静電気チューンの実態
ひさびさの投稿です。
やはりネタが溜まるとどこかに書いておかないと収まらないので、復活しますw。
やはりネタが溜まるとどこかに書いておかないと収まらないので、復活しますw。

最近話題の静電気チューンですが、絶賛テスト中です。
トヨタが純正でアルミテープを採用し、一気に話題になりましたが、実際の効果はどうなんでしょう?
アルミテープも半年ほど、車やバイクでテストしてますが、天下のトヨタさんが採用するレベルでの効果は間違いなくあるという感じです。
車体や人体に付加される静電気を正確に測定して、その影響を可視化して分析できる技術は今の所無さそうで、トヨタでも実験での体感値で採用を決めた経緯もあるようですね。
車体や人体に付加される静電気を正確に測定して、その影響を可視化して分析できる技術は今の所無さそうで、トヨタでも実験での体感値で採用を決めた経緯もあるようですね。
車では、特にステアリングコラム下(実態はステアリングシャフトからドライブシャフト辺りまでを含むと思われる)の除電は相当効果を感じました。接地感抜群です。お勧めします。
そして、バイクでは一番効果あると感じてるのがキャブのインシュレーターです。
原理は、よく考えれば理科の知識でも十分理解出来るのですが、静電気が混合気の流速度を阻害している、と言う極めてシンプルな原理だと思われます。
スベスベの机の上に、プラスチックの下敷きをうっかり載せてしまうと、ピッタリ張り付いて中々剥がれないで困った事は多いと思います。
それがインシュレーター内部で起きている、という訳です。
それを花弁状のパーツが除電していると言う事だと思います。
その効果ですが、エンジン始動時からアクセル開度の低開度から中開度までのフィーリングが抜群に良くなります。
恐らくパワーも増してると思いますが、どちらかと言うとトラクションの改善に効果を感じます。
驚いたのはエンジンが冷えていても、セル一発でエンジンが始動する事です。
FCRなので、アクセルを一捻りして加速ポンプからガソリンを吹き出すのですが、その際にインシュレーターから燃焼室までの間で、今までは静電気でガソリンが壁にへばり付いていたのが、静電気を除電した事で空気とガソリンが効率的に混ざっている、と言う事だと思います。
これはかなり体感出来るのでお勧めです。
ただ、この辺の改善度合いは当然キャブセッティングや整備がきちんと行われている事が大前提です。
ポン付けで良くなるのはあくまでも、完全整備されたバイクでだけだと思います。
90点くらいのレベルにあるバイクが、95点になって嬉しい、と言う事なので、50点や60点のバイクなら、まずそれを80点や90点にあげる方が先ですよね。
その辺を理解して行うべきチューニングでしょう。
それだけ、いかに基本整備が重要か、と言う事です。
魔法のように、なんでも良くなる訳ではありません。
他にも色々と試してますが、その辺はおいおい書いていこうと思います。
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