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2009/05/17

見て学ぶ

実はライディングでも、整備でも、セッティングでも、一番効果的な上達方法は「見て学ぶ」だと思います。

幸いな事に、自分は宮崎のウィリーやアサカワスピードで散々ワンオフパーツ製作の現場や、整備の状況、セッティングの出し方等を「見て学んで」来ました。

まさに門前の小僧状態です。

忙しそうに作業している冨永さんや浅川さんの邪魔にならないように、ソーッとそばに立ちながら飽きもせずに食い入るようにその動きを眺める。

料理人の修行でも、理髪師の修行でも弟子はずーっと師匠の動きを見ているだけです。

だれも教えてはくれません。
いや、教えてもらっても身に付かないような気がします。

全ては「見て学ぶ」に尽きます。

自分の場合、目や耳、匂いや雰囲気を肌で感じる事が出来たからこそ、色んなやり方が身に付いてきたのでは無いだろうかと考えてます。

仕事も趣味もそういう意味では一緒です。「生き様」ですね。

やはり「その道のプロ」と一緒に過ごした時間があれば、その間に「見て学ぶ」。

その経験が長くても短くても、自分の身になっている事が後から理解出来ます。

ライディングもそう。一緒に走る事で上手い人はどの様に走っているのかを観察し、体験します。

そうすると、次第に自分にもそれが身に付いて来ます。

そのスタンスがとても大切。

謙虚に且つ遠慮無く、観察しながら学んでいきたいですね。

まだまだ先人に学ぶべき事が沢山ありますが、いつも実践で学んでいきたいと考えます。
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コメント

非公開コメント

まったく同感です。
整備の技術はプロがいるし、自分で出来る範囲など選択肢はたくさんあります。

しかし、ライディングは自分ひとりだけ。(単車という語源のひとつ)身代わりがいない、手抜きも向上心も自分次第ですからね。サーキットはその典型ですけど公道(ツーリング)も同じなので上手くて事故らいないひとの秘訣って随所にあるんですよね。

つるりんさんの初期のものはこの辺も力が入っていたのでまた展開されることを期待します!



オイラの友人は大阪でBMWに乗ってますが
見た目は遣れてるな~、の感じですが
走る、曲がる、止まるの整備は完璧です!
(Toyotaの一級整備士でバイク好き。)
整備もバイクに対する愛着ですよね~♪

(オイラは破壊がメインですが!)

>kenさん
一人前に乗れて、単車!!
今の私は半車ですね~♪
又、遊んで下さい♪♪

kenさん
そうですね~以前はもっと語っていたような気がしますね。
ちょっと書いてみますね。

ASPCAさん
ちょっとヤレていても、抜群に乗り易いバイクを目指しております。
使いこまれた兵器のような、今でも現役のF4EJファントムのようなバイクが理想ですねw。

何故??と思える心、試してみる事、それを目指す創意工夫がその人の糧になり、失敗が無ければ、成功も無いと考えます。

ASPCAさんは、人生経験豊富でお話聞くたびにいつも感服いたしますよ。

BMWつながりで、ヘンタイ=オートバイ乗りをわかりやすく解説してくれるここ楽しいですよ。
読み返すたびにオレのことじゃんってw

http://www.virginbmw.com/enjoy/question/

>kenさん
サイト拝見しました!
ライダーの心理を点いてますね♪

プロの手際良さって勉強になるしワクワクしますね。

ニンジャ腰上分解映像のコレもそそります。多少ラフな外し方してますがw


http://web-lockon.jp/movie/custamparts/index.html

メンバー登録必要ですが、カスタム&パーツのコーナーにあります。一見の価値あります。

あんやんさん

創意工夫、良い言葉ですね。まめしばさんのブログを拝見していると日々痛感します。

kenさん

コレ、笑えますねw。

ASPCAさん

バイク乗りの生態、道の駅や亀石で見かける通りですねw

kenさん
お~これ時間があったら拝見してみます!

整備

お久しぶりです。
5/23、忍者のキャリパーをOH中です。
6potだけあって大変です。
いつも面倒くさがってバイク屋に任せますが、たまたまよそ様のOH作業を横目で見てたら、ピストンのパッド接触部分の汚れはそのまま(清掃後、磨いてはいましたが・・・)で組みつけているの見ました。
摺動部ではないので、たぶん性能に左右する事はなさそうですが、ピカピカにしてほしいものです。
どっか(ココでしたっけ?)のサイトで見たのですが、海外で車の整備をしている日本人が目に触れない部分までも磨いているのを見て、現地の人が「なぜ?」と質問したそうです。
その日本人は、答えられなかったそうです。
これこそがメイドインジャパン。と書いてありました。
ピストンの組み付けを行っているメカがこの事を知ってたら、そのまま組み付けるでしょうか?
決められた工数で作業をする事を義務付けされているメカには厳しいかもしれませんが、仕事に対するスタンスはこうでありたいものですね。
今、爪と割り箸でピストンの汚れを落としている最中です。

ミヤサキさん
確かにプロの方は合理性を優先すると思うので、そういう部分に目をつぶるのは理解出来ます。
なので、オーナーが愛着をもってしつこくメンテするのが流行ってるのでは無いでしょうか?
おそらくプロに頼めば相当な金額になるけど、自分がヒマを見つけてしつこくやればタダ。
その気の掛け方が仕上がりを決めるのではと思います。
「神は細部に宿る」と言いますが、自分もそうありたいと思います。