スイングアームピボットは嘘を付かない

昨日、まめしば号の余りの直進性に刺激を受けて、アライメントを取りなおそうと思いました。
しばらくサボっていたせいで、最近アライメントを取っていません。
タイヤ交換、チェーン交換後でもあり、この機会に取りなおします。
今回は、簡易GMDとして、ホイールベースも測定します。
方法は簡単。画像の通り。
内径をアクスルシャフト内径やスイングアームピボットシャフトの内径に合わせたパイプを通して、その区間をメジャーで測定するだけです。
真鍮パイプの方が良いですね。アルミは歪みますw。
まあ、やらないよりましなのでテストです。
意外と正確に測定出来ると思います。お試しください。
GSFのホイールベースは1435mmです。ちなみにABSモデルは30mm長い1465mmです。
スイングアームがK6バンディットと同じロングスイングアームなんですね。
さて、我がGSFは・・・
左右揃えた時点でパイプの外外で1440mmでした。
恐らく2本のパイプの半径分大きい数値が出ています。
なので、ほぼ規定値だと言えますね。
1434mm程度だと思います。
これはリアスプロケが45丁での数値なので、このチェーンのまま44丁に変更した場合、どの位ホイールベースが長くなるか楽しみです。
その内試してみます。

スイングーアームピボットに刺したアルミのパイプが若干歪んでますが、それ以外はキレイに揃っていますね。
ステップバーも真っ直ぐ。
気持ちが良いです。

ちなみに修正前の左右両サイドのリアアクスル~ピボット間の距離は
右 541mm
左 544mm
でした。
がーん、左右で3mmの差があります。
ちなみにフロントアクスルとピボット間の距離は・・・
左右均等で
916mm
でした。(当然フロントホイールは正確に直進を向かせています)
フレーム修正時にも言えますが、キモはスイングアームピボットです。
ここだけは嘘を付かない。
いわゆるディメンションのキモだと言う事です。
バイクのアライメントはスイングアームピボットが基準だと言えます。
ここが歪んでいたら、そのフレームはアウトでしょう。
余程酷い転倒でも無い限り、この辺が歪む事は無いそうです。
数値からいっても、GSFのスイングアーム長はフロントアクスル~ピボット間に比べて随分短い気がしますね。
バンディットでアーム長が延長されたのも納得です。
チェーンラインを合わせる為に、チェーンの遊び調整と合わせて色々やってみました。
結果的に左右の距離が542mmで揃いました。


アクスルの穴径が左右で違う為、ガムテープやセロテープで内径に合わせるのがコツです。
そうするとパイプがガタつかず、正確に測定出来ます。
パイプの半径分多く数値が出ますが、左右の違いが正確に出れば良いので無問題です。
これ、かなり正確に愛車のアライメントが出るので是非とも試してみて下さい。
必要なのは、径のあったパイプ3本と手間だけですので!
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