のような高速コーナーの連続するキツイコース でも、フレーム強化したニンジャはキッチリ走ってくれた。 宮崎のウィリーでお願いした、ステアリングヘッド周り やピボット部の補強が抜群に効き、スイングアーム や三つ又のワンオフパーツも相まって、リッタースポーツ に負けない操縦性を備えていた。 その時の良いイメージをずっと持っている。 今はアルミフレームのR1000でサーキットを 走っているが、走っているときのフィーリングの 良さは今でもニンジャが上だ。 やはり、剛性が必要な部分はガッチリと、フレーム でもしなやかさが必要な部分はしなってくれるのが、 操縦性を高めてくれるのだと思う。 そういう意味で、R1000のクロモリトラスフレーム 化は魅力のあるアイデアだ。 外装も変えたいが、コスト的には当初は無改造で 互換性のあるフレームにしてみたい。 スポンドンとか、ハリスのようにヨーロッパや アメリカではフレームビルダーが多い。 車検の関係で今までは日本では少なかったが、 これからはオリジナリティを大切にした フレームビルダーが生まれてくるだろう。 そういった小メーカーをプロデュースして行くのも 面白いかもしれない。 バイクもドンドン、オジサンの趣味になりつつある (自分的には大歓迎)ので、コストが掛かっても 良い物を求める人々がもっと増えるはず。 オートバイは何十年も楽しめる趣味であるべきだ。
2005/08/26

クロモリフレームとアルミフレーム


2005082664c5666a.JPG自分がバイクを作りたいと思う動機の一つが、 「フレームはクロモリ」だと思っている事。 以前、ウィリーで「セガーレ」と言うイタリアの マシンを見て「コレだ!」と思った事がある。 CBR900のエンジンにクロモリフレームの イタリアンバイク。 日本では猫も杓子もアルミフレームだけど、 自転車好きな人には良く分かるだろうが、フレーム のしなりがクロモリにはあって、大変扱いやすい。 ドカティが曲がりやすいのもフレームのしなりが 効果的に活用されているからだ。 メーカーがアルミにこだわるのは、生産性が高く、 コストダウン出来、結果的に収益性(粗利)が 確保出来るから。 未だに弁当箱のようなアルミフレームには馴染めない。 ディメンションは今時のバイクでも構わないので、 ステアリングヘッド周りと、スイングアームピボット 周辺の剛性を上げて、クロモリのフレームを作成 すれば、相当面白いバイクになるだろう。 そうか、自分のR1000で試せば良いのか? R1000のフレーム、完全互換性のクロモリ フレームとかあったら良いなあ。 互換性があれば、後のパーツはそのまま移植出来るし。 自転車の世界では一般的なように、パーツ間の互換性 があれば、いろんな組み合わせが楽しめて、バイクも もっと面白くなると思う。 メーカーからの押し付け的な価値観だけでは、本当に 楽しめないと思う。 自分なりに、自分の乗りたいバイクに乗るのが一番だ。
2005/08/04

ニンジャのチューニングメニュー


20050804bd20803f.jpg最終的なニンジャの仕様を記録しておこう。 フレーム関係 ・ウィリーにて補強数箇所(ヘッド部、ピボット部) ・クロモリパイプにてアンダーフレームワンオフ ・ウィリー製スイングアーム(通常サイズ目の字) ・ウィリー製ステム(オフセット35mm) ・ウィリー製バックステップキット ・ホンダビッグ1用43mmフロントフォーク ・ウィズミー製フォークダンパーキット ・ダイマグ5.5ホイール ・クワンタムリアサス ・ウィリー製リンクキット ・ブレンボラジアルポンプマスター ・ブレンボキャスト4ポット ・サンスター製320mmフロントディスク ・ブレンボジャパン製キャリパーサポート ・スズキ純正リアキャリパー ・トマゼリ製レーシンググリップ 外装 ・スプレイハウス製アッパーカウル(レース用加工) ・河名シートにてスプレーハウス製シートをカスタム ・Aテック製FRPサイドカバー ・スクリーンクラフト製レーシングスクリーン エンジン ・ヨシムラST1カムシャフト ・SOHCエンジニアリング製鋳造ピストン(958cc) ・ポート研磨 ・カムシャフト、ピストンのパウダー加工(ワンオフ) ・FCR37キャブレター ・アクティブ製ビッグラジエター ・ヨシムラ機械曲げチタンサイクロン(テールパイプワンオフ) ・アクティブ製ハイスロ ・レジーナチェーン こんなもんかな?順次編集予定
2005/08/03

カワサキGPZ900R ニンジャ改


ninja12002年まで、愛機だったニンジャ。 徹底的にいじって、自分仕様にして乗っていた。 これだけいじったので、悔いは無い。 特にエンジン、フレームのバランスが取れて、 アサカワスピードでサスセッティングをしてからは 、まるで自分の手足のように動いて、まさに愛機だった。 今は手元に無いが、本当に良い思い出だ。 フレームも補強、スイングアーム、ステムもウィリー でワンオフしてもらい、富士の高速コーナーでも GSXR1000とかR1とかについて行けた。 富士でニンジャで走っているバイクは本当に少なくて 少数派だったけど、その分楽しめたなあ・・・ いつかは、復活させて見たいバイクだ。