2009/02/13

道具の使い方に見える文化の違い

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昨日のエントリーからつらつら考えてました。

日本人が得意な道具の使い方・・・

包丁で言うと、文化包丁でほとんどの作業をします。

西洋だと数種類の包丁を使い分け。

家のインテリアも、畳の部屋ですべてをまかなう日本に対して、目的別の部屋がたくさんある西洋。

やはり、西洋は適材適所。

日本は汎用性の高い道具を作る。

志向の違いなのでしょう。

日本人ってTPOに合わせるって意外と苦手だったりしますね。

こういう事なんだろう・・・と思います。

もちろん、目的別にちゃんと作りこまれた機能はすごく好きです。

単純な機能美と言うか・・・

しかし、日本人の琴線に触れるモノって何だろう?と思いだしました。

古くはカワサキのZ、ニンジャ、CB750・・・

大ヒットしたゼファー、現在売れてるCB1300・・・

やはり、汎用性の高いモデルに人気が集まってたりしますね。

大多数のライダーに取ってみれば、汎用性の高いモノが好まれるのでしょう。

タバコを買いにも行けるし、長距離ツーリングも楽、峠も楽しめる・・・と盛り沢山なバランスを取っていく。

やはり、この辺に行きつくのでしょうね。

確かに、自分も普通に乗るには今のGSFのセッティングが非常に気に入っており、サーキットや高速コーナーに対応するレートの高いスプリングや、減衰の向上には躊躇しております。

そういう事かもしれないですね。

普通の日本人ライダーの使用範囲って、ほとんど似通ってますよね。

狭い路地を抜けて幹線道路に入り、若干の渋滞をすり抜けしながらインター経由高速へ。
高速でもたまに渋滞をすり抜けながら、峠へ。
峠で気持ち良く走ってから、また渋滞の街乗りへ。

結構、乗る環境としたらハードな訳です。

疲れないセッティングって大切だと思います。

すべてが上記のような環境ではありませんが、やはりあらゆる状況に対応するセッティングのバイクに自分は乗りたいと思います。

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2009/02/12

カワサキバイクマガジン

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現在発売されているカワサキバイクマガジンに、カワサキ開発陣のインタビューが載っていました。

やはり、日本人の為の仕様と銘打って、色んなセッティングが変更されているようです。

特に共感したのが、サスペンションも体重の軽い日本人に合わせて、ストローク量が使いきれるように再セッティングした・・と言う下り。

まあ、逆に言うと今まではポジションもサスも、国内のベストセッティングでは無かったと言う事なんですが・・・

メーカーの人は、今まで国内での評価がメインのバイク造りが出来ていなかったんだ・・と実感しました。

大変ですよね、輸出メインのビジネスですから、国内マーケット向けの商品はどうしても適当になってしまう・・・

恐らく歴史上ほとんど例の無い、狭い国内マーケット専用モデルのビッグバイク・・・

ポジションも、サスも出力特性も、日本の道に合わせて作りこまれてるそうです。

確かに、わざわざ吸気バルブ径を小さくするとか、よほど中低速にこだわったセッティングを目指したのでしょうね。

こういうバイクはサーキットは走らせず、ツーリング、街乗り、峠でのスポーツライディングに絞って乗った方が絶対に楽しいはず。

自分がGSFで目指している仕様を、カワサキがメーカーで仕上げてきた感じがしてすごく共感出来ました。

開発コンセプトの中で、こういうバイクは「お箸」なんだという表現があり、納得。

西洋だと、フォークは掴む、ナイフは切る、スプーンはすくうと言う単機能の商品作りが得意。

そういうモノつくり文化な訳です。

でも、日本では「お箸」、いわゆる何でも使える汎用性の高い志向でモノを作るんですね。

なるほどと思いました。

なので、日本人は1台のバイクでいろいろな事をしたがる。

西洋人は、レースはレーサー、ツーリングはツアラーとはっきり道具を使い分けている。

日本文化と西洋文化の違いで、開発も異なる訳です。

結構スッキリ説明出来ますね。

ニンジャでサーキット走りたい、ツーリングもしたい・・と言うのは日本的なパッションだと言う訳ですw。

GSFもきわめて汎用性の高い道具ではあるので、高荷重域での操作性だけ犠牲にすれば、街乗り、峠、ツーリング全てに対応出来るセッティングになりました。

公道とサーキットでは明らかに仕様は異なりますが、公道での使用に限って絞り込めば、かなり汎用性の高いオートバイが造りこめるのでしょう。

でも、これが普通のモノ作りだと思います。

植民地みたいに、自分たちが使う道具では無い物を誰かの為に作り続けて行くより、自分たちの為に良い物を作りこんでいく。

これって、当たり前だと思いませんか?

