
先日もご紹介しましたが、ロードライダー誌で紹介されたので、改めてインプレを・・・・
今回、フロントフォークピンチボルト2本、ステム固定ボルト4本、トップブリッジ固定ボルト2本。合計8本をチタンに変更しました。

目的はただ一つ。「軽量化」ではありません。
チタンボルトの高剛性、高張力の応力を活用したズバリ「フロントの高剛性化」ですw。
詳細は
ベータチタニウムさんのブログをご参照ください。
僕も正直半信半疑でしたので、先日峠を一回りして来ました。
いつもの県道35号線でいつもの道坂峠です。
ココは2速で一気に駆け上り、駆け降りるサスのテストには結構楽しい峠です。
当然、下りではブレーキを引きずりながら、フロントに応力が掛ります。
それがですよ・・・
まるで、ラインがタイヤ1本分内側になるような回り込みです。
なんだ?
これが、「フォークが歪まない」と言う事なのか・・・・
フロントからの情報が非常にダイレクトに感じられると同時に、ハンドリングが鋭くなっています。
ダルな感じはありません。
当然、同時に装着したハンドルポストをリジッド化するキットの効果もあるのでしょうが、それにしても良く曲がります。
そう「良く曲がる」
バイクにとってこれ以上良い事があるでしょうか?
僕は、ウィリー製のアルミ削り出しステムセットを
ニンジャでも、
R1000でも使用した経験があり、その高剛性さは十分味わっています。
また、その剛性が如何にストレートエンドでのフルブレーキングでの武器になるかも良く分かっているつもりです。
(富士の旧コースでさんざん味わいましたw)
だから、フロント周りの剛性アップには非常に興味があり、いつかやってみようと思ってましたが、まさかチタンボルトでそれが実現出来るとは・・・・
特にブレーキを残しながら、ターンインする時の気持ち良さは最高です。
しょぼい純正のステムが、まるで削り出しのような剛性感を味わわせてくれます。
64チタンの持つ、高張力な威力を味わいました。
これなら、キャリパーマウント、キャリパーブリッジボルト、ディスク固定ボルト周りへの効果も十分想像できます。
いやー楽しい。