工業的な自給自足経済っていうのも、アリだと思うのです。

グローバル経済から多極主義経済に展開していく中で、新たなモノ作りへの志向を決断して行かなければいけない産業界。

こういう共感が得られる製品を生み出すべき!と強く思います。

結果的に、それが改めて海外マーケットでの評価を生み出すと思います。

人の顔色ばかり伺っていてモノを作らずに、自分が欲しいと思うものを作りこむ。

そうすると、他の人にもその思いが伝わって広がっていく。

こういう事なんだろうと思いますね~
2009/02/06

カワサキに熱望したい

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ふと思ったので。

ダエグ、作れるんだから、ニンジャの17インチリニューアル版も作れるはず。

と、言うか絶対そっちの方が売れると思う。

ニンジャを降りてしまったベテランライダー達って、ものすごい数がいると思うのです。

ダエグのデザインイメージで、現代のニンジャを出したらどうなってしまうのだろう?

ちょっと思っただけで、すごくドキドキして来ました!

モノサス、ダイアモンドフレーム、重心を下げたエンジン搭載位置、そして良く分からんステップ周りww
そして、えらの張ったカウル、シートカウル、そしてペットネーム「ニンジャ」の復活!!

皆さんどうですか?

いや、今のカワサキならやるかもしれない!
2009/02/05

カワサキダエグDAEGが意味するもの

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カワサキダエグDAEGのインプレが各紙を賑わせてますね。

乗りやすいとか、良く出来ているとか・・

自分も一度試乗してみようと思います。

国内専用開発を謳っているだけあり、セッティングやポジションは日本人仕様。

リアサスもバリアブルレートでリンクサス的な動きをするようです。レイダウンもしているし。

カワサキのエンジニアのインタビューを興味深く読んでいました。

皆さん口を揃えて、「国内専用だから、やりたいことが出来た」と言われています。

こだわって作りこんだんですね。

何故だろう?と思いませんか?

まあ、カワサキに限らず日本のバイクを作ってるのはほとんど日本人ですし、日本に住んでる人が多いですね。

ところが、日本で生産されるビッグバイクの90%以上は輸出されてしまい、日本人が使用する台数は4%程度だと言われています。

商売で輸出するんですから、メインマーケットである海外の人向けの仕様になります。
当然です。

車重やデザイン、ポジション、サスセッティング、すべてが海外のユーザーの為の物です。

国内仕様と言われてるバイク達も、ポジションやセッティングは輸出仕様のままです。

デザインなどは、わざわざ海外の代理店とかに見せて、海外のユーザーのマーケティングをしてる訳です。

自分はずーっと、日本製のバイクに違和感を感じていました。

中途半端。デザインが・・・

日本に住んでいるアジア人が海外のユーザーの為に輸出してるバイク。

あくせく働いて、自分の国の人達のモノで無いものを作っている。

これって、植民地と一緒では?と思います。

アメリカだって、ドイツだって、イタリアだって、自国民が好むようなデザインのバイクを作っています。

それを輸出しているだけ。

それが、海外で人気になるわけですね。

だったら、日本仕様を日本のバイクだ、文句あるか!と言って日本の文化を輸出すれば良いわけです。

それを、長年輸出仕様しか作れなかった日本のバイクメーカーがおそらく歴史上初めて、海外市場を気にしないビッグバイクを作り上げました。

これって、思っている以上にエポックメイキングな事なんです。

奥山清行氏とお会いした際に、同じようなお話になったことを振り返りました。

自分の国の文化を誇りを持って海外に売り込めば良いんです。

付け焼刃的な、海外に迎合したデザインなんていらない。

日本人は日本人らしいデザインで勝負する。

似非海外デザインみたいなのはいらない。

このダエグはそういう事を想起させました。

自分がバイク造りにまさに望んでいる事をカワサキのエンジニアはやり遂げたと思います。

確かに、完全ではないかもしれません。

でも、日本人が日本市場の為に、日本人のライダーの為に作りこんだ史上初のビッグバイク、として歴史に名を残すオートバイになると思います。

このような視点で、是非バイクを取り巻く世界観を考えてみていただきたいと思います。

日本のモノ造りの、今後の方向性を大きく示唆する出来事だと感慨にふけっております。

こういうのがやりたかったんですよ。

日本人の為に作ったバイクに乗りませんか?

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2009/01/31

樹脂の経年劣化

バイクに使用される樹脂は経年劣化しますよね。

こんな記事があり、参考になりました。

スチールやアルミで構成されるバイクの中で、経年劣化がどうしても避けられないものに樹脂パーツがあります。

タイヤやオイルシール、ダストシールはゴム、ガスケット類もゴムの奴は劣化しますよね。
この辺は定期交換部品として規定されてます。

ビニールコーティングされているプラグコードや、メインハーネスも長い目で見れば定期交換すべきと言っても良いでしょう。

あとは樹脂関係・・・

そう外装パーツですよね。

GSFはABS樹脂でカウルやシートカウル、フェンダーが構成されています。

それ自体には不満はないのですが、経年劣化に対してどうすべきか・・と言うテーマがあります。

ABSも経年劣化が進み、脆くなって割れたりしますよね。
自分もシートカウルのステーが折れたり、見えない場所が割れてきました。
補修すればまだ使用できますが、何かこの辺を改善出来ないのか・・・

経年劣化しない樹脂は存在しないんでしょうね。

FRPやウェットカーボンも樹脂なので、時間が経てば劣化します。

ドライカーボンもウェットカーボンも樹脂・・・

石油系の樹脂パーツの宿命なのでしょう。

何か、この辺を埋める画期的な素材は無いのでしょうか・・・

まあ、安パイとしては定期交換が間違い無いのでしょう。

ABSパーツの新品に交換するのがやはり確実かと。

ABSとFRP、どちらが耐久性、対候性に優れてるのでしょうね・・・
2009/01/18

メーカーとユーザー

以前、あるメーカーの人の話を偶然耳にした事があります。

最近のスポーツバイクのリアタイヤ、公道なら190サイズはいらない。

でも、太いタイヤで無いと見栄えが悪くてユーザーが買ってくれない(とメーカーが思っている)ので太くするしかない。
タイヤメーカーも本当は190までは不要だと思ってる・・・

といった内容です。

その方の個人的な意見なのか、メーカー全体を表しているのかは分かりません。

でも、何となく業界全体の雰囲気を表しているような気がしました。

メーカーとしても良いものを作って行きたいと思ってるはず。

でも、売れるモノ、ユーザーに受けるモノを作ろうとしていると、次第に方向性が・・・

4輪のセダンからミニバンの流れもそうですが、時代に合わせようとする余りに、メーカー毎の個性が無くなって行く・・・

必要以上のマーケティングによって、どこのメーカーも同じようなバイクになって行く・・・

ユーザーが望んでいるモノを生み出すのも重要ですが、こう言ったモノを作りたい!と言うパッションが伝わってくるモノ・・・

そういったモノを見てみたいと思います。

ユーザーとしても、メーカーがこう言ってるんだから間違い無い・・と言う盲信をせず、また、頭から否定する事も無く、その製品の開発経緯を良く理解し、道具としてのバイクを使いこなす事を考えて行く事が大事なんでしょう。

良く自分が言う、サスのセッティングにしても、海外がメインマーケットのビッグバイクにおいて、ちゃんと日本仕様の足回りの設定があるのか?とか、スプリングレートはどういうライダー向けなのか?とか・・・果たしてそのバイクは自分の走るステージに合った仕様なんだろうか?とか・・・
そういう基本的な情報をメーカーが開示したり、ユーザーが望んだりする事が必要だと思うのです。

例えば、メーカーが体重別、身長別、ステージ別にサスの仕様を提示して、その使用に合わせて出荷するとか、ある意味当たり前なんじゃないかと思うんですよ。

洋服のサイズとか、自転車のフレームサイズとかと同じ選択肢があって良いと思います。

何もそこまで・・と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、自転車でさえ色んなフレームサイズが選べるんですよね。

何故バイクにはそれが無いんだろうと思いませんか?

誰にでも合うフレームサイズって無いと思うんですよ。

ママチャリなら分かりますが、バイクにもフレームサイズがあっても良いんじゃないだろうかと思います。

何かママチャリと同じでフレームのサイズが選べないって嫌ですよね。

自分は、自分に合ったフレームサイズのオートバイに乗りたいですね。

そういう意味で言うと、GSFのフレームサイズは丁度良いと思います。

コンパクトですし、足つきも満足出来るレベル・・・

日本車や、BMW,ドカやハーレー等、色んなメーカーのフレームが自分の体のサイズに合っているか等の議論を聞いた事がありませんが、もっとそういった議論が起きても良いと思います。

ポジションって突き詰めるとフレームのサイズに行きつくと思うんですよ。

ライディングに重要なのはポジションなので、そういう意味で言うと理想のポジションは理想のフレームサイズ。
自分にそのフレームがサイズ的に合っているのか・・

こう言う事だと思います。

ちょっと濃すぎるかも知れませんが、スポーツ自転車の世界では当たり前なんです。

同じ2輪車だから、こう言う議論があっても良いんじゃないだろうか?と言うお話ですので、ドン引きしないで下さいねw。




2009/01/16

工業デザインとGSF

バイクやクルマ、パソコンやデジカメ、携帯電話・・・

我々の身の回りにあるものは工業製品です。

工場で作ってますよね。

あらゆる人達が、一生懸命作った製品達です。

その製品がどのように作られて来たのかを振り返って見るのも面白いと思います。

究極の工業製品って言うと、「兵器」があります。

お金に糸目を付けずに開発する新兵器・・

飛行機などもその一種ですし、エンジンも兵器開発の分野で一気に発達して来ました。

その是非について語ってもキリがありませんが、その工業デザインについては非常に惹かれるものがあります。

そう、カタチに惹かれるんですね。

日本刀で人を切りたいと思う人は少ないでしょうが、日本刀を眺めてみたり持って見たいと言う人は多いでしょう。
それと同じ感覚だと思います。
今は昔の3ない運動とかって、秀吉の時代の刀狩りと同じくらいアホらしい事でしたよね。
今、伸び伸びとバイクに乗れてとても幸せです。

自分はプラモ少年、しかもタミヤ35分の1戦車シリーズで育ってきたので、特に陸戦兵器に興味があります。

小火器だと、グロックとかコルトガバメントとかのデザインが好きです。

ドイツ製のアサルトライフル(H&K社のG3やG36)等も好きです。

戦車だと、第2次大戦時のドイツ戦車全般と、今絶好調に評判の悪いイスラエルのメルカバ。

工業デザインとしてみたら、本当に良く練られてるデザインだと思います。(その行動は別として)

今日はグロックとコルトガバメントについて語って見たいと思います。
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グロックは新世代のハンドガンとして、極めて合理的に出来ています。

ポリマーフレームを使った軽量で信頼性の高い性能がウリです。

オーストリア製のシンプルで、虚飾を排したデザインが気に入ってます。

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方やコルトガバメント。

なんと米軍に正式採用されたのが1911年。約100年前ですが、未だに現役です。

機械製品が最前線で100年ほとんどモデルチェンジしていないって恐ろしい事だと思います。

数々の戦闘を潜り抜けた信頼性はダントツです。

バイクに例えるとスーパーカブ並みかも。

それ位信頼性の高いハンドガンです。

この新世代、旧世代の代表の2機種。

どちらも、シンプル且つ信頼性の高い道具です。

そこでGSFですよw。

さんざん大量生産された油冷エンジン。

一説によると80万基近い生産台数だそうです。
スズキのドル箱エンジンですよね。

散々元を取ったエンジンをボアアップし、シンプルなフレームに搭載したシンプルバイク。

虚飾を排した道具の様なバイク。

イタリアンバイクのような色気は一切ありません。

その無駄の無い、道具的なデザインに惹かれてるのかも知れないな~と思ってます。

少々不格好でも、道具としてみれば非常に味のあるデザイン。

上記のグロック、ガバメントと何か共通するものを感じております。

信頼性抜群、故障も少ないし、手足の様に使える頼もしい道具・・・

こう言うのが好みなんですよね~
2008/12/10

手段と目的を履き違えるな!

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すいません、刺激的な表題ですが(汗)・・

新型GTRはポルシェの持つニュルブルクリンクのラップタイムを超えると言うのが開発目標だったそうです。

それは、達成されました・・・

が。

ああなってしまった訳です。
まあ、レーサーレプリカみたいなものですね。

それが良いか悪いかは別として・・・

日本人の教育の成果かどうか分かりませんが、手段と目的をすぐ履き違えてしまうケースって多いと思います。
自制をこめてですが・・・

つい、こうするぞ!と決めて目標にまい進して行くと、気がついたら当初の目標では無くて、途中の手段に集中してしまい、いつのまにか迷走・・・って事がありませんか?

なんか、GTRもそうなってしまった気がしてなりません・・・

新型のフェアレディZを見ていてそう思いました。

「スカイラインも初期型を彷彿とさせたら良かったのに・・・」

主観です。あくまでも主観なので。

ニュルを最速で走る事の為に、あらゆる手持ちの手段(技術)を使い、その目標は見事達成されました。
「機械」としての性能にはだれも文句を言いません。
GT選手権でも勝てるマシンです。

ゴーンさんからは褒められたかも知れません。

でも。

当初の目標をいつのまにか見失っていませんか?

スカイライン「GTR」の復活では無いのでしょうか?

デザインコンセプトを傑出させる日産の目玉では無いのでしょうか?

何故そうなってしまったのか・・・

日本人(だけじゃ無いかもしれないけど)チームが血眼になってポルシェを追っかけてるうちに余裕がなくなっていたのかも知れません。

なんか、もの作りってそうじゃないと思うのです。

何かを越えようとして頑張ってる内は、その超えるもの以上には絶対にならない。

無心に作ってると、いつの間にか超えている。

他者からの評価では無くて、自分の価値基準を創造していく・・・

この立ち位置に立たない限り、日本のモノ造り(近代ね)は脱皮しないでしょう。

タイヤと言い、クルマと言い、もちろんバイクもですが、何かこの辺に大きなヒントがあるような気がしてなりません。
2008/09/20

素材

40代位のおじさん達だと、80年代バイクブーム時代にあった「アルミ信仰」的なものが記憶にあると思う。 アルミフレーム、アルミホイール、軽量! ってな感じ。 そのあとは、マグに行ったりチタンに行ったり・・・ 日本メーカーがアルミフレーム一辺倒になったのってこれ以降。 左脳的なセンスで行くと、軽量で剛性が確保できるんだからアルミで作るのは当たり前・・・・ でも、経年劣化は? 振動吸収性は? 乗り味は? ・・・・・ この辺は、左脳的な分析だけでは絶対にわからない部分。 俯瞰して物を見てみると分かると思うのだけど。 軽くて速くて、タイムが出るバイク・・・ これはもう限界に来ていると思う。 味があるバイクが欲しい。 90年代にゼファーが出た際の時代感にも少し似た感じが出てきてる気がする。 あの時も批判されたな・・・ 時代錯誤だと。 確かに2本ショックは余り意味がないと思うけど、スタイルとか乗り味は今のネイキッドの基準を作ったバイクだ。 ゼファーって実はエポックメイキングなバイクなのだ。 技術一辺倒、合理性一辺倒の日本車に風穴を開けたバイク・・・ その「味」の部分を如何に表現するか・・・ 鉄には鉄の良さ、アルミの良さ、チタンの良さ、クロモリの良さ。 それを適材適所に使い分ける必要がある。 そこに工夫の余地があったり、表現のオリジナル性が出たりする。 何かを横睨みで眺めながら、左右を見回して、周囲を気にしながらでは無く、オリジナル。 そこに創造する楽しみがあるんだと思う。
2008/09/03

モデルチェンジの功罪

ものすごく気に行っていた製品がモデルチェンジすると、陳腐化してしまって嫌になる・・・ そう言う経験をした方は多いと思う。 近代の大量生産、大量消費社会では当たり前だった。 でも。 これからはそうでも無いんでは? 皮ジャンとかも、10年位は普通に使うし。 そう、ヒョウドウさんもちょっとモデルチェンジのスパンが短い気がする。 もう少し練って、定番化しないとファンが逃げそうな懸念が・・・ でもグラブやブーツはさすがに消耗するけど。 (ブーツはもう10年か・・そろそろ寿命) 携帯もそうだけど、モデルチェンジまでの時期をわざと短くするのは罪だと思う。 クルマやバイクも同じ。客を逆に逃す事になる。 性能を求めて頻繁にモデルチェンジするのはレーサーだけで良いのでは無いだろうか・・ 所有欲を刺激する製品が出ないのはこの辺に原因があると思う。 「どうせすぐ型遅れさ・・・」と思っちゃうし。 それに乗っかってしまっている業界も同罪。 同じ製品を製品寿命まで楽しく、満足して使用し続けられるような時代がもうすぐ来る気がする。 ずっと使っていて気に入ってるモノ達・・・ ・ダナーライト(もう5年目) ・フィンコンフォート(ドイツ製)の皮靴4足(6年目) ・セイコーダイバーズウォッチ(17年目、グランドセイコーと同じ職人さんにOHしてもらった) ・GSFw(5年目) ・クシタニブーツ(10年目) ・ゴートスキン製A2フライトジャケット(17年目、お気に入り) ・ドイツ、ゾリンゲン製フォールディングナイフ(30年目!小学生の時買った。すごく切れ味が良い) ざっとこんな感じ。ド定番のモノが多い。 学生時代はモノマガジンの編集のバイトしてたりしたので、どうもこの頃身に付いた習性らしい。 定番なモノを愛着を持ってメンテしながら使い続ける。 こういうモノが欲しいなあ・・・